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母の日に贈りたいお酒~予算、美しさ、エピソードで選ぶおすすめ6本



いつもお世話になっているお母さんに感謝を伝える日として、「母の日」があります。この日に向けてプレゼント選びをしている人も多いのではないでしょうか。

母の日に限らず、プレゼントとは相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、気持ちを贈るもの」です。
そのため、予算であれ内容であれ、そこには明確な「正解」はありません。
ただお酒好きな人ならば、お酒をプレゼントしても良いでしょう。

ここでは母の日の予算とともに、50代~60代の女性におすすめのお酒を6本取り上げ、その特徴を紹介していきます。



<予算は3000円程度が目安、ちょっとリッチにいくのならば5000円程度でも>

母の日のプレゼントの予算をいくらくらいにするべきかについて悩む人も多いことでしょう。
まくら株式会社がとったアンケートでは、「4000円~5000円」が最多18.6パーセント、続いて「2000円~3000円」が17.4パーセント、「3000円~4000円」が16.0パーセントでした。
大手のデパートである大丸松坂屋でも、「3000円前後で用意する人が多く、少し奮発するならば5000円くらい」としています。

このようなことを合わせて考えれば、やはり3000円前後がひとつの目安となってくるでしょう。

出典:
PRTIMESまくら株式会社「「母の日ギフトにかけてもいい金額はいくらですか?」母の日に関するアンケート調査(母の日.me 調べ)」
大丸松坂屋「母の日の平均的な予算は幾らぐらいですか?」

また現在は、「プレゼント+お花」のかたちで贈るケースもよくみられます。
母の日のお花であるカーネーションなどと、後に残すことのできるプレゼントの2つを贈るのです。
また、母の日のギフトとして根強い人気を誇るものとして「グルメ・スイーツ」もありますから、それぞれのお酒と相性の良いグルメ・スイーツを一緒に贈るのも楽しいものです。


お酒は価格のバリエーションが非常に幅広いため、「お酒単品で贈る」「お酒と花を合わせて贈る」「お酒とグルメ・スイーツを合わせて贈る」などのように、好みと予算に応じて選び分けられるのも大きな魅力だといえるでしょう。

なおここでは主に「母の日」としてとりあげていますが、お酒や、お酒とほかのものをセットにして贈ることは、誕生日などのプレゼントとしても非常に喜ばれます。相手の好みや喜ぶ顔を想像して、楽しく選んでいきたいものです。

ただ、「どんなものが喜ばれるかわからない」「50代~60代の女性が好みそうなお酒の想像がつかない」「お酒の種類は膨大すぎて、どれにしようか迷ってばかりいる」という人も多いものです。
そのためここでは具体的に、「母の日におすすめの6本」を種類別に紹介していきます。



<きれいなバラ色の「モンテス シェラブ ロゼ」は、その美しさも愛される>

「モンテス シェラブ ロゼ」は、チリのなかでももっとも知名度の高いワイナリーのひとつである「モンテス」が手掛けるロゼワインです。モンテスは、「モンテスアルファシャルドネ」などに代表される高品質で低価格のワインを多数打ち出していることでも知られているワイナリーであり、非常にコストパフォーマンスの良いワインを生み出しています。
モンテスのつくるワインによってチリワインの概念が変わったともいわれている、押しも押されもせぬ著名で実力派なワイナリーといえます。

そのモンテスが打ち出す「モンテス シェラブ ロゼは、非常に美しいバラ色をしています。この美しいバラ色は、ロゼワインだけが持つ特徴です。ワインは香りを楽しむお酒と評されますが、モンテス シェラブ ロゼは外見同様バラの香りを持つとともに、ラズベリー香なども感じられるとされています。
ミディアムボディであり、だれからも嫌われにくい味を持つのも特徴です。

天使がバラを振りまいているエチケットもまた、贈り物としてふさわしいワインだといえるでしょう。

価格は2000円前後です。これ1本で贈ってもよいですし、ちょっとしたスイーツや小ぶりのブーケなどと一緒に渡してもよいでしょう。



<なんともユニークな名前! ボジョレー・ヌーボーと同じ品種でつくられるラ ローズ ボジョレー プルプル>

愛らしい名前を持つ「ラ ローズ ボジョレー プルプル」は、フランスで生まれたワインです。
赤ワインに分類されるもので、SAKURAワインアワード(日本の女性によって行われる国際的なワインコンペティション)の2014年で、ダブルゴールドを受賞しています。

ラ ローズ ボジョレー プルプルに使われているブドウの品種は、「ガメイ」です。世界でもっとも知名度の高いワインカテゴリーであるボジョレー・ヌーボー(ボージョレ・ヌーヴォーやボジョレー・ヌーヴォーなどとも。ここでは「ボジョレー・ヌーボー」の表記に統一)と同じ品種を使ってつくられるワインです。

新酒であるボジョレー・ヌーボーに代表されるように、ガメイは「早飲みワイン」といったイメージをよく抱かれる品種でもあります。ワインのなかでもとりわけジューシーで果実感が強く、ラズベリーやストロベリー、あるいはブラックベリーといったベリー系の香りをよく持ちます。

ワインを飲みなれていない人でも飲みやすい味わいに仕上がっているのが特徴
で、フルーティーなワインを愛する人におすすめです。
価格は1700円~2000円前後です。



<日本のワインを愛する人に贈りたい「岩の原ワイン 深雪花 白」>

ワインの名産地といえば、多くの人がフランスやイタリア、スペインを思い浮かべるでしょう。また少しワインに詳しい人ならば、ここ数年連続で輸入量1位を占めているチリワイン連想するかもしれません。これらの地域はワインの生育に非常に適しています。

しかしここ数年~十数年の間で、日本ワインも頭角を現してきています。特に、2010年に日本固有のブドウ品種として初めて国際ブドウ・ワイン機構に品種登録された「甲州」や、日本産の赤ワインに非常によく使われている「マスカット・ベーリーA」は有名です。

岩の原ワイン 深雪花 白」は、そんな日本ワインのうちのひとつです。
岩の原ワイン 深雪花 白には、ローズ・シオターという品種と「シャルドネが使われています。
ローズ・シオター川上善兵衛が作り出した日本固有の白ブドウの品種です。川上善兵衛は、上でも挙げたマスカット・ベーリーAの産みの親でもあり、日本ワインを語るうえで非常に重要な人物でもあります。このローズ・シオターは現在、岩の花 深雪花 白を打ち出す岩野原葡萄園で積極的に用いられています。

また、国際品種としての地位を確立しているシャルドネは、「その土地のテロワールをもっともよく反映するブドウ品種である」とされています。
シャルドネはつくられる土地によってまったく違った味わいを持ちます


日本固有の品種であるローズ・シオターと、日本のテロワールを色濃く反映したシャルドネによってつくりだされる岩の花 深雪花 白は、まさに日本ワインを愛する人におすすめの1本といえるでしょう。
値段は2200円前後です。



<音楽を聞かせて熟成?! 独特の製法でも話題となった「音響熟成れんと」>

音響熟成れんとは、九州の奄美大島、奄美大島開運酒造でつくられている焼酎です。

名前からわかるかもしれませんが、音響熟成れんとは、非常に独特の製法でつくられています。音響熟成れんとをつくるための貯蔵タンクに対して、一定の音響振動を与え続けることによって熟成していく……というスタイルをとっています。音楽による振動を与えることで成分を融合させることができるとされており、それによって新酒独特の刺激がマイルドになると考えられています。

約3か月間の間、モーツァルトやビバルディなどによるクラッシック音楽を聞かされ続けて育つ音響熟成れんとは、そのユニークで独特の製法も相まって、多くの人に愛されています。
お酒だけではなく、音楽が好きなお母さんにお渡ししてもよいですね。

このようにして作られた音響熟成れんとは、口当たりが軽く、飲みやすいのが特徴です。また糖質ゼロ、プリン体ゼロという特徴を持つため、この2つが気になる人にも贈りやすいでしょう。美しいブルーのボトルも魅力的です。

非常にリーズナブルで、値段は1200円前後です。ほかのプレゼントと合わせて贈りたいものですね。



<「世界一予約がとれないレストラン」のシェフが開発したビール、イネディット>

かつてスペインのカタルーニャに、「世界一予約がとれないレストラン」として名前を馳せたレストランがありました。そのレストランの名前は、「エル・ブジ」。分子ガストロノミーの概念の元で作り上げられる独創的で革新的な料理は、料理界に特別な歴史を刻みこみました。

あまりの多忙さに自らの料理を探求できなくなったとして閉店された同店ですが、彼の残した数多くの料理は現在も多くのシェフに影響を与えています。なお、日本でも彼の概念や理論を応用した料理を食べることができます。

さて、エル・ブジが残したものは、料理だけではありません。実はアルコール飲料も開発しています。そのアルコール飲料の代表格が、ビール「イネディット」です。


イネディットは、エル・ブジとエストレージャ・ダムが協力して開発したもので、エル・ブジのためのビールだと評価されていました。コリアンダーオレンジピールを使った独特の風合いが特徴で、デリケートでスパイスを感じさせる味わいが魅力です。
「ビールといえば喉越しを楽しむもの」とよく言われますが、イネディットは香りや味わいを楽しむことをコンセプトとしています。
一般的なビールとはまた異なる風合いを持つイネディットは、既存のビールをよく飲んできた人にこそおすすめです。

イネディットは1本あたり1000円程度です。ビールの場合、ワインや焼酎、ジンなどとは異なり、かなり量が飲めるものですから、複数本セットにして贈ってもよいでしょう。



<美しいボトル、特別なジン。「サイレントプール ジン ローズエクスプレッション」の魅力>

「クラフトジン」が大きくメディアなどで取り上げられるようになり、日本でもジンの知名度は上がっています。

そんななかで登場したのが、「サイレントプール ジン ローズエクスプレッション」です。

これはイギリスのサイレントプール蒸留所がつくりだすジンです。通常商品のサイレントプール ジンのなかでもボタニカル(植物)に注目をし、洋ナシやベルガモットをふんだんに取り入れてつくっています。また、レモンを使っていることでも知られており、ローズの香りをよく引き出すように工夫されています。


さわやかさと甘味、アロマの一体感を楽しむことができるうえ、非常に美しいボトルデザインを持つサイレントプール ジン ローズエクスプレッションは、母の日に最適な1本といえます。しかも限定品であり、入手難易度も比較的高めであることも、贈り物にするにはぴったりの理由です。完売のおそれもありますから、ご注文はお早めにどうぞ。

なおサイレントプール ジン ローズエクスプレッションは5000円前後ですから、これ1本で、「ちょっとリッチなプレゼント」になるでしょう。

大切な人に贈る「母の日ギフト」。いろいろと考えて選びたいですね。

参考URL
https://www.musashiya-net.co.jp/products/detail.php?product_id=18097
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/066810023
https://www.syurui.co.jp/products/3670
https://www.iwanohara.sgn.ne.jp/wine/index.html
http://cavewine.net/contents/2123
http://www.lento.co.jp/product/lento.html
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/dj-sasa/17-00171
http://www.orchestra.co.jp/rum/47inedit.php
https://ginbottle.shop/items/5f9277b71c15185bd7c17482
ワイン完全バイブル|井出勝茂p48 p53

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