ブラウン管のテレビって、どういう回路で動いてたの?

背景

今ではテレビをONするとYoutubeやネトフリを見る時代。なんでもデジタルですよね。だからこそブラウン管テレビの回路図を見て調べてみよう。
技術士を電気電子部門で受ける記念。勉強がてらに調べてみる。

回路図

著作権はこの方ですが、回路図がないと解析・説明不可能ですので、
引用させていただきます。

真空管の動作原理

(後記・・・)


ざっと見て

右下が電源回路
左下が垂直水平同期信号生成
左上がAM同調回路→映像信号増幅
映像信号はAMって事です
左上の映像信号増幅の第一段から同期信号を取りだしてる。
ダイオードによって垂直・水平同期信号回路(OSC)に同期させてる
水平期間に一回の映像信号より強い強度の同期信号でOSCをバーンと同期させるのでしょうね。
上のオーディオ回路はFM(映像信号から信号を取り出して)
最後はスピーカーアンプ
なぜ5極菅?FETみたいな動作だから音の歪みか

こんな感じ

AM信号を増幅するのに3段もの真空管増幅回路なんですね

所感

電波が来ない時は液晶テレビは真っ黒の表示になります。ブラウン管では真っ黒ではなくグレー表示なのは、電波がない時はブラウン管回路は放電電極が中間電位なる回路だったということです。
あと消費電力無視ですね。動作点電圧の生成は抵抗。
テレビを叩いたら治るのはなぜだったんだろう?

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