頬粘膜がん 235日目 マイナンバーカード交付の件
頬粘膜癌 235日目。
血圧 119-77 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 69 拍/分
体温 36.3 ℃
体重 68.3 kg
世の中ではマイナンバーカードでのトラブルで河野大臣がコメントしてたりいろいろとゴタゴタしているようだ。
午前中にリハビリに行き、昼前に妻を美容院に連れて行った後、電話がかかってくるまでの間はカフェーで読書である。うん、なんていうかなかなかにアンニュイな午前中を過ごせてるよね。
ちなみにカフェーの近くの紫陽花。
![](https://assets.st-note.com/img/1687361191317-WZynCbE9Ny.jpg?width=800)
ここの紫陽花は紫色がかっていてなかなかに美しい。ブルーやピンクもいいが、僕は実は紫色が好きなのである。子供の頃からで、色紙は紫色が一番好きだから使わないで大切にとっておいたりしたものだ。鏡面のアルミっぽい色紙なんか紫最高でしょ?
でも、周囲からは紫ってきち○い色だよねぇなんて言われたりしていたし、時代劇で病気になった殿様は紫色のはちまきとかされて、なんていうか不吉な色扱いである。そんなであっても、紫色の光沢のスカジャンとか着てたがきんちょはちょっとイカレぎみだったのかもしれない。・・・・・・おっと脱線した。
さてさて、マイナンバーカードである。
3月末まで抗がん剤と放射線治療の為に入院していた。退院して暫くは自宅で養生するつもりでいたのでその時間のある時にマイナンバーカードの申請をしようと思った。それが4月の10日の事である。で、その日に申請した。
![](https://assets.st-note.com/img/1687361223105-hIig2bpUbs.jpg?width=800)
実は時はまだ知らなかったんだが、2月末までにマイナンバーカードの申請をしていないとマイナポイントのキャンペーンには登録できないらしい。今日マイナンバーカードを受け取って、その時にマイナポイントの申請もするかと聞かれた際に申請日が4月だとpマイナポイントは貰えないですねぇと言う話になった。・・・・・・金に目がくらんで申請したが実は最初から貰えないキャンペーンに踊らされていたのだった。いやぁ、2月末っていったらもうバリバリ入院中なんだもん無理無理無理w
ってことでマイナンバーカードを受け取って帰るのだった・・・・・・となりそうでしょ? そう僕も帰る気満々だった。保険証の紐付けとか、別に保険証しばらく使えるってニュースでもいってたしいいかなぁと。なんせ¥、2万円だかを棒に振ったので落ち込みが激しい。さっさと役所を出て気分転換しなくちゃ的な状況だったわけだ。
が、しかし持ってる男は違うのである。いやいやいや、だって2月末はどうしたって入院中でカード申請できなかったんだもの。もしかして・・・・・・例外措置があるんじゃね?なんて激甘な事を考えて、マイナポイント申請の窓口へw
市役所の窓口でも、出るか出ないかわからない。判断できない。申請してみて駄目だったら変換要求が来るから出してみる事はできるとか言われる。いや、なんか国から返還請求来るとか嫌じゃねみたいな。
一応、保険証の紐付けとかはできますけど・・・・・・みたいな感じで言われる。念のため、保険証って今は国民健康保険なんだけれど、仕事に就いたりして健保組合とかになったら自動的に紐付けも切り替わるんですかね?と聞いてみるとどうも今の段階ではその都度なんらかの申請手続きがいるらしい。うーん、面倒くさくなってきたなぁ。と思っていた所、一応保険証紐付けで7,500円は貰えるとのこと。え? そうなの? マイナポイントのキャンペーンは駄目なんですよね?
で、いろいろ聞きまくった結果。
マイナポイント ¥5,000- 登録した電子マネーに¥20,000-入金すると¥5,000-のポイントが付与されるキャンペーン。
保険証の紐付け マイナンバーで保険証の代わりにできるようにする手続き。 ¥7,500- 銀行口座に入金される。
口座登録 行政からの給付金受取口座をマイナンバーカードに登録する手続き。¥7,500- 銀行口座に入金される。
ということになるらしい。つまり、2月末までに申請してないと使えないキャンペーンってのは5,000円分で、他15,000円は今の所申請日とか関係ないんだそうだ。
なんていうか、いろいろ思うところのあるキャンペーンだったり給付だったりである。おまけに説明がきちんとされないと誤解を生んだりなんだりで、僕みたいにしつこい人じゃないと駄目ならいいやってなっちゃってるケースも多いのではないだろうか・・・・・・と思ったりした。
僕自身、ほとんどもういいやって気分になって帰る直前だったからね。
まさか、マイナンバーカードの申請はガンガン勧めるが給付分は払わないで済めばそれはそれって感じで誘導している・・・・・・とは思わないが、そう思われても仕方無いような対応が展開されていたりするんじゃないかな。
各市町への通達(マニュアル)がややこし過ぎて職員にも浸透しきれないんじゃなかろうか。もしかして、今後マイナポイントや保険証の紐付けなんかを考えている方はよくよく窓口で聞いた方がいいかもしれない。
僕は運転免許を持てない人(視力の障害があって)なので通常の身分証明書というのは身体障害者手帳になる。ところが、最近のオンラインでの身分証明書の提出はマイナンバーカードか運転免許証が主流でそれ以外の対面の時には使える身分証明書は利用できないケースが多い。
それほど機会が多いわけでは無いがときどきそういう事が起き始めている。そういう意味ではマイナンバーカードを身分証明書代わりに持つというのは必用なことになってきたのだろう。潮時である。
がんになってから、病院との付き合いが随分と増えた。それまで、殆ど病院とは縁のない生活をしていたのでずいぶんな違いである。保険証を提示する機会が圧倒的に増えてこれからもお世話になる事だろう。
医療に関わる部分や、福祉に関わる部分(これはまだまだマイナンバーカードと連携しているとはとても言えない)なんかがマイナンバーカードで一括して対応してくれるようになるといいのになと思う。
個人的には、キャッシュカードだってメンバーカードだって1枚のカードで複数の銀行のカードが兼用できたり、スタバやイオンやスギ薬局、Tポイントやポンタカードのポイントカードが1枚で共用できたりすればいいのにと思う。あちこちの病院の診察券とかもね。ICチップ付きなんだからそれぐらいやればできるだろうに。1枚のカードにすると落としたら危険って言うけど、財布落としたら同じで、むしろカード1枚だけ落とすことの方が少なくないか?と思ったりする。
マイナンバーカードのセキュリティについて云々言う人や心配する方も多いようだ。僕は、どうせ政府の管理なんてずさんなんだからマイナンバーカードを持つ事の危険性なんてたかが知れてると思っている。個人番号なんて秘密にする必用すら感じない。その数字がわかったからってそれだけで僕の個人情報にアクセスできるわけでもないし、政府の持ってる僕の個人情報よりも、googleやamazon、いろんな営利企業が知っている僕の嗜好
やなんか、家族構成や趣味の情報の方がよっぽど正確で僕自身を表しているとおもう。つまり、政府や僕たちが心配している個人情報なんてカスみたいなもんだ。もっとも重要な政府の持つ個人情報は固定資産や納税情報ぐらいのもんじゃないだろうか。それにしたって、普段の買い物の情報やなんかを見れば概ね想像のいくものなんじゃないだろうか。今時のAIならおおよその年収と買い物リストから、その人の個人資産の予想ぐらいしそうなものだ。
まぁそんなわけで、これまでは全然困らなかったので持っていなかったマイナンバーカードだけれど、今後は使ってみることになるんだろうって事になった。めでたしめでたし。
役所からの帰り道に近所のお嬢さんと”目と目で通じあう”してから家に向かう。
![](https://assets.st-note.com/img/1687361223164-wvqygoN8Wm.jpg?width=800)
今日もいい1日であった。
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