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2022.01.27 サッカー日本代表カタールW杯中国戦採点

GK 権田修一 5.5点

日本が前半までシュートをゼロに抑えていたこともあり、採点できず。後半の終盤、中国のシュートに全く反応できていないところがあった。バーを超えていたことや2点取っていたことで難を逃れたが少ない見せ場でいまいちな印象を抱いた。

右SB 酒井宏樹 5.5点

前半に伊藤純也とのコンビネーションが多く見られ、裏を多く取れていたプレーが多かった。後半になるにつれ伊東が中でプレーする割合が増え存在感は消えた。

CB 板倉滉 6.5点

足下が終始安定しており、必要なところで下がったり、3ボランチ気味になった3人にボールが供給されていた。相手に負けている場面はない。

CB 谷口彰悟 5.5点

今回はCBの両方が初のコンビであったが無難な対処を見せていた。序盤はショートパスによるボールキープの場面で精度の低いパス、合っているように見えない縦パスが不安だったが、縦パスには向上が見られたし、守備面でも良いフォローが見られた。最近吉田麻也からのフィードや縦パスが少ないので違いを見せて敢えて縦パスを増やしているように見えたが、これから縦パス以外でどのように違いを出し、ワンパターンを防ぐかというところだろう。

左SB 長友佑都 5.5点

前半に飛び出しが見られたり、後半でもクロスが上がった。しかし、後半のクロスは低いボールで危ない場面になりかけた。守備に追われる局面が少ないため現時点のコンディションは分からず。

ボランチ 遠藤航 5.5点

守備に追われる局面が少ないため遠藤の良さを発揮してもらう場面が少なかった。ボランチ同士の距離が今のところしっくり来ていない。

IH(インサイドハーフ) 守田英正 6.0点

足元のテクニックの高さがよく見られた。ショートパスをつなぐ局面では頻繁に顔を出し、パスの行き先は大迫、伊東、南野とバランスがよく取れていた。中でも圧巻だったのは南野に出した後ろ足のワンタッチパス。スペースに入り込んだ南野に決定的なパスだった。

IH 田中碧 5.5点

守田同様、献身性は高かったため、ショートパスをつなぐ局面では無難な仕事だった。攻撃的なプレーが鳴りを潜めたような印象だ。原因はいくつか考えられる。リード時のリスクの高いプレーを嫌ったのか、縦パスの多い守備陣と違ったプレーを選択したのか、大迫、南野、伊東のスペースを消さないようにしたのか。我の強いプレーは見られなかった。今後に期待。

左FW 南野拓実 6.0点

サイドのポジションチェンジが多く見られ流動的だった。シュートのときにスペースに入りこむプレーは大迫と共通。ポジションチェンジでフリーになりやすく、シュートチャンスは多かったが決まらない局面が多かった。評価を落とすにはまだ早いか。

右FW 伊藤純也 7.5点

前半では酒井との縦関係、中の選手との連携による崩しが目立ち、決め手は右サイドからかと予感させた。後半になるにつれ外よりも中よりにポジションを取るようになった。中から大迫や南野にフィニッシュを演出する役目になったり単独突破など、一番目立つ選手だった。ヘディングでの2点目はバッチリのパフォーマンスだった。

大迫勇也 6.0点

ポストプレーの成功率は落ちているが一定の役割は果たしていた。特に前半はマークがキツイように感じ、フィニッシュでの役割を意識していた。シュートの精度は他のサブ組よりやはり高いのかなと。ポストプレーが通じた局面もあり、大迫をFWとして使わない選択肢はリスクが高い。万全な状態に戻るのを祈るのみ。

FW 前田大然 5点

存在感を見せるには至らないパフォーマンスだった。期待されていた裏抜けや飛び込みは一切見られず、アピールに欠けた。これから連携を深め、得点に繋げてほしい。

左SB 中山雄太 6点

伊藤純也のクロスに繋げたのは本当に大きい仕事だった。左が南野拓実ということもあり、スペースに入り込んでしまったり逆に無難に下がりすぎたりというプレーはなく安定感があった。ボールキープ能力やポゼッション力も高い。

原口元気 5点

タッチがほとんどなかった。

久保建英 5.5点 

最大の見せ場はゴールポスト右隅を狙った低い弾道のスルーパスか。

堂安律 5.5点 

バイタルでのシュートは積極的で持ち味が出ていた。

森保一 5.5点

結果的にはスタメンのチョイス、交代枠の使い方など問題はない。後半始めでも攻めの意識が見られたことで押し切られなかったように感じた。


三苫、相馬、上田なども次は見てみたいですね。
あと、吉田冨安以外の目処も今回参考にしてほしいです。


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