映画「悪は存在しない」


濱口竜介監督の最新作。

こりゃあ観るしかないっすよね。


これが本当の映画かもしれないなと思った。

もっともっと沢山の映画を享受しないと「悪は存在しない」の良さに気付けないなと思ったし、それでもそんな無知な自分でさえ圧倒された。

濱口竜介監督の色が濃くて、誰がどう観ても濱口竜介監督が撮ったんだなと分かることの凄さというか、なにもかもが高水準。

ラストが最高。

エンドロールの短さが今まで観たことないほど一瞬。

説明会でのタカハシとマユズミのコンビは面白かったし、車の中での2人の会話も面白かった。

タカハシがあそこで水飲んだの、濱口竜介の意地悪さが出ててめっちゃ笑った。

マッチングアプリのリアルさとか、その人と結婚して管理人やるくだりになるところとか、仕事やめろ論争とか、すげー愛おしい。

タカハシとマユズミの人間臭さが最高。

「偶然と想像」また観たくなった。


ちょっと色々勉強してもう一回観に行こうかな。

とりあえず、ムービーウォッチメン聴きます。

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