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ルヴァン杯決勝の楽しみ方(2)-1
こんにちは。ほんだかんです。
ここからはいよいよ、決勝の試合レビュー。
まず、この試合を一言で表すと
「壮絶」って感じ。
通常、決勝戦と言えば負けたくない気持ちが
先行し硬いゲームになりがちだ。
ただ、攻撃的なスタイルを貫く両クラブに
限ってはそんなことはお構いなし。
殴り合いである。
①開始早々の失点
正直、多くのフロンターレサポーターが
またか、と思ったはずである。
開始早々ゲームが動く。
コンサドーレ菅にやられた。
流れたボールに右足を合わせ、クロスバーを
叩きながらゴールイン。
2年前、開始早々に失点し、
セレッソに虎の子の1点を守りきられ優勝を
持っていかれた苦い記憶を思い出す。
(一瞬の静寂と歓声)
フロンターレゴール裏は静まり返る。
もちろんゲームははじまったばかりで
何がこれから起こってもおかしくないのだが、
今年もか。と一瞬脳裏をよぎってしまう。
コンサドーレサポーターは沸く。
そりゃそうだ。
決勝の得点は普段の何倍も価値がある。
開始早々の得点は、決勝初挑戦の札幌の
背中を大きく後押しするには十分すぎる。
②遠すぎる決勝初ゴール
一方フロンターレはゴールが遠い。
チャンスは作るが、得点が奪えない。
先発出場になった、レアンドロダミアンや
脇坂らが立て続けにゴールに迫るも
バーやポストに嫌われる。
これが4回決勝に進出し、未だ得点のない
呪縛なのだろうか。
そう呟きながら、戦況を見つめる。
ただ、その時は突然訪れるものだ。
だからサッカーの試合でビールは飲みづらい。
前半アディショナルタイム
ついに川崎フロンターレが同点に追いつく。
コーナーキックが流れたところに
阿部浩之!
冷静沈着なシュートの名手が相手キーパーの
股間を抜く見事なゴール。
そうだった、川崎には優勝請負人がいた。
③選手交代はゲームの潮目
1-1 後半開始。
お互いに攻め合い、チャンスを作り合う
好ゲーム。
後半19分に中村憲剛
同28分に続けて小林悠を投入した。
選手交代は単にフレッシュな選手を
送り込む意図だけではない。
チームにメッセージを送る意味もある。
この場合は、「攻めるぞ」だ。
この交代が見事にはまった。
後半43分 小林悠!
川崎フロンターレに待望の勝ち越し点がくる
2-1
劇的だ。フロンターレらしい逆転劇。
ルヴァン杯優勝が目の前まで来た。
④勝利のチャントははやかった
フロンターレサポーターは試合終了間際に
なると、みんなで勝利に向けた
チャントを歌う。
(※ここ乗り越えようという時に歌う歌で、
勝利を確信したときの歌ではありません)
とのことだが、多くの人が勝利を確信した
ときのチャントだと思っている気がする。
後半アディショナルタイム
ラストワンプレーは札幌のコーナーキック
もうキーパーも上がってきて、最後の
チャンスに懸けている。
スタジアムにいる人のいろんな想いが混ざる
このまま終わってくれと思う川崎サポ
ラストチャンス決めてくれと願う札幌サポ
そして、僕が最も多い感情だったん
じゃないかと思っているのは、
まだもっとこの試合を見ていたいという
サポーターだ。
終了間際の同点弾。
スタジアムのボルテージは最高潮で、
誰もが思い思いの表現で、
この瞬間を噛み締めていた。
(僕はカメラを構えていたが)
2-2
試合に出てるわけでもないのに、
どっと疲れを感じる90分。
サポーターも一緒に戦ってるんだと感じた。
長くなったので、延長戦は
⑵-2でお送りしまーす!
それでは。
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