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生成AIによって影響を大きく受ける職業はどれほど多いほか解説。

0.はじめに

前回のAIに関する記事では生成AI全般について語ってきました。今回も生成AI全般について触れていき、次回辺りから細かい部分の内容に触れていきたい所存です。

今回この記事で紹介するのは、生成AIが一般化していく中で影響を大きく受けるであろう職業について解説していきます。

1.生成AIの経済効果

産業を紹介していくと言う風な話をしましたが、その前に生成AIの経済効果について解説していきます。

生成AIの経済効果については、『コンテンツ制作、カスタマーサポート、建設分野等様々な業務領域での業務の変革が可能となる。』と言われており、人類史上有数の革命とも言われています。

そして、企業に対してセキュリティ上のリスクを恐れて活用しないことこそが最大のリスクであり、むしろ自社が次の時代の生成AIファースト企業になるつもりでAI活用を進めていくべき」とも言われています。

OpenAIとペンシルベニア大学が発表した論文によると、80%の労働者の内少なくとも10%が大規模言語モデルの影響を受け、そのうち19%の労働者は、50%のタスクで影響を受ける。なかでも高賃金の職業、参入障壁の高い業界(データ処理系、保険、出版、ファンドなど)ではLLMの影響が大きいと予測されている。

しかし、生成AIによって大きなビジネス機会を引き出す可能性もある。ボストンコンサルティンググループの分析によると、生成AIの市場規模について、2027年に1,200億ドル規模になると予想されている。最も大きな市場は「金融・銀行・保険」で、次に「ヘルスケア」、「コンシューマー」と続いています。

生成AIを使わなければ、競合企業から大きな遅れ(何倍もの差)を取るとも考えられておりソフトウェア産業では生成AIによって圧倒的な生産性の効率が実現されていると言われています。

2.影響を受ける職業について

2-1.税理士

以降に記述する職業全てに当てはまるのですが、これら全ての職業は『仕事の半分以上が効率化される』と考えられており影響を大きく受けていることが伺えます。

そもそも税理士が主に行う作業とは、確定申告をはじめとする、税務署などへの申告や申請などを納税者に代わって行います。 確定申告書などの税務書類を、専門家としての知識と判断に基づいて作成します。 税金に関する相談に対し、アドバイスを行います。 税金の申告だけでなく、事業の状況把握のために、お金の出入りを記録する財務諸表や帳簿などの作成を行います。

税理士は、税理士法に定める国家資格およびそれを職業とする専門家であり、職務上請求を行うことができる八士業の一つです。

とはいえ行うことに関しては上記の物なので、AIの『学習能力』を持って効率的に学習させれば『ほぼ』間違いを侵さない税理士が誕生すると言うわけです。

ここで『ほぼ』を強調したのには理由があります。
生成AIもとい、AI全般に言われていることですが学習段階で間違いを犯しながら成長していきます。

そして例えばものすごく簡単な話になるのですが、1+1を3と誤って学習している場合、指摘を受けて1+1を2という風に正しく学習するというわけです。

ただ、これには私の個人的な解釈があるので他の方の意見を参考にするのもいいと思います。

2-2.数学者

数学者とは数学に属する分野の事柄を第一として調査及び研究する者を指す呼称です。

AIは単純な計算を非常に得意としており、それは顕著に現れているケースが多いです。

というのも先程のような1+1というような簡単な計算をはじめとして、今まで公開されてきた全ての計算方法をAIに学習させることによって数学者たちが悩みながら答えを導き出し始めるよりも、素早く解き始めることが出来ます。

計算方法が違ったりした場合には、すぐに他の方法を使ってAIは調べ始めることが出来ます。

しかしながら数学者のみの力では一つの問いに対して知識が不足していれば、その点について学習をしなければいけません。

もちろん問題を解き始めるにあたって必要な知識を詰め込むでしょう。ですがそれでも足りない時はあるはずです。

そういった場合があると仮定すると、やはりAIの学習によって記憶の蓄積を行うことが出来るという点は非常に有用な点だと改めて思わされました。

難しい計算についてもネット上のサイトを検索して、それを参考にすることで難しい計算をこなすことも可能になると考えているので今後AIがどう発達していくかによって変化すると思います。

2-3.翻訳者

AIの記事でよく見るのが翻訳技術です。これは前々から分かっていたことですが、世界には複数の言語がありそれぞれ独特で魅力的な道筋をたどっています。

一応『英語』という比較的多くの人が話す言語がありますが、それも全ての世界で通じるわけではありません。

そこでAIが登場するわけです。

言語を聞き取り、それを指定した言語に変換して自然な形でコミュニケーションが取れるようにしてくれるというものです。

しかしながらAIに頼ってばかりではいけません。というのもAIによる誤った変換も度々見られ、よくわからない文章になってしまっているということもあるわけです。

そういった事態を避けるべく、さまざまな方法が考案されているでしょう。

翻訳者という職業はAIが発展するに従って、業務の大半を奪われてしまうでしょう。


2-4.ライター

記事を書いている人全般に当てはまりますが、これは非常に由々しい事態です。

AIを使って何かを創作するというのは今後もっとありふれたものになっていくと考えます。

AIというのは非常に有用なツールで、非常に速い速度で文章を作成したり画像を作成したりしてくれます。

つまりAIを活用して大量の記事を作成することができれば、このnoteというサイトでは非常に多くの収益を得ることが出来る可能性があるわけです。

1日に5記事も出している人がいるとして、その内容も興味が惹かれるものが多ければ少なからず刺さる人はいるでしょう。

その人達がお金を支払って有料記事を読んでくれれば1日で収益が手に入るというわけです。

もちろんAIが生成した文章には違和感のある部分が散見されたりすることがあるので、一概に労力がないと言うわけではありませんがそれでも投稿をするという行為以外ほぼすべてが省かれることになります。


3.最後に

本記事では上記の四職業について言及しましたが、AIによって影響を受けるであろう職業は多くそれぞれに小さい影響から、大きい影響を与えていくでしょう。

そんな中でもAIを活用し、全てを受け止めるのではなくあくまでも有用なツールの一つとして考えることを忘れてはいけません。

なんでもかんでもAIを信用してしまうのはいくらなんでもリスクが高いからです。

次回からはそんなAIの内、私が最も使っている『画像生成AI』について触れていこうと思います。それに加えて商業利用可能のイラスト集を公開しようと考えているのでそちらの方についてもよろしくお願いします。


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