頬粘膜がん 577日目 診察結果


 頬粘膜癌 577日目。

 血圧 100 - 66 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 71 拍/分
 体温 36.9℃
 体重 65.7. kg

 トランプさんは34件の有罪の判決を受けたということらしいが有罪の判決を受けても大統領選挙に出続けることができるんだ? どして? っていうのが素朴な疑問。

 さて、1週間の期間を空けて再診である。
 一番の大きな課題は肺炎の状態がどうかという事。

 さて8:30病院着。
 採血をして、胸のレントゲンを撮る。この2つが今日の診察のメインの課題となる。

 さて、結構待ち時間が長い。番号が表示盤に表示され診察室に入る。

 まず、血液検査の結果であるが、CRPという炎症の度合いを示す数値は一気に下がり肺炎の炎症状態は一気に低減している。次にレントゲンの結果。胸部レントゲンについては前回肺炎診断時と今日の時点での画像では大きな違いは無い。若干影が薄くなったかなと言う感じ。主治医の先生曰く、まぁ画像の状態があまり改善されていない状況でももう炎症が終わって改善に入っている事は良くあるらしい。

 先週処方して貰った抗生物質が効いて肺炎の症状が治まってきていると思われるが、まだ画像診断では影も見て取れるので年の為にあと1週間抗生物質を出していきましょうと言うことになった。

 ちなみに、この抗生物質で肺炎が治まっているのでは無かった場合、細菌性の肺炎では無いと言うことになる。その場合は間質性肺炎の可能性が高まるかなぁということである。

 間質性肺炎とかになるとちょっとやっかいだなぁというところ。

 まぁ取りあえずは通常の肺炎として治まりつつあるという状況として対応していく。


 顎の関節および下顎骨、左下奥歯部分の放射線性下顎骨髄炎の症状については少し増悪気味という感じ。鎮痛剤が効いている時はそれほど問題はないのだが効きが弱まってきたときには顎から耳、側頭部にかけて痛みが激しく、頭を抱えてしゃがみ込みたいレベルではある。

 通常の痛み止めとしてのオキシコンチンは朝晩40mgと10mg増量となった。頓服のオキシコンチンについては10mgを2包使用ということで2倍の服用で使用することになった。


 気が付けば随分と医療麻薬の使用量が増えてきているんだが、もう慣れた。最初の頃はいろいろ思うところもあったりしたがそんなこと言ってる場合じゃ無い。

 ただ、それでもオキノームを飲む時には少しもやもやとした気分になる。自分が感じている痛みは正当なものなのか?むやみに痛み止めに逃げてるとかって事は無いか?必要以上に服用していないか? そもそも正当な痛みってなんだろ?みたいな。

 そんなこんなで適当にいろいろ棚上げしてしまうスキルが身についたw

 考えても良く分からないことは棚上げしてしまう。棚上げしてしまった事は無理矢理蒸し返したりしない。なんなら忘れてしまえみたいな。


 さて、もう一点。課題として食事が口から取れない事が原因で体重がどんどん落ちてしまっている問題。

 これは、まぁ胃瘻する方向で話が進んだ。問題の放射線性下顎骨髄炎の方が良くなれば食べられるようになるので体重も減らないという根本の話はある。しかし、原発巣を含む顔面部分の外科手術について、基本癌は取りきっているというのが主治医の考えであるのだが、それでも癌が残っていた場合、手術をすることで癌を全身に散らしてしまう可能性だとか、そもそも放射線治療をしているのでその部分の自然治癒力は著しく低下しており、切った切り口の再生能力がそもそも低くなってしまっている。切ったらくっつかないみたいな話もある。最初の手術から2~3年は経過をみたいというのが本当の所らしい。

 そういうことなので次回の診察時には消化器系の診察予約も入った。

 よほどな事が起こらない限りは胃瘻の方向である。この1ヶ月口からの接触が良くなって体重が維持できたとか増えたとかあれば話は別だが。ちょっと厳しいかな。


 頭痛が酷くなると目がイライラする。

 これがうまく主治医にも伝わらない。目がイライラするというのは、両目をあけてものを見るとかが難しくて、目を閉じてしまいたいような閉じてもすっきりしなくて・・・・・・目を閉じてまぶたをぐっと押さえたいみたいな感じなのだ。

 ハードコンタクトしているのであんまりぐいぐいまぶたを押さえると危ないし。まぶたを軽く押さえたり、こめかかみをグリグリしたり、目の下1cmぐらいの所を指圧したり、まぁいろいろやるんだがどうにもならない。眼圧が高くなっているわけではないんだろうが、なんだか目が凄く疲れているみたいなどうにもこうにもやるせない感じなのだ。

 どうにもならないので片側だけコンタクトを外したりしている。まぁそれも意味があってやっているというよりは、そうすれば多少なにかマシな感じがするって程度の話なのだ。

 自宅にいるときは奥さん(指圧師)に時々治療してもらったりみたいな感じだが、こうしたら良くなるみたいなものがないのでなんとなく首や肩、頭のマッサージをして貰うみたいな感じだ。

 これについては全然解決さくが見つからず、放射線性下顎骨髄炎がよくなればそれにともなっていつの間にか治ってしまっているみたいなものなんだろうな。

 でもこの”目がいらいらする”っての、本当に辛い。日々いろいろやってみているが今の所決定打は無しだ。 


 以上が今日の診察で明らかになったこと、今野状況、今後の方針みたいな感じである。


 今日もいい1日であった。


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