映画「運命じゃない人」

なんだこれ。面白すぎる。

全然話の内容が難しくなくて置いてかれない事がスゴい。こういう作品って、細かいディテールに拘って、よく意味分かんない事とか起こるけど、この作品は全くない。

老若男女、見る人を選ばず楽しめる作品。

山中聡演じる神田の台詞がグサグサ刺さった。

「運命なんてないよ」「タイミングなんてないよ」「自分で掴みに行くものだよ」

電話番号を知ってるか知らないかが、赤の他人かそうじゃないかを分ける。とか、神田目線のストーリーに入った時により台詞の深みが増して面白い。


お金に振り回されるキャクター達を描いてて、主な舞台は宮田の家で起こってるのに、宮田自身はその事件の全貌どころか欠片も知らないところが良い。


どのキャラクターのパートも面白い。


偽札がバレたくないから必死に探し回る組長が愛しい。


果たして、宮田にとって真紀は「運命の人なのか」「運命じゃない人なのか」。


あまり情報を得ないで、観るのがオススメです。

大好きな作品が増えました。


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