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僕らの理念とその変遷

ナカシマファーム、MILKBREW COFFEEの代表で酪農家の中島大貴です。

先日、年に一回の社内全スタッフが集まる
NEW CULTURE MEETINGを行いました。

【NEW CULTURE/ニュウ カルチャー】
酪農をもって新しい選択肢、文化をつくる。

ニュウ カルチャーは牧場、チーズ、MILKBREW COFFEEと全体に通底する理念です。


これを語る上でナカシマファームの理念の歴史を辿ってみます。

30年前の1994年に父が法人化しナカシマファームとなったときに、その時に作っていたカップアイス名前が【牧場からの贈り物】でした。




今現在となってわかりますが、そのネーミングが理念に近いものだったのかなと思います。

そして16年前、2009年に僕が就農。

2012年にチーズを作り始め、その時はアイスから引き継ぎ【牧場からの贈り物】のネーミングでチーズを作りはじめます。

2016年 【うれしの・ らくのう・ てづくりちーず】
チーズコンテストで賞を頂いたり、メディアでの紹介など、だんだんチーズも認知され、パッケージにうれしの・ らくのう・ てづくりちーずと表記。
理念というよりキャッチコピー的存在でした。


2018年 【らくのうでうれしいを】を理念に。
まだ会社の代表ではないが勝手に理念をつけていました笑
このときが初めて理念をつけようと思ってつけたときだと思います。
(家族経営から家族外の雇用が始まったときでもあり、そういう意味でも必要だったんだと思う。)



2019年【GRASS TO CHEESE】の台頭。
もともとはチーズ部門のキャッチコピーで使っていましたが、世の中のサステナビリティの機運もあり使う機会が増えて行きました。


2018-2019年 ミルクだしコーヒーを開発、MILKBREWと名付ける

2021年 塩田津にフラッグシップショップ、MILKBREW COFFEEをオープン。

この時代は
牧場が【らくのうでうれしいを】
チーズが【GRASS TO CHEESE】
とそれぞれ理念がある?状態で、
MILKBREW COFFEEは明確な理念はありませんでしたが、【MILKBREW 】という言葉になんとなくの意味を見いだしていました。

2022年 【NEW CULTURE】の発見。
MILKBREW COFFEEができたことで生まれた言葉です。

いや、逆かな。
その時はまだNEW CULTUREと言語化できていなかったけど、まだ見ぬ新しい文化を作りたいと生まれたのがMILKBREW COFFEEだったのかな。

2023年 【NEW CULTURE】を正式に全体の理念に。
その年の社内総会ネーミングをNEW CULTURE MEETINGと題し、牧場、チーズ、MILKBREW COFFEEと部門をこえ一気通貫するビジョン、行動指針を共有しました。

そして2024年、今年はNEW CULTURE の2年目。
チームメンバーも20名以上になりました。
僕らのブランドをブランドたらしめてくれるものとして、
そしそれぞれの生き方、未来が拓けるものとしてこの理念を育てていきたいと思います。

ちなみに2022年に始まりました、
嬉野温泉駅前のUPLIFT SHIMOJYUKUは【UPLIFT】がそのまま施設名兼理念となるようにつけました。
こちらもまた育てていきたいと思います。

新しい文化ができたかどうかは、
忘れた頃にふと振り返った時にしかわからないと思うのでこうやって記しておきます。



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