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【S8最終995位/レート1924】ウーラガモスbeat down!!



【はじめに】


S8お疲れ様でした、剣盾からの念願の最終3桁を達成できたので反省の意味も含め構築記事を書かせていただきます。
7月に入って、S7全く勝てずこんなゲームやらんと決めていましたが思わぬ形で時間ができたのでずっとポケモンやっていました。
S7の最終日の主の様子がこちら。

この時は本当に辛く、最終日鬼のように負けたストレスのせいか起きたら私の右目はこんな風にとんでも無く充血して目が開かなくなっていた。
(以下イメージ)

3日しても治らないので勤務先の眼科を受診したところアデノウイルス結膜炎の診断を受けた。感染力が強く職種によっては1週間〜2週間出勤停止になるらしい、おまけに人混みも避けないといけない。当然私は医療職なので出勤停止、引きこもり生活を余儀なくされることになった。結果として「ソソゲークソゲー…」と言ってポケモンを対戦辞めようとしていたが続けるしかない状態が完成されてしまったのである。

ってことでニート生活が開始、ほぼ1日ポケモンやってる生活が始まり私のシーズン8が始まってしまったのでした。しかしここでできたポケモン漬けの時間がここまでのポケモン人生を大きく変える時間となったのであった。

【構築経緯】

いつも配信を見ているレブロンさんの葉桜予選全勝構築のミミッキュ→パンチグローブ水ウーラオスが強く、中盤に初めて3桁にいくことができたがメタがかなり回ってしまって伸び悩んだ。また、もともとウーラオスで相手の水やゴーストテラスを誘い草テラスパオで詰める軸を使っていたが、相手にテラスを強要させてこちらの勝ち筋の見通しを立てる動きは強いが後手に回って負けるのが増えてきた。そんな時、TwitterをフォローしていたShieさんが不貞腐れてた私にアドバイスをくださり、水ウーラオスは変更せずミミッキュで展開し最初から一体失ってからスタートする考えを捨て、先に数的有利を取ってから通しに行く方向に切り替えた。
先にアドを取れるポケモンとして、大体の相手の攻撃を一度耐えることができ初手に呼びやすいパオ、水ラオスを対面処理できる、カタストロフィのけずりが優秀すぎるABディンルーを採用。この裏に控えさせるポケモンとして、特殊への切り返しが期待でき、物理に対しても火傷を狙って仕事ができるHBブーツガモスを採用。ガモスを入れたことは結果として結局まだお前らが主役なのかよ3人衆ディンカイサーフへの勝率を上げることにつながった。
この3体ではテツノツツミに安定しないので眼鏡ハバタクカミを採用、ガチグマとかもきっちり落としていただきたいのでこだわり眼鏡で採用。キョジオーンがらみや受けループへの申し分程度の対策として隠密マントサーフゴーを採用。ラストはディンカイサーフに強く今季も最強と踏んでいた襷パオジアンを採用して構築が完成。
中盤に700位まで上げて溶かして、最終日2000位から頑張って最終日朝6:30時点で954位でした。(もう片方のロムは海の藻屑になった)

〜パーティコンセプト〜
極力対面的に、あるいは積んで切り返して殴り勝つ
どうせ上振れないから上振れ要素に頼りすぎない期待しない


【個別紹介】

1.パオジアン

持ち物:気合いの襷
テラスタイプ:草
性格:陽気
努力値:AS252
技:氷柱落とし 聖なる剣 噛み砕く 氷の礫

個人的に一番手に馴染んでこのルールでも強かったので採用。序盤〜中盤は草テラスで使用していたが、ミラーとノマテラカイリュー意識のゴーストテラスに変えて採用した。水テラス増えすぎたので先制技は不意打ちの方がいいかもしれない。あと、草テラスの時はイダイトウを安定して止めて勝ててたがゴーストテラスで不意打ちもないと型次第では安定しなくなってしまったのは難点。カイリューにノマテラ強要させてラオスのドレパンが通るのが強かった。また、後述のラオスをゴーストテラスで対策する流れが増えてきておりそこに強いのも大きく、パオジアンと水ラオスは一見同居が難しそうに見えて相性がめちゃくちゃ良くて役割集中も狙える。このポケモンのテラス強要力は凄まじく構築から外せなくなった。怯ませたことは片手で数えれる程度しかなかったし絶対零度なんて俺が使ったら8回外すから絶対採用しなかったが、それでも強いポケモンでした。

2.ウーラオス(れんげき)

持ち物:パンチグローブ
テラスタイプ:毒
性格:いじっぱり
努力値:H244 /A212 /B12 /D4 /S44→H124/A236/B4/D4/S140
技:水流連打/ドレインパンチ/冷凍パンチ/剣の舞
構築の軸になったポケモン。物議を呼んだけどなんやかんや個人的には使いやすかった。先述の理由でテラスタイプは毒にしたが、水テラスにしていたときは水流アクジェリーチの伸びが良かったし一長一短だろうか。冷凍パンチの枠は当初アクアジェットにしていたのだが、アクジェにしたところで水テラスの誰かしらに止められてしまう、電磁波エアスラ卑怯者カイリューがちょくちょくいたことから冷凍パンチにして範囲を広げた。結果として最終日おそらく一番カイリューを葬ったポケモンになった(けんぶが先に見えてると相手視点は採用してないように見えるのだろう)。調整先は最初ガッサぬきのやつにしていたがミラーで上を取られる事が多く感じたので時渡り準優勝のLazyさんのを参考にした。

3.ウルガモス

持ち物:厚底ブーツ
テラスタイプ:水
性格:臆病
努力値:H244/B212/ C4 /S48(+1で最速ツツミ抜きあまり耐久)
技:炎の舞/蝶の舞/鬼火/朝の陽射し

本構築のMVP。物理にも仕事をできる特殊(特殊受け)が構築に欲しかった時、そういえば今作ガモスが近い仕事できそうだし倒し方マジでわからねえし使ってみようか、ということで採用したらめちゃくちゃハマった。テラスタイプは水ウーラオスを切り返すことを狙ってみずで採用。前述したが、ディンカイサーフへかなりプレッシャーをかけられるのが大きく最後2日間で使用して結果的に最後の追い上げにめちゃ貢献した。電磁波サフゴに好き勝手されて終盤めちゃくちゃ負けたので採用したのは大正解だった。水テラバを切ったがなぜかドランが選出されることが少なくそれで困ることがなかった。炎のからだが増えていたこともこのポケモンにとって追い風だったように思う。


4.ハバタクカミ

持ち物:こだわり眼鏡
テラスタイプ:妖
性格:臆病
努力値:H100 /B132 /C124 /D12 /S140
技:ムーンフォース/シャドーボール/エナジーボール/サイコショック

本構築は基本ツツミが重くそれに抗うせめてもの枠。確定の一致技以外は、ドオーやドヒドが終盤多くなってきている気がしたのでサイコショック、ヘイラッシャやキョジオーンに強めに出れるようエナボを採用した。ドランに対して安定して引き先になれるポケモンがいないのでそういう構築には出さないか立ち回りを慎重におこなった。ヒスイヌメルゴンを使っていてフェアリーテラスムンフォがきつかったので眼鏡採用にしたところかなり生きた場面が多かった。ブエナ信者だったけど眼鏡もええなと思いました。
調整先はこちらを参考にさせていただいた。

5.ディンルー

持ち物:オボンのみ
テラスタイプ:妖
性格:いじっぱり
努力値:H4 /A252 /B220 /D4 /S28
技:じしん/テラバースト/カタストロフィ/挑発

こちらを参考にさせていただいた。いつも配信で見てるけど自分で使っても強かった。技構成はこれで過不足ないと思う。

初手で躊躇せずテラスを切ることが多かったが、裏目に出ることもありそこは練度が足りてないと思った。それでも1.5体ほど持っていける性能は凄まじかった。受け意識で入れた挑発も刺さる場面が多くこの技のおかげで早い段階で降参をもらうこともあった。ウーラオスというポケモンを使う以上電気技の一環はちゃんと切らないとサンダーやレボルトがらみのサイクル・対面操作でテンポを取られてしまう気がしたのでそういう意味でもキーになるポケモンだったように思う。カタストをちゃんと当ててくれて最終日助かった。

6.サーフゴー

持ち物:隠密マント
性格;図太い
努力値:H244 B236 S28
テラスタイプ:水
技:ゴールドラッシュ シャドーボール サイコショック 悪巧み

ゴリニューラ、キョジオーンがらみの構築や受けループ意識のよくいるサフゴだが、一番の諸説枠だった気がする。後述するがこいつにさせようとしていた仕事が種々の要因でできなかった(相手の早いサフゴが厳しかったり一緒に組まれているポケモンに弱かったり)。ウーラオスがキノコ系統を呼ぶのでそこに強めな点はよかった。特性がやっぱり代替不可能で強いと再認識させられた。ラオス意識の水テラスにしたがテラスタイプももっといい候補があったかもしれない。



【選出】


ディンルー+ラオス+ガモスorカミ
ディンルー+パオ+カミorガモス
→ディンカイサーフが環境に多くこの選出がほとんどでした。キョジオーン入りや受けはディンルー+サフゴ@1みたいな選出が多かったと思います。ガモスはドヒド、ドオーがいる時は原則出さないようにしてた。

【重いポケモン・並び】


・テツノツツミ
ただでさえ重いのに耐久調整されたやつまで出てきて安定しない。眼鏡水テラスドロポンがきつすぎる。こいつだけフリドラの追加効果剥奪してくれ
・ウルガモス
最終にガモス採用して相手のガモス重い事が発覚。最終日2人くらい採用している人いたけど選出されなくてよかった…
・チオンジェン
最終日にやたら引いてしんどかった、ディンルーで展開できないし悪の波動でサフゴ殺されるし
・甘える痛み分けハバタクカミ
ガモスでも厳しかった、倒し方わからない
・受けループ
ヘイラッシャの地割れが全試合1発で当てられて1回も勝てなかった

【成績・最後に】

TN:デク 62勝35敗 995位

最終日の朝に覚醒して6時半ごろの時点で3桁チャレンジ通して954位で、最終残るか不安だったがギリギリ残る事ができた。相変わらず最終日は基本運が悪かったがそれでもしがみついてしがみついて初の最終3桁を達成できました。最終日潜るスリルは何にも代え難い楽しさだったが、次はもっとゆとりを持ってフィニッシュしたい。終盤に入って環境回って勝てなくなった時は何度もメンタルをへし折られましたが不貞腐れつつも諦めなくてよかった。
メガシンカが亡くなってから思うような構築が組めずポケモン対戦も納得いくものができずにかれこれ3−4年くらい苦しんでいて一時期対戦を離れていたこともありましたが、SVからまたちゃんとやろうと決めて頑張ってきて、半年かかったとはいえまずは目標達成できてよかったです。多分私は世界一ポケモンのセンスがないため、私が3桁いくためにやったことは多分いろんな人に効くと思われるので別の記事に書こうと思います。

special thanks:いつも通話でお世話になっているkuruさん(初レート2000マジでおめでとうございます)、Twitterで仲良くしてくれてるおすかるさん、相談乗ってくださったFさんでぃーさんなおさん、、不調の時声かけてくださったShieさん、レブロンさん・プロレブラーの皆様、ここまで記事を読んでくれたこの記事を読んでる人

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