エプソムカップ（2024）　予想の予想

（まだ宝塚記念は残っておりますが‥）
G1ウィークも終わり、通常開催＋夏競馬の始まりです
夏競馬といえば単に馬の能力比較だけでなく、厩舎の戦略や夏に強い馬の見極め、コース相性が抜群に良い馬など
予想ファクターが大きく増えるので難しい反面、推理力が問われる面白さや
難しいことへの見返りとしての高配当など魅力に溢れたシーズンともいえます

そしてそんな要素が全部詰まったかのようなレース
エプソムカップ（東京・芝1800m）が今週のメインです

将来のG1馬と言われる未完の大器・レーベンスティールが１番人気のようです。また古豪・ヴェルトライゼンデの復活やヴィクトリアマイルで良い走りを見せたルージュリナージュ、そしてここから秋への飛躍を目論む勢いを持った馬たちも見逃せません

とりあえず注目馬の評価から
4番　【ヴェルトライゼンデ】実績は最上位。絶好調ならばガチガチの１着候補ですが、屈腱炎からの１年２ヶ月ぶりの復帰戦。
過去に、同じく屈腱炎で１年４ヶ月の休養明けの鳴尾記念（G2)を勝利したという実績もあり、今回も！と期待がかかります。
しかし厩舎コメントからは鳴尾記念の時ほどは体が出来ていない様子
じゃあ今回は切りで良いかというと、そう簡単では無いと思います
これだけの実績馬、例え本調子では無いにしろ、それなりの結果は求められているはずです。勝てないまでも秋競馬に向け、以前と同等の力を持っている所は確認したいはずです。
ただそれが、それなりの走りを見せて５着以内に入ればくらいなのかなという印象を持っています。
が、あくまで印象です。実際に走ってみたら2、3着くらいに入ってしまうかもしれない実力は持ち合わせいます。
切るに切れないという問題児です

6番【レーベンスティール】おそらく今回の１番人気。昨秋のセントライト記念で皐月賞馬のソールオリエンスを破った実績を買われてということでしょう。能力の期待値はかなり高いようで、セントライト記念後は長距離路線の菊花賞へは向かわず、香港ヴァーズ（G1）に挑戦し8着。半年の休養後、復帰戦となった新潟大賞典は１番人気を裏切る11着でしたが、原因はイレ込んだこととチグハグなレースとなってしまったことなど要因は挙げられていました。
そして名誉挽回となる今回ですが、私は切ろうと思っています
理由は、イレコミ癖と左回りへの適性、実績の過大評価です
リアルスティール産駒の特徴なのか気性の荒さが目につきます。前走はレース前の段階からイレコミが激しく、レース中のチグハグさもあり負けてしまったという騎手コメントもありました。今回も気性の荒さが出るかはわかりませんが要注意ポイント
そして左回り。東京競馬場は過去2走しており１着、２着と好走していますが、なんとなく走りがぎこちない感じを受けちゃうんですよね
なんか窮屈そうというか
能力の違いから直線だけで好走したのでは無いかという見立てです
そして実績の過大評価
これは完全な個人的なイメージです。もしかしたらセントライト記念がこの馬のベストレースだっただけではないかという妄想です
あ、あとルメール人気で倍率がアップし過ぎでは無いかという懸念点も…
とまぁ以上の点から切ろうかなと考える次第であります
ただし、デビュー１、２戦でマーカンド騎手が将来性が高いと発言したり、セントライト記念後、モレイラ騎手がこの馬はG1レベルにあると発言したりと能力の高さを認められているのも事実
まさに名誉挽回の一戦となるか！です

3番【ルージュリナージュ】前走のヴィクトリアマイルで５着と好走。その勢いをかって初重賞制覇なるか！と期待がかかる一戦。
ヴィクトリアマイルでの走りをどう評価するかで取捨が分かれる馬ですね
レースレベルが低かったから５着に入れた＝馬の能力はそれほど高くない
と考えるか、G1での好走を機に馬が生まれ変わったかのように能力を発揮し始めると考えるか
マイナス要因は、ヴィクトリアマイルの前3走は、G3で13着、8着、11着だったことですが、3走共に先行馬有利の展開であったことも事実
今回はヴィクトリアマイルに近いペースが再現される可能性も高く、ペースが同じならば同じ脚を使える。そして先行勢は前走よりは実績が劣るであろう馬たちだから差し切れる。
これがプラス思考の考え方です
うむ、微妙…

上記に対するは、下のクラスではあるが連勝中だったり、調子が上がってきている馬たち
【サイルーン】【トゥデイイズザディ】【グランディア】【ニシノスーベニア】【アルナシーム】あたりでしょうか
この辺は一長一短あり、順位付けが難しいですね
本気度合いは高いですから、あとは客観的な能力差をどう考えるか
でもこの中から２頭くらいが３着以内に入ってくると予想しています

あとは大外18番の【セルバーグ】
逃げ粘って３着に食い込む。これも脳裏をよぎります

まぁ現在は枠順が決まって早々の段階なので、取捨選択に悩み中です
高配当も期待できそうなのでバシッと予想したいのですが
この続きは明日、当日に

そして、明日のもう一つの重賞
函館スプリントS（G3　函館　芝　1200m）

こちらはほぼ予想は固まっています
3番　アサカラキング
4番　サトノレーヴ
この２頭で軸は決定

３番手候補として
10番　ウイングレイテスト
11番　ジャスティンスカイ
13番　ビッグシーザー

3番手候補に上がるかもしれない候補として調査中なのが
8番　カルネアサーダ
9番　キミワクイーン
16番　ゾンニッヒ

ですが、基本堅いレースなので上記の中でどう絞ろうか思案している最中でございます
こちらも明日、買い目発表したいと思います
ではでは