見出し画像

20220223 枚方創業のTSUTAYAから見る枚方育ちの成功のエッセンス

このマガジンは、中小企業診断士2022年2次受験組、大阪府枚方市をキーステーションに、全国展開する文化エヴァンジェリスト(伝道師)会社として独立することを考えている私が、お客様と話していて感じた所感や逆に「これはお客様に伝えないといけない」と思っている内容をまとめたものです。ただ、データの裏取りというよりは、事業計画作成の際のマーケットのあたりをつける感じに近いです。

有料マガジンとしているのは、自分の市場価値をリサーチするためですので、皆様是非、1月に500円、登録いただけたらありがたいです。

さて、昨日、「地域文化は多様な人材を育てる視点で価値を見直される」という論を言いました。

「じゃぁ、お前の住んでいる地域はどないやねん!」と言われそうですので、私論も交えつつ、考えていきたいと思います。

まず取り上げたいのは、90年代~00年代にかけて大きく羽ばたいた、地元創業の企業がTSUTAYAでございます。

先日の日経BPで取り上げられていた記事ですが、TSUTAYA=Tポイント、もしくは蔦屋書店ぐらいしかコアコンピタンスがないように考えられているのもつらいところ。増田さんが同世代のダイヤモンドエイジのみに客層を絞ったあたりからの既定路線だったのかもしれませんが。

ここでは、TSUTAYAが大きくなっていく様子をこの目で見たときに「すごいなぁ」と思った点を挙げながら、私の地元で奥行のある事業をするのに必要なエッセンスみたいなものを考えてみようと思います。

TSUTAYAのすごかったところ① CDが大量仕入

90年代の頃は、CDが販売日に行っても売り切れていることとかはざらでした。しかし、TSUTAYAは入荷日(いわゆるフラゲ日)から大量においていて、ミリオンセールス記録するCDでも列にならずに買えました。

ここから先は

2,552字 / 1画像
「文化で食えない」とはもう言わせません。 「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。(ちょこちょこ雑談も入ります)

2024年、中小企業診断士やり直し1次組! クニツエージェントの屋号で挑戦する事業のビジョン・ミッション・バリューは ビジョンは 「日本の…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?