ソフトバレイ

noteに登録したことを忘れていました。
気がついたらチョコチョコ書いていこうと思います。
それでは今回は呟き。

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仕事帰りの車の中、ソフトバレイの森岡賢がこの世にはもう居ないことをふと思い出した。学生時代、僕はソフトバレイのメンバーをインタビュー記事を好んで読んでいた。
親が有名な作曲家の森岡、学者の親に反発するように音楽の道を選んだ遠藤、親が医者で自身も慶應医学部を受験するために上京した藤井。その3人が偶然東京のクラブで出逢いソフトバレイを結成。何とも個性的で気難しそうなメンバー達。
彼ら自身も「僕達は仲良くない。結成した時から解散をしているようなバンド」と言いつつ、でも一番僕達を理解出来るのはこの3人しかいないと控えめに口にする信頼の高さ。
彼らのインタビューはいつだって禅問答のような哲学を帯びたものだった。
口調、雰囲気、口にする言葉やフレーズ、、、学生時代大学生だった僕は彼らのような大人になりたいと思っていた。音楽をやっていない僕でさえ、彼らのメンバーになりたいような憧れがあった。
個性的すぎる故、好き嫌いが分かれるソフトバレイというバンド。僕は音楽性よりも、彼ら3人のファンだった。

今夜は久しぶりにソフトバレイに聴いてみよう。

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