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また同僚が辞めた、その理由とは?その3

コロナ禍に人手流出が止まらない我が社ですが、また1人退職することになりました。40代後半、わたしと同じランクの管理職のはずの彼がなぜ辞めるのか?

大して親しいわけでも無いので聞けずにいたところ、たまたま数日前にオンラインミーティングを彼と2人ですることになり、全部終わった後に「なんで?」と切り出しました。するとこんな答えが来ました。


僕は定年のない
仕事をしたかった。

70歳まで
働きたいんです。


彼は60歳で定年退職し、新しい仕事に就く先輩たちをみるうちに、その歳で新たな仕事、職場に移ることに不安を覚えたそう。

今なら新しい仕事を始めることもなんとかなるだろうし、福祉関係の仕事を将来的にはしたいので、勉強して資格も取りたいそう。生活の糧になる仕事を得つつ、勉強しながら70歳まで働く職に就くには、勉強する時間を確保出来る仕事に変わろうと思ったとのこと。

生活の糧にする仕事は、私たちの仕事と同業ながら、確かに実動時間は確実に短縮出来る上、管理職ではなくなるので心理的負担も減る。

とはいえその分、間違いなく給与は減る。期間限定と割り切り、目指す資格が取れたらそちらに専念するつもりなんだろう。

自分の人生だから、いろんな選択があっていい。頑張って、と最後に声をかけた。

たま♀さんも
頑張って

彼はそう言い残し、今日辞めていった。
私が台湾移住目指して、実は来年辞める計画をしてることなんて、当然彼は知らない。

でも、台湾に行けるんだろうか?
行けるじゃなく、行くのだ、絶対に。
そのために健康であろう。
そして笑顔で旅立とう。

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