12)家を決める前の 地域情報

1)ここでは インドのニューデリー、グルガオン地区に限っての情報です。私の会社のオフィイスは グルガオンにあり、今の自宅はニューデリーに有る為 この地域の事であるなら ある程度承知しており。駐在で生活する前には6年間 長期出張で行ったり来たりしておりました事もあり、色々な情報を得る事ができました。

2)会社によっては 色々なリスク、条件から 住むところはここにしなさい、同じようなマンション(インドでは フラットと呼ぶことが多いです)に住みなさいと 総務の方が色々言ってくる場合もあり 当然処遇による予算により 住むマンションは変わってきます。

3)単身で 寝れれば良いと考える方は まー何処でも良いのでしょうが 子供のいる家族、奥さんと二人なり 家族で生活する場合は そうとも言ってられません。 1)まずは安全、2)交通の便、3)各種買い物の便、4)学校への便 など優先するべき事項によって住む場所が変わってきます。

4)通常お子さんのいる家庭では 日本人学校のスクールバスの駐停車のある場所、マンションに住まれます。グルガオンでは パークプレイス、ベルエアーと言うマンション、デリーでは バサントビハールと ディフェンスコロニーと言う地区に駐停車があり この周辺に多くの方が住まれております。 特にパークプレイスは グルガオンのゴルフコースと言う通り沿いにあり 多くの日本人が住んでおります。1フロアー4世帯のマンションで30階建て前後が 20棟近くある巨大マンション群です。1000人くらいの4割は日本人。エレベーターで乗り降りすれば必ず 日本人に出会うと言われているぐらい多い場所です。

5)日本でも多くの外国でも 日本大使館及び 外国の大使館や外交官達が多い場所は 安全で高級住宅地であるのは間違いありません。インドも例外ではなくニューデリーのバサントビハールを中心とした ニューデリー西南部は比較的多くの高級住宅地になっております。

6)高級住宅地の特徴は日本では4階建ての縦長奥行きのあるマンションで、1階は駐車場と守衛のいる場所があります。多くは24時間守衛が待機している場所が多く、守衛が少ない所は それで格が分かります。デリーは4階建てのマンションが多く、グルガオンは30階以上の高層マンションに多く 日本人が住んでおります。もちろんピンキリですが 分譲、賃貸マンションの多くは3ベッドルームが普通で 4ベッド、5ベッドと部屋数が大きくなり その分広さが増えます。外国人が住む一般のマンションはこんな感じで150平米から200、300平米の広さの所が多いです。

7)昔はデリー中心部に多くの銀行や商社の本社がありましたが 今は空港を挟んで 南に30分ぐらいのグルガオンと言う衛星都市に多くの会社が移っております。有名な韓国の大手や欧米の大手企業もグルガオンの本社を構えている事から グルガオンに住む日本人も多くなっておりますが 日本人学校は デリーに有る為、デリーに住んでいる日本人も少なくありません。またアメリカ、フランス、イギリス等のインターナショナルスクールの多くもデリーに有る為 デリー界隈に住む家族は多いです。ただ子供はスクールバスで通学できるという事で、父親の勤務先に近いグルガオンを優先するケースも少なくありません。

8)それはゴルフコース道路周辺に、日本人が必要とするシッピングモール、レストラン等が多く、生活に便利だという事、日本人が多いという事で グルガオンに住んでいる家族が多いのは事実です。

9)私達はそれが嫌いである為、オフィイスより離れても、緑が多く、近くに歩いて行ける買い物場所があり、安全安心の場所であるバサントビハールの近くにあるサケットの4階建てのフラットに住んでいます。

10)ここはAから十幾つのブロックに4階建てのフラットが20から30棟公園を囲んで立ち並んでおり、一つ一つが小さなコミュニティーを作っており、一目で気に入りました。大きな公園が複数敷地内にあり、リスが木々を駆け巡り、小鳥たちのさえずりで目が覚める とっても素敵な所です。グルガオンの高層マンションからの眺めを満足する方もいると思いますので それはそれで お好みかと思います。

11)多くの駐在員は 基本運転手付きの車を会社からカンパニーカーとして提供され、家族にも1台と 合計2台準備される所が多いです。従って 駐車場は車が2台駐車できるスペースがある事も 重要事項です。

12)また残念ながら未だに停電は必ずありますので 非常用のディーゼル発電機 あるいは非常用の無停電電源装置(UPS)あるいは 蓄電池付きインバーターを各フラット毎に備えてるところが多いですし、これは必須条件です。


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