頬粘膜がん 123日目 大食い主婦もぐちゃんの動画が好きなんです


 頬粘膜癌、123日目。

 血10 109-80 mmHg
 血糖 107 mg/dL (朝食前)
 酸素 98 %
 脈拍 89 拍/分
 体温 37.0 ℃
 体重 78.4 kg

 あらかじめ断っておくけれど、ブログタイトルと内容にはまったく関連性がないのでご安心ください。(なにを?)

 放射線治療は今日で28回目終了。残り5回だ。
 折り返しぐらいの時期は、もうこれはちょっと厳しいんじゃ無いかと正直思わない事も無かった。ぶっちゃけ、口が痛い。舌がどろどろとは言わないが爛れてそこが物に当たると痛いわけである。だから、ご飯を食べる事がすべて痛いと直結してしまって、苦痛で仕方無かったわけだ。
 まぁ今も痛みは同じようにかなり痛いし、それを麻酔入のうがい薬でごまかしながら食べている。それでも美味しいと思える瞬間があるというんだから人間というのはつくづく意地汚い生き物である。その意地汚さが僕をこうして食事へと突き動かしている。

 なんかあと5回とか聞くと、一気にゴールが見えてきた感じがして俄然やる気スイッチが入った感じだ。


 今朝の朝焼け。
 朝焼けってのは特別な感じがある。僕は別にスピリチュアル系の人ではないし、有機物の木や土よりも無機物のステンレスやガラスを愛する人間なので”朝のエネルギーが!”みたいなことは特に思わないんだけれど、日々の暮らしの中で垣間見る朝の一瞬の美しさみたいなものは感じずにはいられない。

 夕焼けよりも朝焼けに美しさがより強く感じられるのは何か理由があるんだろうか?

 まぁそんなことは別にして、今朝は綺麗な朝焼けだった。写真に撮るとなんだか本物の半分もその魅力が伝わって来ないのが残念だ。これは腕の問題w

 さて、今日は体重の話である。
 去年の10月28日頃、ちょうど頬粘膜がんの告知を受けたわけだがその頃の体重が93.1kgだった。で、原発巣摘出と頸部郭清の手術を受けて正月は自宅で過ごし1がつ16日に再入院した。この頃が84.8kgでまぁ告知受けた頃から10キロぐらい体重が減った。今日が3月1日なのでその頃から1ヶ月半ぐらい経過しているんだが体重は78.4kgで6.4kg減である。
 4ヶ月で15kg強の減量となったわけだ。もともとメタボリックドミノ状態だったからある程度は痩せて正解の筈である。標準体重として考えた場合はまだ5kgほど落ちてもいいことにはなっている。さて、これは正常な減量なんだろうかみたいな疑念はあるっちゃあるが気にし出すときりがないからここまではありという事でいく。

 さて、都合15kgほど痩せると何が起こるかというと体についていた余分な脂肪がガリガリと減る。例えば腹回りが相当に細くなったり、太ももと太ももの間に隙間ができるようになったり、腹の贅肉が落ちて皮が余ったりw といろいろ奈古とが起こる。

 中でも結構困るのがケツの肉が薄くなるって奴だ。
 今まではどこでも結構堅めの椅子に座っていても、自分自身の贅肉ベースのケツ肉によって座布団がいつでも供給されていた状態だった。
 所が、今はケツ肉がないので硬い椅子は硬い椅子としての機能を僕に提供してくれる。つまりケツが痛くなるわけだ。

 これが結構堪える。
 世間の皆さんはこんな痛みに耐えながら過ごしていたのかな、それはとても大変なことであったろうと今なら思う。


 で、自宅からの支援物資で持ってきて貰った。
 MOGUクッション。
MOGUストア(モグストア)直営オンラインショップ ライフケアクッションMOGUストアは株式会社MOGUが運営するパウダービーズクッションの直営オンラインショップです。幼少期からご高齢の方まで様々な年代の方にご利用いただけます。また、冷えや腰痛などのお悩みをお持ちの方にビーズクッションを使ったライフケアを提案しています。マタニティグッズ、ファッション、介護、防災などにもご活用いただけます。

mogustore.jp

 以前、僕が購入したときは大阪西川が取り扱いをしていてそこから仕入れていた。今はmoguって会社ができているんですね。なるほど。なかなか優れもので、マイクロビーズでできていて少し引っ張ったりして整形しながら使う。

 なんせ、基本昼寝はしないと決めているので途中での睡眠はなしだから首の周りなどへの使用のパターンはわからないw
 ただ、座るときの座布団としての性能はピカイチである。長時間の頼れる使いかっての良い座布団をお探しならコレ一択w

 導入してから随分と楽になった。

 今日も食事は完食である。

 今日もいい1日であった。


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