免許取得の第一歩とは?

自動車免許を取得するためには、自動車教習所へ通わなければなりません。教習所に入校してからは、一体どのような流れで免許取得に至るのでしょうか。

教習所での第一歩についてご紹介します。

1.教習所で免許を取るまでの大まかな流れ

教習所ではまず第一段階の教習を受け、仮免許の試験を受けます。無事合格して仮免許を取得すれば第二段階へ進み、最後に卒業検定を受けて合格すれば教習所卒業となります。その後運転免許試験場で学科試験を受け、その試験に合格後、運転免許が交付されます。これが教習所で免許を取るまでの大まかな流れです。

普通自動車免許を取るに当たっては、MT車(マニュアル車)とAT車(オートマチック車)限定のどちらかの免許を選ぶことができます。AT車限定は教習時間が多少短くるため、その分料金も安くなります。

更に、自動二輪車の免許を持っている場合は技能教習のみとなり、学科は2時間程度で済みます。しかし原付免許を持っていても初心者と同じ扱いとなるため、二輪免許所持者のように学科が免除になるということはありません。注意しておきましょう。

2.最初の教習内容

第一段階は学科が10時間、技能教習が15時間と決まっています。AT車限定の場合、技能教習は12時間となります。

学科教習の最初の1時間は先行学科と言い、受ける順番が決まっています。それ以降の学科については番号順に受ける必要はありません。その時の時間割を見て受けられるものからどんどん受けてしまえば、学科教習を集中的に行うこともできます。
技能教習の第一段階では、最初はシミュレータを使って車の動かし方を学びます。その後に実際に車に乗り、自動車学校内のコースを走ります。コース内には信号やS字カーブ、縦列駐車、坂道などがありますので、そこで基本的な操作を覚えていきます。最初の内はうまくできない場合もありますが、落ち着いて指導員の指示に従って操作しましょう。

コース内を走る経路にもパターンがいくつかあり、それを一通り覚えます。これは自動車学校ごとに内容が異なりますので、全種類覚えることができれば仮免許試験も有利に進めることができます。コース内では他の教習生も走っているため、実際に路上を走行しているような感覚を味わうことも出来ます。

3.仮免許試験を受ける前に

規定の学科教習を終え、技能教習も終えればいよいよ仮免許試験となります。仮免許試験では、学科試験と技能試験の両方を受けなければなりません。

仮免許試験を受ける前に、効果測定というものを受ける必要があります。これは学科試験の模擬試験のようなものです。この効果測定で規定の点数を取らないと、仮免許試験を受けられない場合があります。

学科だけでなく、技能教習修了後にも「みきわめ」と言われる模擬試験を受けることになります。このみきわめで、指導員が「仮免許試験はまだ無理だ」と判断した場合、再び技能教習を受けることになります。これが補習です。1時間で終わる人もいれば、2時間くらい受ける場合もあります。

みきわめの基準や補習時間についてはその自動車学校によって細かい内容が異なってきますので、必ずしもこのような方法であるということは一概に言えません。ですが、効果測定やみきわめといった模擬試験を受けることで、本番への自信にも繋がります。

仮免許試験に無事合格することができたら、次は実際に路上を走る路上教習を受けることになります。ちなみに、仮免許証には取得後から6ヶ月という期限が設けられています。期限内に卒業するようにしなければなりません。仕事の関係でなかなか通えないなどの理由がある場合には、有効期限に気をつけるようにしましょう。
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※情報引用元 合宿免許ネクスト

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