映画「アンダーカレント」


良い映画だった。

康すおん演じる役がめっちゃ良い。落語家みたいな話し方でトーンが一定してるのが心地いい。

彼はなぜいなくなったのか?

彼はなぜあらわれたのか?


相手の事をどれだけ知ってるか。どれだけ会話が出来てたか。思いが通じ合ってたか。

本当の事は話せてたか。


リリー・フランキー演じる山﨑の台詞が胸にグッと来た。


残された者にしか分からない孤独。

背負いきれない悲しみ。

嘘と本当。


自分の事でさえよく分からず、振り回されているのに、相手の事など理解出来ない。ただ歩み寄る事は出来る。傷付いて、傷付けたとしても、それが真実なら仕方ないのかもしれない。


遊園地のシーンがめっちゃ良いし、ラストのシーンも最高。

「最後に、思いっきり引っ張っ叩いていい?」からの展開が、涙無しには見れない。


そして、真木よう子が美しすぎる。


好きな作品が増えました。

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