Vulfpeck /// The Fearless Flyers /// 全カヴァー曲まとめ【完全版】
KINZTOのDr.ファンクシッテルーだ。今回は「どこよりも詳しいVulfpeckまとめ」マガジンの、44回目の連載になる。では、講義をはじめよう。
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今回は前回の記事の補足となるが、単体でも読める資料としての記事だ。つまりタイトル通り、
Vulfpeck /// The Fearless Flyers /// 全カヴァー曲まとめ【完全版】
である。
Vulfpeck
まずはVulfpeck(ヴォルフペック)がレコーディングで行ってきたカヴァー曲をすべて、時系列(リリース年)順に紹介していく。これもカヴァーだったの!?と驚く曲もあるはずだ。
///2015///
///2017///
原曲:Ryan Lerman / Do With You(feat. Ben Folds)
///2018///
原曲:Ryan Lerman / Half Of The Way
原曲:Theo Katzman / Love is a Beautiful Thing
///2020///
原曲:Bach / Contrapunctus 9
※これはVulfpeckで2020年、またJackが個人的に2016年にカヴァーしているバッハの「フーガの技法第9番」。
原曲:The Four Freshmen / Poinciana (Song Of The Tree)
※Vulfpeckでのレコーディングは2015年。
原曲:The Beatles / Something
※Vulfpeckでのレコーディングは2016年。
原曲:Eartha Kitt / Santa Baby
※Vulfpeckでのレコーディングは2016年。
///2022///
原曲:Groove Spoon /// Simple Step
原曲はVulfpeckの前身となったバンド、Groove Spoonの曲。13年ぶりのレコーディングとなった。
原曲:Theo Katzman / What Did You Mean (When You Said Love)
原曲:Bob Dylan / Gotta Serve Somebody
Vulfpeckでのカヴァーは以上である。
The Fearless Fryers
次はVulfpeckのサイド・プロジェクト、The Fearless Fryers(フィアレス・フライヤーズ、通称FF)。こちらもカヴァーの宝庫だ。バンドについては私の過去のnoteを参考にしていただきたい。
ちなみに、FFはVulfpeckの曲もカヴァーしている。ここでは、それらも紹介していきたい。
///2018///
原曲:ディズニー『リトルマーメイド』より "Under the Sea"
原曲:Stevie Wonder / Signed Sealed Delivered (I'm Yours) , Stuff / Signed Sealed Delivered
///2019///
原曲:Cory Wong // "Simon" (feat Ariel Posen)
※タイトルに「F15」が付いているのは、FFが空軍がコンセプトになっているバンドであるため。
原曲:VULFPECK /// Daddy, He Got a Tesla
※タイトルの「Tesla(テスラ)」が「Cessna(セスナ)」になっているのは、同じくFFのコンセプトによるもの。
原曲:VULFPECK /// Hero Town (feat. Michael Bland)
///2020///
原曲:VULFPECK /// The Birdwatcher
原曲:VULFPECK /// The Speedwalker
///2021///
原曲:アメリカ空軍の軍歌「Wind Blue Yonder(空の彼方へ)」
※ライブ開始とともにこの曲が流れる。これはやはりFFのコンセプトによるもの。動画は2021年リリースだが、レコーディングはマディソン・スクエア・ガーデンのライブ時なので、2019年。
原曲:VULFPECK /// Lost My Treble Long Ago
※こちらもレコーディングはマディソン・スクエア・ガーデンのライブ時なので、2019年。
///2022///
原曲:Steely Dan / Reelin' in the Years
※こちらはVulfpeckでもライブでカヴァーしていた。
以上が、「Vulfpeck /// The Fearless Flyers /// 全カヴァー曲まとめ【完全版】」である。
なぜこういったカヴァーを行っているか、というのは、ぜひ私の前回の記事をご覧いただきたい。
◆著者◆
Dr.ファンクシッテルー
宇宙からやってきたファンク研究家、音楽ライター。「ファンカロジー(Funkalogy)」を集めて宇宙船を直すため、ファンクバンド「KINZTO」で活動。
◇既刊情報◇
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(完全無料)
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約80年を解説した歴史書
「ファンクの歴史(上・中・下)」
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