マガジン一覧

スパイスカレー

おうちで作ったスパイスカレー、お店でいただいたカレー、カレーにまつわる本について書き連ねてみました。

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【日記】新たまねぎのスパイスカレー

今朝の気温はマイナス8度。 (最低気温はマイナス9度⁈) 夕べから雪は積もってない様子。 通常勤務の前に、学薬の仕事もあり、 早めに、家を出かけます。 昨日はいただいた新たまねぎを使って、 スパイスカレーを作りました。 まずは、新たまねぎ2個をスライスして、 厚切りベーコン1パックを ひと口大に切りました。 今回は、フェンネルシード(ういきょうの種)と生胡椒を、 油を入れたフライパンに投じ、加熱しました。 これも、好きな香り~。 さらに、厚切りベーコンと スライスした

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【日記】鯖缶とトマトのスパイスカレー

雪が積もったお休みの日、 車に乗りたくないし、歩いて行くのも嫌だし、 寒いところにいるだけで、身体が痛くなるし、 買い物に行かず、家にあるもので、 ごはんを作りました。 いただいた山芋、白菜、大根や 冷凍の食材を使って、副菜作り。 鯖の水煮缶と 紙パック入りのカットトマトがあるので、 スパイスカレーも作ります。 カルダモンを使ってみました。 別名は小豆蔲(しょうずく)。 キッチンはさみで、殻に切り込みを入れて、 油を入れた鍋に投じ、加熱しました。 この香り、好き~。

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【日記】節分 鬼を撃退するスパイスカレー

2月2日は節分です。 本来、 節分は立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、 季節を分けるという意味を持っています。 一般的には立春の前日の節分よく知られていて、 この日に「福は内、鬼は外」と声をあげながら 行う豆まきは 馴染みのある風習となっています。 なので、スパイスカレーを作って、 陰気の象徴である鬼≒寒さを撃退します。 そして、かってに、 担々胡麻キーマのスパイスカレーを 作ります。 温めたフライパンに、油を入れて、 フェヌグリークの粒(小さじ1)を炒め、 豚肉ミ

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【日記】本日のスパイスカレーは担々ゴマキーマ

日曜日、 運転免許証の更新のため、 県庁所在地まで出向きました。 その後、娘が matane HERB&SPICEさんに、 連れて行ってくれました。 以前は、東亜町会館という公共施設で、 ハローワークやシルバー人材センターが 使用していたそうで、 広々として開放感があり、 おしゃれな感じのお店でした。 (・・・語彙力の乏しさよ。) 本日のスパイスカレーは担々ゴマキーマ。 スパイスカレーは それほど辛いと感じなかったのですが、 帰り道では おなかがほかほかしているのがわ

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薬膳コラム

紡ぐしあわせ薬膳協会ホームページで、薬膳コラムを書いています。 普段は薬局薬剤師として働き、国際中医薬膳師、国際中医師、紡ぐしあわせ薬膳協会の認定講師となり、2017年2月よりコラムが掲載されています。 掲載されたコラムを一部まとめました。

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【コラム】春菊

春菊は春に黄色の花を咲かせ、 葉の形が菊に似ていることから、 その名が付きました。 旬は11月から3月で、 この時期に収穫されるものは、 茎や葉が柔らかく、香りも高いです。 春菊は主におひたしや鍋物、 味噌汁の具材などにします。 サラダ用なら生食も可能です。 春菊は本草綱目に、 茼蒿(とうこう)という名で記載され、 心氣を安んじ、脾、胃を養い、 痰飲を消し、腸、胃を利すと、あります。 現代の薬膳食典によると、 春菊(食性食味/平辛甘、帰経/肝肺心脾胃)は、 精神不安や

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【コラム】普段の食事を薬膳に

「普段の食事も薬膳ですか?」と、 よく尋ねられます。 薬膳は、手に入りにくい生薬を使った、 美味しくはなくても身体に良さような料理、 または、時間や金銭面で余裕のある人々が たしなむものと思われがちですが、 誤解です。 薬膳とは中医学の理論のもとに、 食材を選び、調理する食事です。 薬膳に生薬を配合することもありますが、 「今、何を食べればよいか」という考えのもと、 スーパーなどでも購入できる食材を 生薬と同じように、 身体を温めるのか、冷やすのか、 食べると人体にどんな

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【コラム】もち米

昨年起きた令和の米騒動は 記憶に新しいかと思います。 スーパーの店頭から米が消え、 新米が出てからも 販売個数の制限や価格高騰などがみられました。 そんななか、我が家では、もち米を購入して、 時々、おこわを炊いていました。 炊飯器で炊く、 旬の栗を入れたおこわ、中華ちまき風おこわ、 朝ドラでヒロインの恋人が召し上がっていたという 新潟の郷土料理である醤油おこわなど、 うるち米の代替と言ってしまうのは 失礼な美味しさ、もちもち感を堪能し、 おなかが満たされ、食の楽しみが増えまし

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【コラム】磯城島の 大和の国は 言霊の

磯城島(しきしま)の 大和(やまと)の国は 言霊(ことだま)の 助(たす)くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ   柿本人麻呂 「大和の国は言霊が人を助ける国です。 どうぞご無事でいらっしゃってください。」 これは遣唐使を送り出す宴の席で、 詠まれた歌です。 古来、言葉には霊力が宿る、 発せられた言葉が現実の出来事に 何かしら影響があると信じられ、 良い言葉を口に出せば良いことが起こり、 不吉な言葉を口に出せば 凶事が起こると考えられてきました。 日本人の私たちが行なって

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薬膳

普段の食事も薬膳に♪

22 本

風邪の予防の食養生

風邪やインフルエンザが流行していても、 かかる人、かからない人がいます。 風邪から身を守るには、 1、正気を充満させる (正気は人体の病気に打ち勝つ抵抗力のこと) 2、邪気を身体に侵入させない 衛気(えき)といって、脈外を流れる気で、 最も激しく、速く流れている気があります。 肌表を防衛し、外邪の侵入を防ぎ、 臓腑、筋肉、肌表を温め、 腠理(毛穴)の開閉や汗の排出を調節し、 体温を一定に保つよう、働きます。 衛気は水穀の精微 (飲食物を消化吸収することで 生じる精気物質)

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風邪の予防、風邪をひいたときの薬膳

今日は、 日中医薬研究会関西支部の例会でした。 今回は、風邪(かぜ)の予防、 風邪(かぜ)をひいたときの薬膳 というテーマで、講義を担当しました。 風邪(かぜ)と風邪(ふうじゃ)という言葉が 紛らわしいので、 かぜ症候群を感冒と言い換えます。 感冒(かぜ症候群)は 風邪(ふうじゃ)を主因として、発病します。 風邪は陽邪で、開泄、発散の性質があり、 陽位、すなわち上半身や体表を襲います。 風は善行し、数変します (よく動き、よく変わるの意)。 風邪は百病の長であり、 寒、

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ねぎとなつめのスープ「漢方健康料理」より

今は暦便覧に 「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と 記される大寒です。 寒さが最も厳しくなるころであります。 私たちの住むところは、 小寒を迎えてから、 雪が降り積もったり(100センチほど)、 最低気温が氷点下だったり (外の水道管が凍って水が出ない)、 とても厳しく寒い日々を 過ごしておりました。 「小寒の氷大寒に解く」 小寒よりも大寒のほうがかえって暖かい、 物事は必ずしも 順序通りにはいかないことのたとえです。 大寒の日の夕方のニュースで、 初めて知りまし

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ねぎと豆鼓のスープ「漢方健康料理」より

亡くなった義母の遺した「漢方健康料理」 (雄渾社)を参考に、 ねぎと豆鼓のスープを作りました。 鍋をよく熱し、 油とエスビー菜館豆鼓1袋(15g)を入れて、 香りが出るまで、炒めます。 水を150㎖ほど注ぎ、火にかけて、 沸騰後に、 ぶつ切りにしたねぎ1本、 清酒(原書では黄酒)50㎖ほどを加えて、 しばらく煮て、アルコールをとばし、 熱いうちにいただきます。 ねぎの白い茎は 葱白(そうはく)といわれる生薬で、 大豆を発酵加工した 豆鼓より塩分が少ない生薬は 淡豆鼓と呼ば

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郷土料理

おうちで作った郷土料理といわれるものをまとめてみました。

黒づくりのリゾット

録画していたNHK夜ドラ 「コトコト~おいしい心と出会う旅~」 富山編を一気見しました。 富山には「なんもない。」 「おもしく(面白く)ない。」 私もそう、 なんもないし、おもしくない。 自己肯定感が低すぎる・・・。 でも、富山には「全部ある。」 そう!と、思いながら、涙を流していました。 離れてみて、富山の良さがわかります。 ずっと家にいて何もしなくても、 おなかはすくもので、 気楽なひとりごはん、 冷蔵庫にあった黒づくりを入れて、 リゾットを作りました。 鍋に、赤米

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給食のあすか汁 奈良県の郷土料理 飛鳥鍋

給食のあすか汁 先日、孫の給食で出たという「あすか汁」。 お味噌汁に、牛乳が入っていて、 具材は鶏肉や野菜なのかしらと、 推察し、検索してみると、 奈良県の郷土料理に、 飛鳥鍋というのがありました。 あすか汁は飛鳥汁なのですね。 飛鳥鍋の歴史、由来、関連行事 あすか汁を作ってみました 飛鳥鍋の主な使用食材は 鶏肉、牛乳、はるさめ、しいたけ、 白菜、春菊、人参、白ねぎ、ごぼうなどと 書かれていました。 鶏肉に、季節の好きな野菜を 具材にしてもよさそうなので、 孫も

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なつめの甘露煮 飛騨の郷土料理

隣町の朝市で、生なつめを購入しました。 そのまま食べると、 りんごのような甘酸っぱい味がします。 岐阜県飛騨地方では、 なつめの調理法は醤油と砂糖の甘露煮が 一般的なようです。 なつめを洗い、 鍋になつめ、多めのてんさい糖、醤油、塩少々、 ひたひたの水を入れて、火にかけ、 沸騰したら、おとし蓋をして、 弱火で30分ほど、煮ました。 なつめは消化吸収の機能を正常にし、 気や血を補い、疲労や食欲不振によく、 カリウム、カルシウム、葉酸、 ビタミンE、B₁などの ミネラルやビタ

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よごし ごま味噌和え 富山の郷土料理

朝晩、急に寒くなりました。 早速、お値打ちになっていた 葉付き大根を購入し、 おでんを作りました。 出汁昆布と鯵の煮干、 大根、人参、こんにゃく、うずらの卵、 生産再開&復活ありがとう!の スギヨのビタミンちくわに、 餅巾着、ウインナー巻き、 生姜天、たまねぎ天などの 練り物を、 電気圧力鍋の調理MAXぎりぎりまで入れて、 清酒、塩、 ひたひたになるよう、水を注いで、 高圧10分、あとはほったらかし~。 その間に、大根と柿のなますと 大根の葉で、よごしを調理しました。

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