頬粘膜がん 205日目 滋賀旅行記その1


 頬粘膜癌 205日目。

 血圧 115-78 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 97 %
 脈拍 78 拍/分
 体温 36.4 ℃
 体重 70.2 kg

 さて、土曜日曜と滋賀県へ行ってきた。そのまとめ記事である。

 僕は3人兄妹の長男で妹が2人いる。上の妹が滋賀県に、下の妹が広島県に住んでいる。先月広島へ旅行したのは元々はついでに下の妹にも会ってこようという予定だったんだが、まぁその時はたまたま妹の家族がコロナに感染してしまい会うことができなかった。
 で、今回は滋賀県に行って上の妹に会うのと下の妹も滋賀県に来て貰い家族旅行ではないが皆で顔を合わせようって事になったわけだ。僕の通院結果を見て云々って話だったんだが通院後の体調が悪く、なかなか予定を決定できず妹達をやきもきさせてしまった。ごめんよ。なんとか体調も回復して無事に滋賀県に行くことができたのでその記録。


 1日目、電車に乗って京都で在来線に乗り換えて滋賀県の大津市瀬田へ。京都で広島から来た下の妹T子と合流。

 瀬田へは上の妹S子が迎えに来てくれた。取りあえずS子の家へ。・・・・・・駅から5分、いやもしかして5分ないかも知れない。駅そばの一軒家! やるね。という事で一息ついたらご主人の運転でお出かけである。

 車にて30分とか40分。ラ コリーナ近江八幡へ。
 ラ コリーナってのはクラブハリエという洋菓子店のフラッグシップ店舗なんだそうだ。バームクーヘンで有名らしい。
 このラ コリーナ、建築や景色の作り方、工場の見せ方、ショップの雰囲気も含めてなかなか面白い所だった。木が感じられるように建物は作られていて、建物や東屋の屋根には植物が植えられていて水が軒先からしたたり落ちていたり。
 建物のあちこちに小さなドアがしつらえられていてまるでそこにノームが一緒に住んでいるんじゃ無いかと思わせてくれるような演出が施されている。

ラ コリーナ

 いつくつかに別れた建物やショップの中で、アメリカンなイメージのショップ前には銀色の古いトレーラーハウスが置いてある。このショップには大量のアメ車のナンバープレートがディスプレイされていたいりサーブボードが飾られていたり、カントリーな雰囲気が楽しめる。

銀色のトレーラーハウス

 カントリー風のショップ(小さな倉庫ぐらいの大きさ)の中の商品展示がしゃれてる。西洋屋台風と言ったらいいんだろうか。

西洋屋台風のディスプレイ

 この窓、ちょっと凄い。(下の写真参照)
 写真では伝わるかわからないんだが、向こうに見える景色が少し波打って見える。ん?乱視酷くなったかな? 実はこの窓の板ガラスは平らじゃない。表面が波打っているのだ。古いガラスはその製造法が今のように確立されるまでは綺麗な表面のガラスにはならなかった。そういう演出だろうと思う。
 わざと波打ったガラス板を使っているのだ。たぶん、わざわざ作っていると言うことなんじゃ無いかと思うんだけど、ちょっと心憎いこだわりだ。

波ガラス

 なかなか楽しい場所だった。
 工場はガラス張りで見学できるようになっていて、そこはものすごく近代的でとてもクリーンな雰囲気。なにか静と動、白と黒、暖と寒みたいないろんな二面性を見せてくれている感じ。
 とにかく、全体としてのコンセプト作りから商品の見せ方やイメージ作りを含めての演出が凄い。なにか、すごく沢山いろんなことを吸収した気になった。なんかめっちゃ勉強したみたいな。

 あ、そうそう昼食は近江八幡の門前町みたいなところで普通の食堂に入って食べたんだけれど調味料に山椒が置いてある。ん?うなぎはメニューになかったような・・・・・・。S子のご主人に聞いてみると玉子丼や親子丼など卵でとじた丼にはかけるらしい。まじで? 僕の中には全くなかったバリエーションなのでびっくりした。
 山椒をどんぶりにかけるのって結構メジャーな話なんだろうか。

味変の山椒

 取りあえず今日はこれぐらいで勘弁しといたるわっ。
 今日の晩飯はタコの刺身。醤油じゃなくておろしダレにしてみた。
 タコにはペタインが多く含まれている。アミノ酸の一種で筋肉量の増加や持久力の向上などの効果があるらしい。僕はがんと共存するためには筋肉量の増加が必須だと思っている派(あきら信者)なので美味しい食養生である。

タコ刺し

 今日もいい1日であった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?