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Zeppの音ちっせぇ話と柵問題

※今回はZepp Osaka Baysideに限った話をします。

2024年6月20日ZeppOsakaBaysideにて開催されたRIZEの復活ライブに行ってきました。
マジで最高のロックバンドが帰ってきた。
カミナリで子供達がステージに上がったあの瞬間とダイバーだらけのフロアの光景はグッとくるものがあった。
本当に最高のライブがそこにあったはずだった。

ただどうしても、始まって割とすぐになんか音小さいなと思ってしまった。そこからはもう、楽しんでいるけど楽しみきれない感覚に最後まで襲われた。
どうしても本当に「最高だった!!!」と言えない自分がいる。
以前別のバンドをベイサイドで見たときも、もっと大きい音出せるんじゃないか?と思いながら聞いたから、バンド側の問題ではないと思う。
だからといって音響が悪いわけでも無いと思っている。印象としては、ライブハウスというよりもコンサートホールって感じ?
ライブに来たのにCD音源を聴いているような。
前方と後方や2階席では感じ方は違ったかもしれない。

多分、客がみんな静かにしていればきれいに聞こえる音だったんだろうなぁと、終わった今そう思う。
当たり前だが、RIZEの復活ライブと聞いて静かにできる客ではない。
自分は割と前方寄りにいたので、音楽よりも後ろからの客の声のほうがデカかったまじで。もっと爆音くれよ!オイ!
後方にいれば客の声もまだ小さいし(客は前に向かって声を出すから)、音響も真ん中よりも後ろで調整すると思うのでその辺りで上手く聞こえるようになってたんかな〜?と。自分は後ろには行かなかったので、真相はわからないが。
あと、最近は動画撮影も多いので生で撮っても音がきれいに聞こえるぐらいの音量なのかも?

それとZeppといえばやっぱり邪魔な柵が知られていると思う。
なぜあれが邪魔だと思うかって、後ろに下がれないことなんだなと今回思った。
ライブが始まった瞬間の盛り上がりで最前のブロックがガッと前に詰まっていくが、
そうすると後ろのブロックの人が(前めっちゃ空いてるな!)と思って柵をくぐったりなんかして前に詰める。そしてその後ろも同じだろう。
最初はそれで良いのだが、もちろんのことモッシュが起こるような曲ばっかりではなく、ちょっとお互いスペースを開けて踊りたい曲もある。
しかしもう手遅れなのだ。二度と下がることはできない。常時、一番盛り上がった瞬間のままで固定されていた。ギッチギチすぎてもはやモッシュも起こらないレベル。自分はそれがノイズに感じてどうにかして後ろに下がろうとしたが結構難しく、一旦フロアから出ます!という顔をして道を開けてもらった。そして本当にフロアから出た。悔しい。
てかこれ本当に体調が悪くなったら出るの難しいんじゃ?とも感じた。

柵があれば確かに将棋倒しは起こらないなとは思うし、将棋倒しは命に関わる事故なので絶対に起こしたくないという意思は分かる。
しかしこれのせいで本来一番大切な楽しみを削がれるのも、なんというか難しい問題だなと思う。
柵をなくせって言うのは簡単だが、じゃあ事故が起こらないようにするにはどうするかと言うと、結局危険行為禁止みたいなことになるんだろうなと。

結局、折角の復活ライブだったのになんて言うか、手放しに良かったと言えないことが悲しい。RIZEは本当にいいライブしていたと分かるアツい演奏が目の前で見えたのに、それがzipファイルで届いたような。

だからRIZEはまたすぐライブツアーやってくれ!頼む!


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