海外リーグでバレーボールをする意味!?

選手でもない一ファンが偉そうな題名で書いてみたい。

2019の初動会見で石川選手が「個の力を強くします」と言ったことが未だに忘れられない。

2019年の最大の目標に、ワールドカップバレー2019があり、最初の段階のミーティングで中垣内監督はベスト8を目指すと言ったけれど、石川選手、柳田選手が「メダルを目指す」と目標を変えたという話は、結構有名な話。

じゃあ、石川選手、柳田選手は現実不可能な目標を立てたのだろうか?


私はそれは違うと思う。なぜなら、2018/2019シーズン、石川選手はイタリアセリエAで、柳田選手はポーランド一部リーグでスタメンとして活躍している。

ということは、彼らはイタリア、ポーランドという世界最高峰の舞台で過ごし、チームメートとコミュニケーションでは概ね困らない生活を送っていたわけなので、欧州ではワールドカップバレー2019よりも、東京オリンピック大陸間の最終予選や、欧州選手権の方が意味合いが強いということを知っていたのだと思う。

すなわち、欧州選手権の翌週に開幕するワールドカップバレー2019には、欧州の各国はいわゆる一軍の選手を送り込んでくることはないとわかっていたのではないか。
(実際、ベストメンバーで臨んだのは、アメリカ、ブラジルのみ)

リーグで各国の代表選手レベルの人たちと試合を重ねてきた二人、さらに彼らは、2015年から日本代表の主力としてチームに所属していたわけで、日本代表の選手のレベルというのも、よくわかっている。とすれば、彼ら二人が「メダルを目標にする」としたのは、すごく説得力があったのではないかと思う。


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