NiziUマヤさんとBon Dance その2 猫の子
虹プロジェクトの個人審査の曲であるTouchでは、左右の手のひらを腰のあたりでヒラヒラさせるシーンがあります。
そこから素早く右左の手を上方に掲げるのですが、早すぎてよく分かりません
スローで見ると、右手も左手もトゥエルのように手首と前腕を回転させているのですね。なぜこのスピードが必要だったのか、なにを表現したのか不思議です。引っかかります。
さて盆おどりのシーズンがやってきました。コロナ禍ではありますが、3年ぶりの盆おどりが開催されるというニュースも届いてきます。日本では自治体などで数多くの盆踊り会が催され、なかには舞踏祭りとして世界最大級のものもあるようです。ダンス大国なんです。
日本3大盆踊りでググってみると、なんと白鳥おどりがヒットしました。郡上市の郡上まつりは日本3大盆おどりの1つと言われていますが、町村合併前の旧八幡町を中心とした郡上おどりと旧白鳥町を中心とした白鳥おどりが現在も市内で並存しているのですね。
その白鳥おどりの演目に猫の子という曲があります。この地域では、ネズミ退治に猫が大事にされ、その仕草が踊りになったようです。その猫パンチを解説いたしましょう。まず1カウントで右手を顔の前の高さに引き上げます。2カウント目に右手首を回します。3カウントで左手を引き上げ、4カウント目で左手首を回します。盆踊りですからゆったりした猫パンチです。
この猫の子のビデオを見て引っかかりました。冒頭述べたTouchの引っ掛けにです。倍速にして、左右同時に、ただ少し時間差をつければ。この軌道なら、Touchのあの不思議な高速トゥエルのような振りに一致しそうだ。ああそうか、逆にあれは本来のスピードの猫パンチだったのか。その正体に納得。人間の目に止まらないのは当然だ。ファントムの振り付けとはカッケーね。
猫パンチ最後のポーズで頭の上の手はニャンの耳かな。腕で囲まれた窓はニャンの顔と目のようだ。パンダ猫だな。
ということで独断いたします。マヤさんのTouchには猫の子が居る。それは盆おどりの猫である。別名パンダ猫。異国の歌に日本の盆踊りで飾ったのですね。それも人の眼には止まらないスピードの猫パンチでね。審査の場でこの余裕。その発想と実行が鮮やかすぎる。おそろしい子、勝村マヤ。ダイヤ♦の仮面。
手がけた作品にはかならず入れてくるマヤのヴィーナスと盆おどり。マヤさんはガチのBonDancerなのかな。
だがしかし、マヤさんのTouchには猫の子以外に皆の結印、多くの降魔、
手刀、結界そして三面六臂に始まり白鳥伝説日本武尊で締める神様でにぎやかだ。ここのお仕事は単なるBon Dancerでは無理。すくなくとも結界を操れる者でなければ。マヤさんはいったい何者でしょう。
なぜかふと白鳥の聖地、郡上市白鳥町白鳥神社に行きたくなりました。 そして参拝してまいりました。
CLAP CLAP Clap Clap clap clap 、、 、、
これは予定調和なの
山あいの夕暮れは早く、街には白鳥まつりの飾りつけがされていました、向こうひとつき以上もまつりは続くのですよね。この地は日本の重心でなんらかのワールドの中心かも。
その2猫の子おしまい その3白鳥はいつか
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