電池が可動するXシャーシ
現在作成中の電池が可動するシャーシ構造の概要紹介です.
冒頭のつぶやきは現在試作中のシャーシの画像で,「マスダンパーX」や「バッテリーマスダン」などと呼ばれる構造になります.
これらの構造は着地の衝撃吸収効果を電池が動くことで実現しようとしたもので,調べた限りでは2007年頃には考案されていた構造のようです.その後,可動軸の位置やシャーシのカットライン,スイッチの処理など様々なアプローチで製作されてきた構造になります.
下記のつぶやきはその一例です.
私が調べた限りではこの方のように,電池周りは切り取られ,外側のフレームのみでシャーシを支えるような構造が一般的でした.そのため,シャーシの剛性は低くくなりがちだったため,このあたりを改善しようと思って試作したのが冒頭の画像になります.
この構成だとシャーシ本体への肉抜きはスイッチ周りだけですので剛性は通常のものから極端に低くなることもなく,駆動周りの改造などもこれまで通りのものが使えそうです.
追記(2020/06/04):追加加工をして組み立ててみました.こんな感じでスイッチ側が浮いて衝撃を吸収します.
おまけ
下記のつぶやきは以前試作してみたものです.シャーシの素材なども関係あるかもしれないですが,横方向とピッチ方向のが剛性がかなり低かったです.
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