屋号・クニツエージェントについて

日本の神話が整理・整頓されたのは、西暦で言うと700年代前半に編纂された古事記と日本書紀でした。
整理=いらないものを捨てる 
整頓=必要なものをすぐ使える場所に配置する
が行われたのが、古事記・日本書紀だとすると、この段階で日本の神様は大きく二つに分けられました。
天津神(アマツカミ)と国津神(クニツカミ)
一般的に、天津神は天(高天原)から下ってきた神様、国津神は元々、地(芦原中津国)に住んでいた神様と分類されます。
ふと一つの疑問がわいてきます。
「どうしてこんな分け方をしたのでしょう?」
あくまで憶測ですが、天と地というのは、恐らく、地球が生まれて以降、交わることもなく、これからも交わることもないものと思われていたのだと思います。
それは21世紀・令和の世になっても絶対的なルールとして残っており、天と地、それぞれに役割があります。

天は無限の広がりを持つ、まさに「空」の存在です。一方で、地は地球という惑星に紐づき、そもそも有限なものです。

無限の広がりを持つ天と有限の地は、互いに交わる事はありませんが、有限である地に人間がいることによって、天(もしくは宇宙)の無限大の大きさを認識することができるわけです。

老子の「無用の用」と同じよう、有があるがゆえに、無はまた、その役割を見出すわけです。

そして、人間は、その有限なる地球で生み出された資源を活かして、日々生活しています。有限なる地球で誕生した人間は、その天の無限さを認識することができる、いわば、万物が生成化育していくことを感じられるわけです。

その人間たちが生成化育を感じる、より身近な神が、「国津神」だと私は考えています。その「国津神」の代理人というとおこがましいですが、有限である地球の恵を活かし、様々な企画を立て、次の500年の地域・日本にまなざしを向け、活性化し、人材を育成していくという志が、「クニツエージェント」という屋号に込められています。

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「文化で食えない」とはもう言わせません。 「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

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