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新年の


昨年中は誠にお世話に…なった方も、ならなかった方にもご挨拶できるタイミング。ヒトが生み出した1年という単位、そして迎春という儀式は形は変われど大変ありがたく思います。

実は僕、今年歳男でして。生まれてから干支が三巡したかと思うと…まあ特に思い入れはありません。いい歳になったなあ、と感じるくらいでございます。すみません。

さて、二〇二一年は皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか。
僕は結構、いい意味で「固まった」気がしています。「言葉にする」ことを増やしました。相変わらず話すことは苦手なんですけど、そうだ僕はデザインという言語を持っていたじゃないか、と改めて感じることが多かったように思います。

何より大きいなと思ったことは、制限がなくなった感があるということです。社会への接点を探し続けるという意味においては、自分を止めるものはなくなってしまったなあと。具体的に説明をするのは難しいですが、まあそんな感じです。なのでお仕事くださーい!しばらく会わないうちに僕、できることすごく増えました。

本年はそうですね、なにかを目標に… とか決めたいところではありますが、 昨今では夢や目標は持たなければならない、という風潮も時代遅れになってきましたね。
普遍的なテーマにもとづいて過ごしていけば、割と気楽に生きていけるのではないかな、と思っております。 そのテーマというのは、僕の場合は「手の届く範囲を広げること」これのみだったりします。「おどれの手はおどれが思ってるほどでかくない、ゆうこっちゃ。手の届く範囲でいっぱいいっぱい。だからせめてその手の届く範囲の人間を守ればええ。」
この台詞は漫画「トライガン」でウルフウッドという人物が口にしていて、思春期のころからずっと僕の心に刺さっている言葉でもあります。

さて、いろいろ書いてしまいましたが、 本来年賀状で伝えることは、これだけであるべきです。二〇二二年も、みなさんの一年が幸多きものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。

今年もよろしく!

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