頬粘膜がん 354日目 無事帰還しました
頬粘膜癌 351日目。
血圧 125-81 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 85 拍/分
体温 36.9 ℃
体重 71.7 kg
どうも体重は最新のモノが反映されていない模様。
体温・血圧・酸素飽和度など他の数値は今朝計ったものだ。
取りあえず、無事に帰還した。なんとかなのか、意気揚々なのかは自分では今の所判らない。まぁ主治医曰くは出血したり心配な部分はあったがそこらへんは無事なんとかなって現在にいたるという事だ。
出血する可能性とかも確かに説明は聞いていたけどね。
入院直後から術後昨日までの間にコメントを下さった方々へ深くお礼を申し上げる。昨日もさすがにパソコンに向かえる感じでは無かったの、ここで改めてご心配おかけしました、取りあえず病気ですが、元気ですw
3時間から4時間の手術ということだったが都合8時間。家族はなかなかシンドイ思いをしたのではないかと思う。なんせ、時間通りに手術が終わらない場合は良い経過というのは考えにくい。極端に短い場合もそうだと言うこともあるけど。
気管切開をして必要と思われる右側のリンパ節はことごとく取ったらしい。かなり大きくなっていたので多分転移でしょうという事らしい。まぁ次は病理の結果を待つことになる。待つと言っても予定が決定になるという話ではある。
なんせこちらは術後目が覚めたのはおそらく当日の夜の8時から10時の間だったんじゃないだろうか。目が覚めても前回の手術と同じで何がなんだかな状況にかわりない。前回と大きく違うのは痛かろうがなんだろうが、取りあえず首が繋がっているんだから多少動いたってどうってことないってのが判ってること。
前回は、術後しばらくはとっても動けるとは自分では思えなかった。少しでも動かしたらせっかく縫い合わせて貰った首もパックンちょするんじゃないかと気が気じゃなかった。今回はそれはない、動いたってたかが知れてる、なんなら多少ほつれたら治して貰えばいいじゃんぐらいのものである。この感覚がどんどん進んでいくと外科医の先生の感覚になって”ばんばん動いて大丈夫ですからっ”(ニカッ!)って感じになっていくんだろう。患者感覚とはどんどんかけ離れていく部分だ。
そういう意味では2度目の手術を受けるというのはある意味患者感覚とは多少かけ離れていくことなのかもしれない。
さすがに昨日は寝たり起きたりうつらうつらしていた。
なんせ体全体がおかしいことになっている。喉に痰がからむと息苦しい。気が付いたところで簡単にドクターから手術の設営は受けた。気管切開をしたこと。出血があって手術が延びた事。ぎり輸血はしないですんだこと。リンパはそれなりに大きかったこととか。もしかしたら直後の記憶と昨日のどっかで説明を聞いた部分とがごっちゃになっているかもしれない。
喉に管が繋がっていてヒューヒュー言っている。空気がそこからもれまくっているわだ。僕の喉は今世界と繋がっているって書けば何か良さげに聞こえないことも無い。
朝食から食べていいと言われたが、とても食べられる気がしない。
飲み込むと痛い。それにこの状態じゃ口の中にちらばった食塊はどうにも処理できない。なんとか、味噌汁少しと桃の缶詰の汁少々、身の刻んだものを1から2個ほど食べた。それでもへとへとだった。よく頑張ったよ、俺。
心電図や足の圧迫帯の機械なんかは朝の時点で取り外しずみ。
昼食、ほぼ同じ。夕食、ほぼ同じ。鼻水がずっと流れまくっている。それが喉に入っていってまた痰になるのかと思うと、いささかげんなりする。定期的に吸痰してもらわないと息が詰まってしまいそう。のどがグルグル言い出す。ずっと頭が痛く、少しでも食べると軽い吐き気がする。そんな1日目。栄養点滴は入れっぱなしだ。
今日は2日目。さすが2度目の術後患者だ。夜中からもサモサからだを動かしている。(なんせ、腰が痛いし、肩が痛いし,首が痛い.ついでに頭も痛い)
これだけ動けるならと言うことで、導尿撤去。それに合わせて術後直後の観察病棟から通常の病棟へと移動。元々希望していたシャワーなしのやや安い個室へと移動できる事になった。
昼食はほぼ間食したが、夕食はまだそこまで食べられるようになっておらず半分弱。
気管に埋め込んだ管は午前に撤去となった。おかげでようやくしゃべれるようになった。今朝まではろくに話せなかったので筆談とかスマホとか身振り手振りとか。でも殆どズタボロ状態でそこまで頑張る気力にならないってのが正直な所。
おかげで今日からはようやくコミュニケーションは良好だ。
昨日と違って起きている時間が延びた。半分くらいは起きていたんじゃ無いかな。
シャワーも入った。もう、めっちゃ頑張ってるんでね?
今日もいい1日であった。
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