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ダイエットはガマンじゃない【私のダイエット歴】

一般的なダイエット知識に対するイメージ
「ダイエット」というと、何が思い浮かぶでしょうか。

思いつくのは、ほとんどが「ガマン」「食べちゃいけない」「イヤなことを我慢して続けないと痩せない」などというネガティブなイメージかもしれません。

「ダイエットはガマンや無理をしなければ成果が出ない」と思っていませんか?

ダイエットの失敗例でよくあるのは、「低カロリー食に満足できずストレスが溜まった」「ガマンした分を次の食事でたくさん食べてしまった」「食べないことが続いて、ついに爆発して暴飲暴食へ走った」など。本能を無視したガマンが過食の原因になっています。

実は、ダイエット中こそ「食べたい時に食べる」「無理をしない」「縛られない」を意識することが大切なのです。『体質改善ダイエット』は、カラダが慣れてくれば自然とカロリー調整や栄養バランス調整ができるようになっていきます。はじめから無理な制限を自分に強いることは、ダイエットに失敗するワナなのです。


私のダイエット歴

巷には、様々なダイエット論があふれています。「一品ダイエット」「食べない」「エクササイズ系DVD」「低インスリン」「低糖類ダイエット」などなど。良いと言われるものはすぐ手を出してきました。

私の過去のダイエット歴をご紹介します。
面倒で続かない、ツラくて続かない、痩せない、痩せたけど体調崩すなど、失敗も成功も、合う合わないも様々でした。


◎食べないダイエット

やたらと食事制限したり、絶食したりするダイエット法は、一時的な結果を出すことはできても、その後にリバウンドという恐ろしい状況が待っています。
カラダは、食物が入ってこないと「飢餓状態にある」と判断して、何とか元の状態に戻そうとします。これはカラダが健康な証拠でもあると言えるのですが、これがダイエットの後にリバウンドする原因です。

「糖質・脂質抜きダイエット」
内容⇨徹底的に糖質脂質をしてみました。本で見たのですが、その本には一週間と書いてありました。すぐに3kg落ちましたが、結局元に戻るのが怖くてその生活を半年間ダラダラと続けてしまいました。
体重もいい感じに落ち、リバウンドもしませんでした。
結果⇨だんだんと意識はもうろうとしてきて、お肌はひどい吹き出物だらけでボロボロ。その後、数年間肌荒れに悩まされました。また、食べれるものが限られ、家で家族と食事するにも常に自分だけ別メニューでした。また、外食が基本的に出来ないので、人付き合いができません。


◎ガマンするダイエット

食事制限などのガマンが必要なダイエットは、ストレスの原因となり、あとで過食してしまい、減量どころか増量してしまうことが多くあります。どんなにムリをしても、あとで戻ってしまうなら、せっかくの努力の意味がなくなってしまいます。

「おやつ食べないダイエット」
内容⇨人生で初めてしたダイエットです。小五でした。周りのこと比べて足が太いなと悩んでいた時期です。明確には覚えていませんが、半年ぐらい続けました。
結果⇨痩せるけどリバウンドがすごいです。大人になって何度か挑戦しましたが、その後の反動が凄いです。やっぱり好きなものはガマンすべきでないです。

「デトックススープダイエット」
内容⇨「玉ねぎ、にんじんに塩胡椒を入れてお湯をかけ、仕上げにオリーブオイルをかけると、簡単デトックススープ!」というのを本か雑誌かで見かけてやってみました。一週間、昼食はそれとフランスパン半分でした。
結果⇨体重は変わりませんでした。それどころか、胃腸が強くないので、反生玉ねぎで胃を痛めてしまい、痩せるどころではありません。
おいしくないと気持ちも沈み、一週間ランチタイムがただただ苦痛でした。


◎短期集中ダイエット

1週間に1kgのダイエットは、1か月では4kg以上、1年では50kg(!)ということはなく、カラダが痩せられる限度というのがあります。短期間で大きな成果を出すことは、カラダの原理からするとあまり理にかなっていません。

カラダにとっては「このままだとキケンだ」と思い、これ以上減らないようにとブレーキをします。これがダイエットの停滞期です。

「短い期間ならガマンできる」と思いがちですが、カラダにとっては長期的に戦った方が理にかなっているようです。

「にんじんりんごジュースダイエット」
「ダイエット食一週間セット」

内容⇨どちらも置き換えるダイエットです。ジュース一缶だったり、かなり少なめの食事だったりと、お腹が空いているのをひたすらガマンでした。でも、どちらもお金がかかっているので、それが抑止力となりがんばれます。
結果⇨体重は1〜2kgくらいは減りました。またよぶんに食べていないせいか、胃腸の調子は良くなりました。ただ、終わって普通の食事に戻したとたん、何事もなかったかのようにカラダも普通に戻ります。短期集中だからガマンはしますが、きませんでした。


◎運動ダイエット

発奮して運動を始めてみたものの、「すごい筋肉痛になった」「忙しくて時間が取れない」「思ったよりキツかった」「疲れて続かない」「家族が邪魔してできない」「道具を買わないとできない」「意外とうるさくて恥ずかしい」「カラダを痛めた」「思ったより成果が出なかった」ということが起きやすく、難しいものです。

「朝ウォーキングダイエット」
内容⇨毎朝5時から7時まで、2時間少し早歩きで市内をひたすら歩きました。毎日汗びっしょりになって、始めは辛かったものの、だんだんカラダの調子が良くなって春に始め2、3カ月は続きました。
結果⇨始めた頃は7時でも薄暗いくらいでしたが、だんだんと温かい季節になり、日差しが強くなり、「このままだとシミだらけになる」と思いやめました。また雨の日は悶々とします。

「加圧トレーニング」
内容⇨ジムで加圧のパーソナルトレーニングを受けていました。マッチョ専門トレーニングだったので、その他筋トレマシーンも併用していました。
結果⇨体重も落ちましたし、何よりカラダが引き締まり、カラダが真っ直ぐになり今まで履けなかったヒールの靴が履けるようになりました。コリもすごく取れました。ただ週2日のペースで通わないといけなかったので、半年は続きましたが、その先は続きませんでした。

このように、極端なダイエットや孤独なダイエットは、一時的な結果は出ても、それを日常生活で習慣にするのは苦しく難しいものです。その点、ちょっとの努力は受け入れやすく、慣れることができます。

成功するダイエットのコツはそのあたりにあるのではないかと思います。


リバウンドのヒミツ

もし、一般的なダイエットで5kgのダイエットに成功したとします。
ムリをしてガマンする「食べないダイエット」をした場合、5kg痩せたとしても、脂肪だけでなく筋肉まで落ちてしまいます。

すると、筋肉は脂肪よりも重いので、体重が減っても脂肪はそれほど減らず、体型はあまり変わらないのです。しかも、「食べない」ダイエットの場合は、カラダに必要な栄養素が不足してしまうので、とても不健康です。脳に必要な栄養素が足りなくなってイライラもします。これでは仕事や家事も非効率になってしまいます。

さらに、無理に食事を減らして一時的に痩せたとしても、ダイエットをやめると前よりもさらに太ってしまうのです。これがリバウンドです。


リバウンドのメカニズム

短期的に食事を減らして体重を落とした場合、実は、脂肪だけでなく、筋肉までが一緒に落ちてしまいます。脂肪を燃焼してくれる筋肉が減ると、基礎代謝が下がってしまい、前よりも太りやすくなってしまうのです。だから、ガマンに嫌気がさして食事の量を戻すと、ダイエットする前よりも太ってしまうのです。

これが、リバウンドが起こる理由です。
ダイエットに成功するには、筋肉を落とさないことがポイントなのです。


理想のダイエットとは⁉︎

出来そうなことだけを習慣にして、
『脂肪だけで3kg痩せる』ということです。

3食しっかり食べても、カラダが重くならず、食べ過ぎたとしても2キロ以上は増えず、次の日調整すればすぐに戻る。そんな「10歳若い軽いカラダ」をつくることです。
しかも、このくらいの維持なら、とてもラクに、ムリなく続けられます。

たくさんの方を見ていて感じるのは、「ガマンし続けるダイエットは長続きしない」ということです。一時的には痩せますが、元の食事に戻すと、すぐにリバウンドしてしまいます。

『脂肪だけで3kg痩せる』と、

1 筋肉は脂肪よりも重いので、脂肪だけで3kg痩せたら、想像以上に体型がスリムになる!

2 脂肪を燃やしてくれる筋肉が減らないので、痩せやすいカラダになる!

『脂肪だけで3kg痩せる』ことができたら、あなたは、痩せ体質を手に入れたことになるのです。

でも、「たったの3kg?」と思ったかもしれません。でも、脂肪だけを3kg落とせたら、大きく体型が変わるのです!

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