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激務でも婚約破棄してもそれなりにゴキゲンに過ごすためのサバイバルノート

はじめまして、こんにちは。
新卒でスタートアップ企業に4人目の社員として入社、2社目は15名規模のベンチャー企業、3社目はRグループで働き、今現在は外資系コンサル会社で働いている者です。
そうです、多くの人に激務と思われる環境でしか働いたことありません。よく「タフだね」と言われます。

社会人1年目の頃はストレスでハゲたこともありましたが、ずっとそれなりにゴキゲンに働き続けてます。婚約者の浮気が発覚した日もいつもと変わらず仕事をし、無事破棄した後も、ずっとそれなりにゴキゲンに過ごしています。仕事もプライベートもしんどいことたくさんありますが、ゴキゲンです。
そんな私が、いろんな経験をしたからこそ思う「ゴキゲンに過ごす」ためのコツのようなものを書いていこうと思います。

とは言っても、参考になる人とならない人に分かれると思います。

「自分で起業してモリモリ頑張ってる!!」「仕事は生活費稼げたらなんでも良い・結婚したら辞めるんで仕事はどうでも良いです」みたいな人には、何言ってんのコイツ?という話だと思うので、Uターンを推奨します。

逆に、「野望はないけど仕事頑張りたいとは思ってる。でもなんだかマインドセットが苦手」「仕事もしくはプライベートで感情的になって疲弊することが多い」みたいな人には特に参考になるんじゃないかなと思って書いています。

仕事が全てではない

私が今まで働いてきた環境では、休職する同僚がとても多く、また私自身も1社目の時には精神的に追いこまれたことがありました。
私自身はすぐに転職を決め、環境を変えることで休職には至りませんでしたが、次々と休職していく同僚を見ながら、仕事ってそこまで最優先にしなくても良いのでは?と思うようになりました。

仕事以外にも人生の時間はたくさんあります。
休職するまで追い込まれてしまったりすると、生きること自体がしんどくなってしまったり、仕事・プライベートといった次元ではないことになってしまうと思います。

仕事って本来、人生を豊かにするツールだと思うんです。
もちろんお金をいただいてすることなので、生活のためにも必要ではありますが、人生を豊かにするものを通して自分を消耗してしまうのは、ちょっと違うんじゃないかなと。

なので私は、仕事が全てではない、という価値観が土台にあります。

とは言っても、人生を豊かにするツールである仕事は、人生の時間で考えた時に大多数を占めるので、パワーを割く割合が高くなるのかなと考えています。

人生を豊かに彩るために、私は働いています。
その前提でこの続きも読んでいただければと思います。

心と身体が一番の資本

見出しの通りですが、心と身体が一番の資本です。
一番と言いながら2つあるやんけ!というツッコミは聞こえません。笑

心、身体、どちらかが崩れるとゴキゲンには過ごせません。
仕事もできません。趣味も楽しめません。パートナーとの時間も楽しめません。

なので、自分の心と身体を何よりも労ってください。
自分の心の声、身体の声を聞いてあげてください。

ストレスを感じた時、自分の身体のどこに不調が出やすいのか。
頭痛がする時はどんな時なのか。
生理痛やPMSはどんな症状で出るのか。

どんなことで心が動くのか。
何をされたら嬉しいのか、不快なのか。
どんな瞬間に楽しいと感じるのか。癒されるのか。
何をすれば、モヤモヤしていた感情が晴れることが多いのか。

自分のことを知りまくってください。

自分の取り扱い説明書を自分の中に持っているだけで心の持ちようが全然違います。
落ち込んでも、嫌なことがあっても、自分の取り扱い説明書にならって自分で自分のゴキゲンをとれば良いのだから。

大切にしている考え方

ゴキゲンに過ごすために、大切にしている考え方がいくつかあります。
これらの考え方が私の土台になっていると思うので、紹介します。

他人は変わらない

何か嫌なことが起きた時、この人がこうなってくれたらな・・と願うことは少なくないと思います。

でも、どんなに感情をぶつけても、どんな理屈を並べても、他人は変わりません。
当たり前のことですが、その人自身が変わろうと思わないと変わりません。

何か起きた時は、起きた理由を分解してみて、それらが自分の可変なのか、不可変なのか?という観点で整理することがおすすめです。

不可変なものを変えるためには、自分自身の考え方や受け止め方を変えるしかありません。

他人のせいにすることはとても楽に見えますが、状況が変わらないままで結果的にしんどい状況が続いてしまうので、自分で変えられるところは変えてしまった方が案外楽だったりします。

逃げても良い

私は逃げるという言葉があまり好きじゃないのですが、それは置いといて、時には「逃げ」という選択をとることも必要だと思います。

例えば私は、1社目の時にストレスでハゲて、このままじゃやばい!と思って当時の環境から逃げて転職することを決めました。
当時は周りの人たちから「逃げるな」「自分に負けたということだ」など、いろんなことを言われましたが、逃げて何が悪いん?という気持ちでした。
逃げることで、自分の心と身体が守られるなら万々歳です。

仕事で考えた時に、転職はこわいと思ってしまったり、自分でも逃げてると感じてしまうことがあると思います。
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ・・」って心の中のシンジ君が呼びかけてくるかもしれませんが、1回無視する勇気も持ってみてください。

考え抜いた末の決断であれば良いのです。戦略的逃げ、してやりましょう。

会社は人生の責任をとってくれない

仕事面に偏った内容になってしまいますが。
当たり前のことですが、会社は私たちの人生の責任をとってくれません。

自分が休職しても、退職しても、仕事は回っていくのです。

休職しても、退職しても、私の人生なんて、会社はどうだって良いのです。

距離の近い同僚は心配してくれるかもしれません。
でもそれとこれとは話が違うのです。

その会社に勤めることが自分の人生の全てでしょうか?
多くの人にとっては違うはずです。自己実現の手段の1つがその会社で働くこと、なんだと思います。

ならば、自己実現のために潰れてしまっては元も子もないので、会社にこだわらずにフラットに考えてみても良いと思います。

逆に、人生全て賭けてでもこの会社で頑張りたい!と思うなら必死に食らいついた方が良いのかなと思います。

自由は義務・責任を果たした者の権利

なんかむずかしー見出しをつけましたが、要するに、やることやってりゃええんやろ!?ということです。

会社と自分って、会社の方が立場が強いと思っていませんか?

そんなことないです。対等です。

だからこそ、やることをやってたら必要以上の自責は不要です。
もちろん、会社ごとに規則やルールはあると思うので、それを守った上、ではありますが。

察してくれる人はいない

しんどい時、苦しい時、怒ってる時、「察してよ!」と思うこと、ありませんか?
正直、めっちゃありますよね。
特に女性は他人の感情に敏感な人が多いからこそ、他人にも同じように敏感になることを求めることが多いんじゃないかなと思います。

でも、人は皆が皆エスパーじゃありません。

あなたがムカついてるあの人も、もしかしたら他人のことを気にかけられないくらい余裕がないのかも。
そもそも他人に興味がなくて気がつけないのかも。
もしくは、あなた自身の感情の機微が読めないのかも。

いろんな可能性がありますが、言葉にしていない「こうしてほしい」はほぼ100%誰にも伝わっていないと思った方が良いです。

最初にも書きましたが、他人は変わらないのです。
察してくれないし変わらない。だったら、自分の気持ちや要望などはちゃんと齟齬なく伝えた方が良いですよね。

起きたことに対して、感情的になって話すと聞き入れてもらえないことが多いので、感情的になる前に一息起きましょう。

伝える時に意識したいのは、「事実」「解釈」「感情」に分けること。

こんなことが起きて、こう解釈していて、自分はこう感じた。
そうやって整理して伝えるだけで、伝えたいことが伝わると思います。

特に仕事では、しんどい時こそ丁寧なコミュニケーションを徹底した方が、スムーズにやり取りが進むことになって後からが楽なのです。

心と身体の健康を保つために

ここからは、心をと身体の健康を保つために私が実践していることを具体的に書いてみようと思います。
「お、これなら取り入れられそうだな」というものはぜひ試してみてください。

自分の発散方法を知って、実施する

自分の取り扱い説明書の話とも重複しますが、自分に合う発散方法はなるべく早く知っておいた方が良いです。

私の場合はカラオケで歌うこと、人と話すことが発散になるので、休日には人と会う予定を入れたり、予定がない日でも外に出るようにしています。

一方で、同じ発散でも「ゆっくり回復する」という意味では、お風呂にお気に入りの入浴剤を入れて浸かることが一番の発散方法なので、平日でも、真夏でも、お風呂に浸かるようにしています。(酔っ払いすぎてる時以外。笑)

人と会う予定を入れることがしんどいんだよ!ということであれば、親友と呼べるような信頼できる友人や家族、パートナーなど、特別な相手に連れ出してもらったり、電話してみるのもおすすめです。

無理してまで人に会う必要はないですが、今の自分に起きてること・感じているモヤモヤを言葉にして人に伝えるだけでもスッキリするはずです。
話して伝えるだけで、整理されるからです。
もしかしたら、悩み事の解消の種も見つかるかもしれません!そしたらラッキーです!

他人とは、価値観の違う生き物です。
だからしんどい。でも、だからこそ、新しい発見もあります。

信頼できる人に話してみて、気づきを得る、という発散もお試しあれ。

仕事のやりがいポイントをおさえる

仕事の中で、嬉しいと感じる瞬間や達成感を覚える瞬間はどんな時ですか?

お客さんから案件を受注できた時かもしれないし、隣の席の同僚からありがとうと言われた時かもしれない。

小さなことでも良いんです。「嬉しい」「楽しい」「大好き」を積み重ね続けることで、だんだんと良いことに目がいくようになります。

やりがいポイントを常に意識するのは難しい・・と思うなら、毎日仕事であった嬉しかったことをあえて振り返ってみてください。
3つ挙げる、とか習慣にしていくと、だんだんと「ヨッシャ」が癖になっていきます。

もちろん、大きな目標があれば、目標達成に向けてやる!と割り切るのも一つの手です。

なるべく食事を抜かない

忙しすぎてご飯食べる時間がなかった!
ストレス溜まって食欲がない・・

そんな時もあると思います。
そんな時が続くと、どんどん心も身体も疲弊していきますよね。

その疲弊感って、単に食事を抜いたことによる疲弊じゃないと思います。
人間らしい生活ができていないと感じることによるストレスだと思うんです。

なので、遅くなってもご飯の時間をとる、ということが私にとってはとても大事です。

例えば最近は、お昼休みの時間にはご飯は食べられないけど、14時から空いてるからしっかり作って食べる!とか、お昼食べ損ねたけど、それだけ頑張ったから飲みに行っちゃおう!とか。

趣味の時間を持つ

仕事を頑張りすぎちゃう人は特に、趣味の時間があると良いんじゃないかなと思います。

私の場合は歌うことが好きなのでボイトレに通ってたり、ヒトカラによく行きます。

好きなことをしてる間は、仕事のことは考えないし、ただひたすら楽しいので、シンプルに発散になるんですよね。

もしかしたら交流の場があって、新しいご縁もあるかもしれない。仲の良い友達ができるかもしれない。

そんなプラスαもある・・かもしれないので、月に1回でも良いので趣味の時間を作ってみるの、おすすめです!

泥酔時以外は入浴する(寝る前)

私は、お風呂にお気に入りの入浴剤を入れてゆっくり浸かることが発散だと書きましたが、それ以外にも入浴する理由があります。

寝る前にお風呂に入ると、お風呂上がり、湯冷めで体が冷えていくのですが、その瞬間眠気がくるのです。

なので、なんだか寝つきが悪くても、コテンと寝られます。

もし入浴しても寝付けないよ!って日は、眠れなくてもただ目を瞑って寝転んでいてください。気づいたら寝てます。笑

筋トレする

ここにきて筋トレ!?と思った方、これはあくまでも一例です。笑

走っても良いし、筋トレでも良いし、ウォーキングでも良いし、プールで泳いでも良いかもしれない。

つまり、体を動かす、ということです!

毎日じゃなくて良い。出来る時にする、で良いです。
体動かした疲労感で、普段は寝つきが悪くても、コテンと寝られます。(2回目)

自分で自分のゴキゲンをとる

書きながら思いましたが、私は自分のゴキゲンをとるのが得意な方なんだと思います。だからよく「タフ」と言われるのかもしれません。

どんなに自分が嫌いでも、生きている限り一生付き合わないといけない相手が自分ってモンなので、ゴキゲンのとり方を覚えると、毎日がちょっぴり楽になります。

自分で自分のゴキゲンをとる。それでもゴキゲンになれないときは、自分で自分のわがままをちょっと聞いてあげる。

そんなふうに、ゴキゲンな私も、ゴキゲンじゃない私も、受け入れてあげたら良いんだと思います。

ストレス社会で働く、全ての人に幸とゴキゲンあれ!

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