皆さんのお気に入りドローンは?
ドローンの世界にようこそ、どうもこんにちは!
ドローンBusiness研究所ヒロユキです。
こちらのnoteでは、ドローンに関わる様々な情報を発信していきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
こちらをご覧いただいた皆さんは、少なからずドローンに興味を持たれた方だと思います。
その皆さんの中でも、今「あのドローン欲しいな」と、お考えであったり、過去に利用された機体で、「あのドローンは最高だったな」ってお思いの方もいらしゃると思います。
しかし、今回はそこを差し置いて、私ヒロユキの思いをこのnoteに残しておきます。
ですから、「ヒロユキの思い?そんなの興味ないよー」という方は次回のnoteをお楽しみにお待ちください。
私が思うドローン名機
早速ですが、私が知る中でのドローンの名機は「Phantomシリーズ」です。
何故かというと、初めてドローンに触れたのがPhantom4だったからです。
当時は既に数々のドローンが世の中にありましたが、ドローン事業を始めようと講習を受けた際の機体がPhantomだった事が多分に影響しているかと思います。
始めてドローンに触れた感動と緊張感。
そして、その風貌や独特の音、そして何よりも安全かつ高度な飛行が初めての私にも体験できる点に驚きを感じたことを覚えています。
そしてATTIモードに切り替えた途端、強風の中で空を飛ばす凧のようにコントロールが効かなくなるその体験。
自分の所有するPhantom4でさえ、未だに緊張を以って飛行させている自分がいます。
そんなPhantomシリーズは、空撮ドローンの世界での名声を博しています。
その卓越した性能と革新的な機能により、空撮はもちろんの事、プロフェッショナルのニーズにも応え続けていました。
世界で絶賛されてきたであろうPhantomですが、2023年7月現在、生産終了から時が過ぎ、Phantom4ですらサポートの終了が公表されております。
ここからは、Phantomシリーズの歴史について振り返ってみましょう。
Phantomシリーズの歴史
Phantomシリーズはコンシューマ(一般消費者向け)向けモデルとして息の長いモデルです。
Phantom4となってからは、産業機の代替にもなるような機能が追加され、趣味での飛行や業務での用途など、様々なユーザーの声に答えてきたというのも長く愛される機体の要素なのだと考えます。
現在そのポジションとして“Mavicシリーズ“が、その大役を引き継いだように見えます。
以下に発売した年と機体概要を一覧にしてみました。
どう、移り変わってきたのかごゆっくりとお楽しみください。
2023年6月現在、DJIの下記サイトでスペック詳細もご確認可能となっています。
次はそのPhantomシリーズのブランディングを見ていきましょう。
Phantomシリーズのブランディング
ここではPhantomシリーズの性能や特徴について、個人な見解でみていきたいと思います。
1:性能
1.1 カメラ性能: DJI Phantomシリーズは、優れたカメラ性能を誇ります。
Phantom後期モデルからは、4Kの動画撮影が可能であり、クリアで高品質な映像を提供可能としています。
ジンバル機能が搭載されており、風や振動による揺れを補正することで、高速や低速飛行時にも安定したブレの少ない映像を撮影することができます。
1.2 飛行性能: Phantomシリーズのドローンは、優れた安全性の高い飛行性能を誇ります。
GPS機能や高度制御システムにより、安定した飛行が可能であり、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。
中期モデルからは、下方のビジョンセンサーをはじめ複数のセンサーによる障害物回避機能も搭載されており、飛行中の安全性を更に向上させます。
1.3 飛行時間: Phantomシリーズのドローンは、長時間の飛行が可能です。
おおよそ、20分以上の飛行時間を提供しています。これはDJIのバッテリーであるインテリジェント・フライト・バッテリーが独自の管理システムを備えており、バッテリーの寿命を最大限に延ばすための最適な充電と放電を自動的に制御しているからです。
これにより広範囲の飛行エリアをカバーすることや、長時間の撮影を安心して行うことでパイロットのストレス軽減にも貢献しています。
2:特徴
2.1 信頼性と耐久性: DJI Phantomシリーズは、その優れた信頼性と安定した構造で人気を得ています。
DJIは世界的なドローンメーカーであり、高品質な製品とサポートを提供しています。
Phantomシリーズは、様々な状況に耐える能力を持ち、プロユースの求める環境下での使用にも耐えることができます。
2.2 ユーザーフレンドリーな操作性:Phantomシリーズは、使いやすいインターフェイスと直感的な操作性を備えています。
初心者でも簡単に扱えるように設計されており、飛行や撮影のための基本的な機能が簡単にアクセスできます。これはDJIが提供するGO4などのアプリケーションを使用することで、より高度な設定や制御が可能です。
2.3 豊富な機能と拡張性: Phantomシリーズは、多くの追加機能と拡張性を提供しています。
一部モデルでは、追加のセンサーやカメラレンズ、RTK、充実した飛行モードなど、これらにより様々な撮影ニーズに合わせた機体の選択が可能です。
3: 市場でのポジション
3.1 高価格: DJI Phantomシリーズは、その高性能と信頼性に見合った価格設定となっています。
高度な技術と最新の機能を組み合わせて、他の売れ筋製品に比べてやや高価です。これは、安全性や操作性に妥協をしない姿勢の表れだと考えます。
3.2 大きさと携帯性: Phantomシリーズのドローンは、かなり重い傾向があります。
そのため、旅行や旅行時の携帯性には気軽に携行できず躊躇してしまします。コンパクトさが重要な場合は、Phantomシリーズより小型のモデルを検討する必要があります。
しかし、本体中央部から四方へ延びるアーム部分は、華麗な曲線で構成された造形美で、Phantomユーザーの所有意欲を高めてくれています。
総評: DJI Phantomシリーズは、その卓越した性能と革新的な機能により、空撮・業務利用のドローン市場で頂点に立っていました。
優れたカメラ性能、飛行安定性、長時間の飛行時間など、多くのメリットがその選ばれる理由です。
現在の高性能なドローン製品と比較すると、当たり前の性能では無いか?と思われる事でしょうが、Phantomシリーズがドローンシーンに築いた功績は高く評価されて良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
Phantomというドローンって、今となってはプロペラ音もうるさく、コンシューマ向けとしては大柄な旧世代のドローンというイメージの方も多かったのではないでしょうか。
最近では、登録講習機関の練習機としても活躍していて、その機体に触れる機会を持った方もいらっしゃるかと思います。
ですからスクールの機体とのイメージもあるのでは。
しかし、Phantomというドローンは、空撮を楽しむという目的だけでなく、多岐にわたる産業に活用されドローンの性能向上を牽引してきた名機だと私は信じてやみません。
DJIの次世代機でも、このように思える機体が現れることを期待し応援しています。
それでは、またお会いしましょう!
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