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【チャリ旅】 2022.9.3-6 ニセコグラベル2022 と 初秋の北海道TRIP (day3-4 アフター編)

札幌滞在の月火。晴れればライドも絡めて美味いもん巡りの予定だが天気は雨混じりの予報。

◾️持つべきはクラリチン

夜中に体が痒くて起きた。全身に蕁麻疹。そういえば生貝、生魚食べたなと。疲労の中で普段食べないアワビの肝に反応したか。幸い花粉症の僕は旅先で反応することも多いので旅の常備薬として抗ヒスタミン薬クラリチンを入れている。効き目バッチリで小1時間で解決したがこんな形でクラリチンの活躍の場があるとはね。

◾️豊平川ライドでカラバトカリー

天気は良くないものの大雨のリスクは少なそうなので、
豊平川の自転車道を南下して「カラバトカリー」まで20km弱。
行きは登りの向かい風で。帰りは下りの追い風。(帰りのみ南沢経由)

空模様は終始不穏。だけどほんのりぱらつく程度で雨には降られなかった。
開店から並んで即満席。この立地ですごい。

そうそう、ドリフの常連さんでこの辺(札幌南部)出身の人が帰省して唯一毎回通う店と聞いて間違い無いだろうと期待してきて、全く裏切らない美味しさ。わざわざ来るべき店だ。(20kmチャリで走ってカロリーは相殺)

パキスタンスタイル。かなりの好み。

唯一、帰りに「TRAIL HUT」寄ろうと思ったけど休業日だったのが誤算。
また次回に。
往復40kmの良いアクティビティでした。

◾️安定のビアセラーサッポロでの情報収集

僕らの札幌で最も信用する観光案内所へ。
もちろんドリフのビールの仕入れ先であり、信頼するインポーター。
美味い店やかっこいい店・人のことを知っている人達。

僕らが札幌に来てほぼ100%で訪問するのは、ビアセラーとGRIS。

ファルコンさん不在(定休は知っていた)も、スタッフの方から数店オススメを聞いて吟味する。中でも円山エリアの「Jolly's Bake food stand」は気になるぞ。

タップで「YUZU WIT」飲んで
新入荷の缶をシェア。

途中でニセコグラベルにも参加していたnbさんも登場し、札幌出張の多い東京人のオススメも多数いただいた。やはり情報が集まる場所というのは貴重だ。

◾️予約満席と食難民の懸念

16時すぎ頃に集めた情報をもとに「今の札幌(道産素材×調理)」と「伝統的な札幌らしさ(所謂海鮮やジンギスカンなどの名物)」の2軒をそれぞれピックしたくて、数軒(たぶん4−5軒)にTELもどこも人気店ゆえ満席、または臨時休業または売り切れ早仕舞いの不運が重なる。平日月曜日の夜だからと舐めてた。

◾️Jolly's Bakeshopというドンピシャすぎる名店

諦めかけてほぼ最後の望みを「Jolly's Bake food stand」にかけてみるとなんと滑り込みに成功。カリッカリの空腹で訪問。

結論としては、今後の札幌旅で必訪したい僕らにとってはどストライクな店。
地元素材をイタリアンやフレンチ、中華などの多様な調理で楽しませてくれる、私的解釈の札幌で来るべき店の代表。

空芯菜の豆豉
ベビーホタテのクミンフリット
ニシンのアラビアータ

お酒もクラフトビールも、ワインも豊富で好みや料理に合わせて選べるし選んでもくれる。

LEVELのGAME ON!
普段は飲まないけど、旅先ではワイン飲んじゃう。

お値段も東京で頂くそれの6−7掛けって言っていいと思う。
海鮮もジンギスカンなどの「素材そのままドーン!」もいいけど、札幌は30−40代店主のイタリアン・ビストロ・中華が面白い。と僕は思っている。
そしてそんな素敵な人たちの繋がりでお伺いする旅に次回はしたい。

◾️安定の朝ごはん「ハサミヤ」

4日目朝。
チャリで幌平橋の「ハサミヤ」さんへ。僕達の札幌朝食の定番。
西海岸で訪れたホットサンドのスタンドそのままって言っていい感じの空間。
しかもめちゃくちゃう美味いの。

REUBENっていうコンビーフの入ったフラッグシップサンド。
僕はバナナジュース。レモネードもいいね。

ドリフの1Fにホットサンドの店を作りたいってポートランドのフードトラックを訪れて以来思ってきたけど、ここを初訪問して以来2年間ずっと「ハサミヤ」がモデルのイメージになっている。

外観も抜群にカッコいい。


◾️焼き魚×昼呑みなら「ながもり商店」

昼呑みの選択肢の少ない、平日の札幌。
二条市場なら海鮮つまみながら飲めるんじゃ無いかってことで「ながもり商店」へ。海鮮丼って気分じゃないから、焼き物と刺身と海鮮漬けでビール飲む感じですね。バリっとグリルで焼き上げたサーモンのハラスつまみながら飲むビールは最高です。(ハラス定食で飲むってのも良いかもです)

多くのお客さんはハラス定食を頼んでた。
タコ刺しとホタテ刺しも


◾️「空」の味噌ラーメン

13時過ぎに締めの味噌ラーメン。
昨日まで深夜に2日連続で行列の「空」へ。「すみれ」出身の店主という浅い情報のみで美味いだろうって決めつけて行ったら、美味かった。旅先のラーメンは並んででも人気の高い店に行けってことですね。

行列も少なく10分くらいで入れちゃうのが平日昼のピークタイム後。
生姜の効いた味噌。ラーメン表現の語彙力。。。

新千歳までは空港連絡の高速バス。ホテル最寄りにはバス停あるで、札幌駅まで担がなくていいのと、荷室に預けてしまえば自転車に気を使うことなく寝ていけるので大きい自転車の輪行時にはベターかと。リスクは満員などの場合は自転車積むスペースがないかもしれないこと。

◾️羽田空港から自転車(自走)で脱出する方法

羽田の荷物受け取り出てすぐのバス発着所で組み立て。
40分くらい迷いながら、あちこちを彷徨う。かなりの迷宮だ。

GOOGLE検索で辿り着いたのは、乗る練習でもお馴染みすくみずログ。このブログがなければ、泣く泣く輪行に戻すか、自転車侵入禁止のアンダーパスに突っ込んで怒られるかの2択でした。神ブログ。そしてTIPSって大事ですね。

リュウさんに引っ張ってもらい、多摩川沿いのルートで無事帰宅。
しっかりラーメンのカロリーを消費できたかな。

ナイトライドは集中力が増す。そして多摩川沿いは街灯少ないんですね。

◾️総括

いつもの旅に「初めての遊び」が加わるだけで、全然違う充実感が生まれるんですね。今までは行ったことのない街に通ったことのないルートで行くことがチャリ旅の鮮度感でした。今回はアクティビティが変わるだけで行ったことのある街もより一層楽しめた。僕らは新たにグラベルを知ったので、そのエリアの美味しいグラベルだけをセクションライドして、テント泊してもいいし、街場に降りて居酒屋に行ってもいい。そんな旅もあるかなぁって感じたニセコグラベルと初秋の北海道旅でした。

ハイキングとの親和性もめちゃくちゃ高いと思うんですよね。"その先の外遊び"にはかなりオススメです。

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