頬粘膜がん 208日目 イカとベビーリーフの焼きうどん


 頬粘膜癌 208日目。

 血圧 101-73 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 96 %
 脈拍 66 拍/分
 体温 36.5 ℃
 体重 70.4 kg

 先週末からの滋賀県への旅行の記事は無事完了した。勿論生活のほうは平常運転に戻っている。平常運転がどのようなものかってのは難しい問題だ。なんせ、今は前の会社を退職して次の働き口に通う予定はまだ確定していない。
 働き口の予定はあるがいつから行く事になるのかままあ決まっていないという状況である。まずまず体の調子の事もあるのでそんなに焦ってい・る訳でもないってのもある。
 入院中にはかなり運動をしていたのだが運動量自体は入院時から見ると若干減っているかも知れない。と言ってもそれなりに動いているので筋力が減少しているってほどではないと思う。体重が減ったので腰部にかかる負担は減っている筈なんだが座骨神経痛はなかなかしぶとい感じだ。
 先週からリハビリに通っている。日中に時間があるのでリハビリに通う事も可能である。現在はウォーキングすることとリハビリすることが仕事みたいになっている。
 今日も午前中にリハビリへ。なんだかえらく混んでいて1時間あまりかかってしまったが、まぁ問題はない。別に決まった用事は他には無い。
 リハビリの内容は、腰部の牽引とホットパックおよび低周波治療である。主たる症状は右の大腿部前面の痺れ。朝の起床時が一番ひどくて右足の太もも前面はもうビリビリして感覚がないくらいである。日中はそんなに痺れない。午睡したりするとやっぱり痺れてきたりする。
 レントゲン的には腰椎の2番、3番あたりの神経の出口が狭くなっていて神経を圧迫しているという事なんだけれど日中起きてると狭くならないのかね?

 若い頃に(学生時代)腰痛になったことがあってその頃もやっぱり牽引の治療はしたのだけれど、最近の牽引はえらく弱い力でやるんだなぁというのが実際の感想である。あまり強い力で牽引すると逆に体に悪いというのは理解できるんだけれど、しかし今通って牽引して貰っていてこんなにやんわりな感じで本当に効果ってあるんだろうかっていう疑問もないではない。

 まぁ、こればっかりは専門家は向こうなんでお任せなんだけれど。もっと強く引っ張って貰った方が気持ちいいんじゃないかなぁなんて思ったりしてw

 早めにリハビリに行ったので昼前についでに散歩もしてしまえって事でちょっと遠くのスーパーまで買い出し。昼に何か食べるものを買って帰ろう。



 道ばたの花も綺麗だ。そんなことを考えながら歩けるくらいに心にも余裕はある。

 やっぱり今月の前半は、退院後の初めての画像診断があって緊張していたんだろう。なんだかんだ言いながらも再発だとか転移だとかが怖いっちゃ怖いわけだ。なんせ口の中の状況は思いのほか良くはないので原発巣が本当に問題ないんだろうかって不安がつきまとっているし、リンパ節にしても廓清してかなり取ったとは言っても昨今の頸部郭清は保存的療法っていうかまぁ機能保全の為にできるだけ少なく取る方向でオペが行われるから安全対策で余分に切りまくるって方向ではない。

 なんせ、このがんっていう病気は実はほんの細胞1個だろうががん細胞が残っていればそれが少しずつ周囲の組織を浸潤しながら増殖して再発や転移に繋がってしまう病だ。5年間経過観察をしてようやくまずまず大丈夫なんじゃないの?ぐらいの判断なんだから本の小さな居残りがあってもCTなんかでは写らないし分からないものなんだろう。

 それでも、検査の結果特に転移や再発は見られませんでしたと言われればちょっと安心するのである。いつでも再発だと言われてもいいと心の準備はしているけれど心の準備をしているといっても再発しても大丈夫なわけじゃないからね。


 とにかく、そんなこんなで今回は大丈夫だったってのは嬉しい事だ。なにせ、取りあえずは最初の関門はクリアーしたのだから。今後もいくつもの関門をくぐり抜けて生き抜くのである。



 さて、スーパーでは新鮮なイカが今日のお勧め品だった。

 もともとイカは結構好きなので喜んでお勧めをいただくこととする。イカのパックの他にベビーリーフのおつとめ品が50円だったので一緒に購入。玉うどんが38円だったのでこちらもいただいて昼は焼きうどんにしよう。


イカとベビーリーフの焼きうどん

 って事で昼食はイカとベビーリーフの焼きうどんである。

 なんか、雰囲気はパスタみたいだが麺はうどんであるw オリーブオイルとにんにく醤油の香りが食欲をそそる。イカも新鮮でやわらかく大変美味しかった。

 

 そうそう、最近ちょっと面白いものを手に入れた。


造形補修剤 プラリペアキット PK-16 透明

Amazon(アマゾン)

1,380〜2,600円


 プラスチックの補修キットということになっている。

 実は、手持ちの昔使っていたノートパソコンなんだがフレームが割れてしまってディスプレイの開け閉めで本体の横のキーボード部分が浮き上がってヒンジ部分が壊れてしまいそうなものがある。一応瞬間接着剤で補修してみたのだがディスプレイの開け閉めをしたらすぐに接着した部分が再度破断して開いてしまう。強直な接着剤でも強く力がかかる部分なので力を受けきれないみたいなのだ。仕方がないんでガムテープで開かないように貼り付けたりしてたんだが、なんせヒンジ部分はいつ割れてしまうか分からない状態だった。これを直したいなぁと思っていたわけだ。


 中身はこんな感じ。


プラリペアの中身

 液と白い粉とスポイドおよび液体を入れて細い針で注射するみたいなケースが入っている。量少なっ。

 使い方がなかなか変わっていて、粉に液体を1滴垂らす。この液、歯医者の詰め物するときの匂いがする。液が粉に触れると粉がゼリーみたいに固まるので針先でそれをつまんで補修したい場所に持っていきそれを次々と上塗りしていく。もこもこに盛るわけである。慣れるまでちょい難しいが慣れてしまうと持っていったゼリー状にもう1滴ぐらい液を垂らして再度軟らかくして微妙に位置や量を調整できるようになる。ご飯粒を少しずつ盛っているような感じで割れた部分を埋めていく。

取りあえず盛ってみた

 こんな感じにもこもこに盛るわけだ。とげとげになったりボコッとはみ出ている感じになるわけである。だいたい5分くらいで硬化する。固まるとめっちゃ硬い。普通にプラスチックみたいになっている。

 あまりでこぼこが酷い状態なのでヤスリで尖った部分や分厚すぎる部分をガシガシと削る。あんまり削ると強度が下がるかと心配ではあるんだがやや厚みがある状態ではあるけれどかなりて削って、手で触ってもほんの少し厚みがはみ出ている程度まで形を整えた。

ヤスリで削った後

 少し白い部分やなんかがある。あれなら黒でペイントすればあまり目立たなくはなるだろうけど、取りあえずはこれで補修完了。実際の所、これでガシガシと開閉しても全く問題なく貼り付いた。割れた状態で使っていた間にヒンジ部分が多少バカ穴になってしまってガタが出てしまっているが開け閉めしてもまったく問題なく動くようになった。すげぇな。今まで瞬間接着剤でくっつけようと思っても力が加わったらまた壊れてしまったなんて事がいくらでもあった。そういうのがコレなら補修できてしまう。過去の見捨てられた補修品たちよ、すまん。知っていれば直してやれたのに。

 ちょっと他にも直したい物がいくつかあるのでまた別品を直してみよう。これ、面白いねぇ。プラスチック、ABS、FRPなどプラ系の補修ができるらしい。ヘビーウェイト樹脂なんかもいけるのかな。一応、金属にはくっつかないのは確認できた。馬鹿になったネジ穴なんかも直せるらしい。このゼリーを入れた状態でねじを締めて固着してからゆっくりネジを抜くとネジ穴が復活する。はみ出た部分とかヤスリがけして元通りにネジが締まるようになるらしい。

 ちなみに破損した断面はヤスリで削って横からみたらV字に溝ができるようにするとそこに補修剤が入り接着面が増えるので適当に断面を削ると強度が増して綺麗に仕上げられるっぽい。

 本体が割れて壊れそうで使えなくなっていたちょっと古いノートパソコンだけど、うまく補修できたのでWindows11にアップデートしてメモリーを増設しHDDを今時のSSDに載せ替えたら爆速で起動するそこそこ使えるパソコンに生まれ変わった。

 プラリペア、瞬間接着剤よりもぜんぜん強力、お勧めである。

 今日もいい1日であった。

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