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ルヴァン杯決勝の楽しみ方(2)-2

こんにちは。
ほんだかんです。
これまで2回に分けてお送りしてきた
ルヴァン杯決勝もいよいよ大詰めです!

①延長戦という醍醐味

2-2
互いに90分間出し切った後に、15分ハーフの
計30分を戦わなくてはならない。
「まさに死闘です」
そんな実況が聞こえてきそうだ。

試合終了間際に追いついたコンサドーレ、
優勝目前で同点に追いつかれたフロンターレ
こういったメンタル的な差も延長戦は
大きく影響してくる。

もちろん1ファンとして、この試合を
まだ見ることができる!っていうのは
最高に喜びなんだけどね。

②いろんなことが起こるのも決勝

試合はあっという間に動く。
延長前半6分。札幌のチャナティップが抜け
出そうとしたところを、川崎の谷口が
堪らずファール。
札幌が絶好の位置でフリーキックのチャンス。

また、谷口にはイエローカードが提示された
のだが、直後に試合が中断する。
すぐにVARが作動したということが場内に
伝わる。
どよめくスタジアム。

僕も含め、多くの人がPKかどうかの
確認をしているんじゃないか?と思ったはず
(実際に確認していたのは、このファールが
イエローカードではなくレッドカードに
相当するものかどうか。)

主審がピッチ中央にあるモニターを確認し、
スタジアム全体に分かるようシグナルを送る

谷口退場。

判定は最悪だった。
抜け出せばキーパーと1対1になる状況
(ドグソ)であったため、決定機阻止として
判断された結果だった

川崎フロンターレは残り試合終了まで
10人で戦うことを余儀なくされてしまう。

しかし、まだ最悪は止まらない。
このフリーキックを札幌の福森にやられた。

素晴らしい左足だった。
近年あまり言わなくなってきたが、
見事な放物線を描いてゴールに吸い込まれた。

③王者の底力

2-3
4度目の挑戦も、また準優勝なのか
正直、そんな気持ちもあったと思う。

もちろん諦めてたわけじゃないけど、
一瞬そう思ってしまったのは、
きっと選手も同じだと思う。

コンサドーレの勢いを感じつつも、
ひとり少ないフロンターレは攻勢に出る。

途中出場の中村憲剛、小林悠を中心に
ラスト数分のワンチャンスにかける。

そして、その時は訪れる。
川崎のサポーターの目の前、CKからだった。

決まったーーーーー
待望の同点ゴールだった。

決めたのはエース小林悠。
アンパンマンのマーチでお馴染みの選手が
この大舞台で川崎を救った。


④試合終了

スタジアムに余韻が残る。
決勝はなおさら。

試合の熱が残ったまま、会場はPK戦への
緊張感が高まる。
運の要素が多分に関わってくるPK戦に
おいて、サポーターの緊張もMAXになる。

PK戦を制した川崎フロンターレの選手達が
埼玉スタジアムの中央でカップを掲げている。

川崎フロンターレにもたらされたカップ戦
初タイトル。
国内はリーグ2冠に続き、3冠目だ。

優勝本当におめでとう。
そして、この素晴らしい戦いは、
コンサドーレ札幌の選手達、サポーターの
皆さんがいてこそだった。

優勝は叶わなかったけど、コンサドーレの
サポーター達は誇りを持って、
北海道に帰ることができたと思う。

クラブの歴史はこうやって刻まれていくんだな
というのを強く感じた1日だった。
ぜひスタジアムに行ったことのない人は
行ってみて欲しいし、
多くの人がサッカーを好きになったらいいな。

それでは。

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