ライド・オンを観ました。
こんにちは、夜乃ドリルです。
ジャッキー・チェンの映画がそこはかとなく好きです。
でも、積極的に情報を仕入れているわけでもなく映画館もあまり行かないので、ジャッキーのライド・オンという映画が先月から日本で公開されていたということを一昨日までまったく知らずにいました。
きっかけは中西せんせえのこのツイート
ジャッキー・チェンの、常識を身に付けることができず職人肌だけでやってた不器用じいさんが変化を受け入れる様がリアルすぎて実体験かなって思うし、観察眼もすごいと思う。あぶない刑事は陽キャが俺たちなんにもかわんねー!!!ってやっててすごい。
— 中西芙海🍄関コミお疲れ様でした (@nknsfm) June 18, 2024
えっ、ジャッキーの新作映画が来てるの!?ってすぐ上映館調べてダッシュで観に行きました。
公式サイトの情報とかまったく見ずに上映館だけ調べて、仕入れてる情報って中西せんせえの老いたジャッキーが良いよってツイートだけだったのでお馬さんとジャッキーの映画なんてまったく知らなくて……動物映画に弱いので序盤からめちゃくちゃに泣いてしまった。知ってたら対策していったのに……
昔、戦火の馬という映画を観に行った時も、序盤の馬が荒地を耕す場面で爆泣きしてハチャメチャな顔面になってたのを思い出したよ。
ちなみにライドオンの最初の泣きポイントは生まれ落ちたもの脚と肺の状態が悪く処分されそうなチートゥ(馬)がジャッキーに呼応して立ち上がるところと、脚のギプスを外して問題なく立ち上がるところ。その場面までにジャッキーとの絡みのアクションやお茶目なシーンがたくさんあったから余計に泣けたんだけど、やっぱり折れかけた心や見放されたものが力強く再起する物語に弱い……そういえばゴジラマイナスも心折れた敗者が再起するドラマでめちゃくちゃ泣いたね……
ツイートにあった年老いたジャッキー描写もかなり良かった。ちょっと前に、ザ・フォーリナーという年老いたジャッキー映画があったんだけど、それとはまた違った、もっと現実に則した老いの表現をしていて切なさがあった。フォーリナーはこんな老いぼれが!?そんなバカな!!?みたいな老体表現だったので……老いたジャッキーのかっこよさが際立つ映画だったね……
いや、ライドオン良かったな……
登場人物もみんな良いし……
優しい映画だよ……
いろんなジャッキー映画を観てるけど、基本的には暴力を振るうアクションなのに最終的に優しさや愛に着地する物語多くないですか……?
多いと思います……
ライドオンはさ………なんか……みんなに優しいよ………
ライドオンの主要キャラの中に新人弁護士のキャラクターがいるんだけど、デビュー戦が親権の奪い合いで、母親側に雇われ立派に仕事をこなして親権を勝ち取ったものの子供は父親と離れたくなくて泣きながら引き離されて行くところを複雑な表情で見送るシーンが序盤にあるんだよ……なにが正しいんだろうな……どうしようもないシーンだけど映画に流れる優しさが流れてる場面だと思う。
優しい映画がいいよ
今の中国でこういう優しさに溢れた映画が生まれてるのが嬉しい
劇場公開は今週までっぽいのでまだ観てない人はぜひ観て欲しい。馬のチートゥがめちゃくちゃお茶目でかわいいよ。
おわり
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