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散文:発車

only shallowが流れた時だけ、僕は時を観測することが出来る

痰、鼻水、ウイルスの味、頭痛、寂しい

寂しさを紛らわそうとする時、服と眼鏡はまるで意味がないことを知った
枕のように眠れば、君が来てくれるのかな

ホワイトリリーがこんなに不快になるなんて、僕はなんてことをしたんだ?
もうすぐ全てと再会する日が来るのに

あの子の趣味は君と合う
矛盾だと分かっていても
模倣が正しいとは全く思わないよ

不味い蜜柑を身体中に巡らせたら、短編小説を消費しよう まるで中身が入ってこないね
君といる時みたいで良いのかも

婉曲させて届けたいのは
真っ直ぐな君へのアプローチ

紫、僕だけのものになってよ

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