頬粘膜がん 169日目 よし、広島にいくぞ


 頬粘膜癌 169日目。

 血圧 114-80 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 96 %
 脈拍 73 拍/分
 体温 36.6 ℃
 体重 73.9 kg

 今週末の広島、やっぱり行く事にしようと決めた。
 まぁ唇の様子が今後どうなるかはっきりしないので、取りあえず今週末までは保つだろうという事で予定はそのまま遂行することとする。そう決めたので行きの切符は購入してしまった。
 日程は1泊2日に短縮して、1日目にミュージアムを見ることは決定。2日目は朝一は平和公園にいくがその後に呉に行くか、宮島に行くかはこれから考えよう。
 午前中はお義母さんのお見舞いに。
 今週の水曜日に転院するわけだが、今の病院に入院した日は病院に行く準備を始めようかという所で訪問看護さんとかがおいでになり、寝間着がわりの部屋着から着替える暇もなくばたばたと病院に通院の為に向かったまま入院となってしまった。というわけで病衣を病院に返したら着る物がないわけだ。(いや、まぁ寝間着はあるけど、お義母さんはもともとしっかりした人でそんな格好で人前に出るなんてのはみっともないという、ちょっと前までの日本人がもっていた節度みたいなやつがしっかりした人なのだ)
 水曜日はきちんとした格好で病院を出たいのではないかという事で普段着で着られるような服を2着ほど娘が見繕ってくれたものを今日保って行った。寝間着代わりと、使わなかった普段着は水曜日に持ち帰ればいいだろう。
 先日購入した毛糸も一緒に差し入れたから今日から新しい糸とかぎ針で春夏向きのものを編んだりも出来るだろう。毛糸が細いものになったので気に入って使ってくれたらいいんだけれど、そこらへんは分からない。
 先日聞いたニュースでは、既に60代のスマホ保有率は90%、70代でも70%らしいのだが(これは本当なのか、それとも携帯会社がそういう風に思って今携帯を持たないシニア層を煽っているだけのデマではないのか?と勘ぐってしまう)、お義母さんの場合は難聴が随分進んでいて携帯電話なんていらないと言われていたので携帯は持っていない。
 実際に、入院されて今回のようにコロナで面会が出来ないとなると携帯を持っていないと離す機会は極端に減るわけである。昔の人ゆえ、不必要にタブレットでの面会などをよしとしない所があり実際に病院の同じ階まで行っている時でも会話をしたりは殆どしない。今回、水曜日に転院で娘と一緒に福祉タクシー(車椅子、酸素吸入装置対応)に乗って話すのが久しぶりとなる。
 飼い猫と一緒で妙にツンデレなお方なので実は凄く楽しみにしてたりするんじゃないかと僕は思うんだけれどどうだろうか。大切な時間になるよね、多分。なんなら遠回りして貰いたいくらいだが、酸素吸入10L必須というシビアな状態なので、車での移動も大きな負担になりかねないという部分もあってゆっくりもしていられないんだろうけれど。

 午後から、昼食を食べて一休みしていたらあっという間に3時過ぎ。まぁお見舞いに行った後に電車の切符を買いに行って、帰ってきたのが1時頃だからそんなものなのだが。この所限界を迎えつつある僕の携帯の電池交換に行ってきた。今の携帯、購入して6年が経過しており、満充電でも昼頃には残り30%を切ってしまうこともありがちになっている。今は仕事してないから長時間の外出もそんなにないっちゃないのでいいのだが、仕事してた頃は昼からはモバイルバッテリー繋いで再充電しないと保たなかった。下手したら半日も保たないぐらいの勢いだ。
 で、携帯修理専門店に保っていってバッテリー交換とついでに表面の保護ガラスコーティングをしてもらった。僕はずっとフィルムを貼らずに使っていたんだが、表面ガラスにいくつかひっかき傷みたいなのがついててちょっと気になっていた。で本来¥5,000-のコーティングが¥1,000-のキャンペーン中ということで一緒医コーティングしてもらった。ついてた傷の部分も綺麗になっていたw バッテリー交換の具合がどうかは暫く使ってみて確認だね。
 夕方、スーパーからの帰り道に見かけた猫。
 自分は猫ではありません。人形です。置物です。なんなら壁です。

 今日もいい1日であった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?