頬粘膜がん 419日目 年賀状というもの


 頬粘膜癌 419日目。

 血圧 121 -88 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 82 拍/分
 体温 36.8 ℃
 体重 73.5 kg

 いやぁ、金曜日はちょこっと雪降ったよねぇみたいな事を書いてたわけだけど、そのまま雪は降り続き、土曜の朝にはなかなかな積雪になったw

 おかげで土曜の朝は朝食食べてから軽く雪かきからスタート。一晩でかなり積もった。屋根の雪、30xmくらいはあるかな。ちなみに道路の雪は家の前に放り込むのでこの有様で、60cmあまりになってしまった。


雪景色

 これだけ、雪が降ってしまうとウォーキングとかはほぼ不可能なので引きこもりである。ちょうど年賀状を作らなくちゃと思っていたところだ。


 実は、去年は年賀状は出さなかった。

 うーん、気分的に出せなかったというか・・・・・・。ぶっちゃけ、この先どうなるのかさっぱり半年先の事も考えられなくなっていたので、1年よろしくっていう年賀状を書くことができなかった。


 別に、死ぬ予定にしていたわけではないけれど、僕が頬粘膜がん患者として出会っているペコキチさんのブログは術後1年をまたずして休止となっていたし、他に同病の先輩諸氏のブログなどは見かけていなかった。(この部分は今もかわらないけれど)

 同じ頬粘膜がんでステージ4と言われても、経過が同じになるとは限らない。そこらへんは理解はしているつもりだが前例がないとややもすれば弱気になってしまう部分もあったりして。


 まぁそんなこんなで年賀状を出せず、寒中見舞いという形で正月明けてから親しい知人にはがきを書いた。

龍の文字をモチーフに

 今年は、取りあえず1年が経過し、今の所は再発や転移はしておらず過ごせている。

 そういう事もあって、去年は失礼した件と現状を短く綴って今年は年賀状を出すことにした。

 年賀状を出す枚数も年々と減ってきて、とうとう60枚を割り込んだw

 今時なのでメールやlineでも連絡できたりする人も多い。しかし、いざこうやって年賀状の宛名書きを眺めてみると、年に1度、お互いに生存確認しあっている人もそれなりにいたりして、年賀状を出さなければそういう付き合いすらもなくなってしまうモノなのかも知れないと思った。


 まぁ、いろいろ断捨離していけばいいのだろうとは思うけれど、人の縁はその中でも少しだけ緩めにしてもいいよねと思う。いずれにしろ、既に会いたくない人との付き合いなんてのは基本的にやめてしまっているわけだから。


 ってことで、無事に今年は年賀状を出すことができた。

 元気なうちは、まだしばらくは我が家は年賀状を出し続けていこうと思った年の瀬である。


 希少がんの頬粘膜がん患者の患者ブログではこれで最長になっているかもしれない。(他に書いている人がいないだけなんだけどね)

 このままブログの更新をつづけていけば、誰か頬粘膜がんにかかった人が偶然に見つけてくれるかもしれない。

 少なくとも今日の時点で419日目まで歩いている。

 まだ、歩き疲れてはいないようだ。

 しかし、5年寛解となると1,825日。随分先のようだ。まぁのんびり行くさ。急ぐ旅じゃない。



 休みの日の台所は僕の担当である。

 今日の、晩飯は鶏マヨ。胸肉をそぎ切りにしたものを水晶鶏にしてゆず味噌マヨネーズで和えてみた。薄くスライスした鶏肉はマヨネーズと和えるとするすると食べやすいのだ。


鶏マヨ

 副菜はリンゴのサラダw

 次男と長女はサラダにフルーツが入っているのは許せない派だが、今は夫婦2人で食べるのでそこらへんは気にしない。(僕は酢豚にパイナップルが入ってたって、そうめんに缶詰ミカンやさくらんぼが乗ってたってOKだw)

リンゴのサラダ

 汁物はなめこと鶏皮(胸肉処理してでたやつね)のはいった蕎麦。

なめこ蕎麦

 美味しかった。


 今日もいい1日であった。


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