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20240210(80日目)「改善策は気を付けます、頑張ります」の一歩先を導くサンドバックは社内にいますか?

このマガジンは、大阪府枚方市をキーステーションに、全国展開する文化エヴァンジェリスト(伝道師)会社として独立することを考えている私(中小企業診断士2024年1次やり直し組)が、ミッションである「365日おもしろいを生み出す」を実現するために、記事を上げていってみようと思います。。
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さて、80日目のテーマは、「「改善策は気を付けます、頑張ります」の一歩先を導くサンドバックは社内にいますか?」です。

昔あった、出荷場のトラブルとその対策

私は、前職、大阪は八尾の中規模のメーカーに勤めておりまして、生産管理と物流部門におりました。
物流の量は多い少ないはありますが、一日に出荷する量は段ボールにして500箱から多いときは1000箱ぐらいはあったかと思います。
そうすると、送り状がテレコになることや製品の員数不足や内容物が間違っていることも少なくはありません。
実際に私が担当していた客先でこんなことがありました。
とある客先から、員数不足のクレーム。1000個入っているはずの製品に950個しか入っていないぞと。
幸い、回転在庫品ということで、翌日に50個を追加納入すればペナルティにはしないと温情をかけていただいました。
まず、慌てて社内在庫をかき集め、追加納入分を発送した後、実数をかき集めます。あわえて、直近1ヶ月程度の現品の動きを印刷して確認します。
すると、1050個入っている箱が出てきました。
物流の担当者に聞きましたところ、
「検査が上がってくるのがギリギリ、数量もギリギリだったので、端数を合わせを間違ってしまった」
これ自体は仕方ないことです。では、改善策どうしましょうと伺いましたら、
「次からは慌てず、気を付けて作業する」
ということ。

どこの現場でも見慣れた、聞き馴染みのある光景かと思います。

頑張っても・気を付けても起こってしまうのがトラブル

私はその時、こう申しました。
「○○さんは十分に日頃から工夫や注意を払ってくださっていると思います。その上でこのトラブル発生していると思いますから、何か具体的に変えましょうよ。」
まず、端数合わせ、今回の製品は細かく静電気等で制服等に引っ付きやすい特質もあり、数を読むのに苦労していたとのこと。
そこで、机の上に静電気除去シートを張り付けることをトライしてみると、端数合わせの作業性が上りました。そのことを聞いた、検査部がそのシートを自分の検査台でも導入すると横展開。
根本的な改善にはなっていないかもしれませんが、「気を付ける・頑張る」の一歩先へ踏み出す改善策でした。

トラブルが起こってしまったら現場は原則・言い訳できない

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「文化で食えない」とはもう言わせません。 「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

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