愛犬フラフラになる【突発性前庭疾患】

#シー・ズー  #眼振 #目 #揺れる #眼振 #フラフラ #ふらふら #首 #傾げる #かしげる

メモによると2018/09/27頃。
本当に突然。本当に唐突に、愛犬が突発性前庭疾患か、外耳炎/中耳炎/内耳炎にかかりました。
その奮闘記が別のブログに残っていたので、どなたかの参考になればと思い、内容を改めて整理して、こちらに残しておこうと思います。

※病状と経過を記載しております。苦手な方は閲覧注意です。
 当時の写真も一番後ろに載せておきます。首傾げてる、くらいでそんなにひどい感じではないです。

症状

当時の状況を細かく残していたのでせっかくなのでそのまま載せます。

9/27 12:30頃
おやつを吐く。(嘔吐物内におやつのかけらが2つ…)
右側に首を傾げ始める。少し気になったけど様子を見る。
 
13:30頃
目が左右に揺れ始め、焦点が定まらない。(眼振という症状だそうです)
座っていても、右側にふらーっとよろけてしまい、立ち上がれなくなる。
慌ててかかりつけの動物病院に電話。

症状の詳細と診察の結果

15:00〜
病院にて診察。(血液検査と神経?検査)

  • 耳の中が汚く、おできができてる(これは治療を開始したところでした)

  • 右に頭を傾げてる

  • 目の動きが左右に揺れてて、右に動くとき少し遅くて左に戻るとき速いことから、右側に異変がありそう(眼振)

症状を見てると、中耳炎とか、耳に異変がある可能性が高い。
そして耳の汚れにより、突発性前庭疾患が発症した可能性があるとのことでした。
(メモ:眼振が上下に動いてたり、首の傾げ方が見上げる形で後ろにいっちゃたりしてたら脳に問題がある可能性があるとのこと。)

正確には、MRIをしないと確実にはわからないらしく、MRIをするには全身麻酔が必要とのこと。
(別の病院での話ですがいやな思い出がありまして)注射に関して渋っていたところ、とりあえず薬で様子を見ましょうとなりました。

現在の愛犬

2020/4/4時点、愛犬は無事に治り?ました!
2022/8/31時点、元気にお散歩してくれています。

当時は眼振と首の傾きはもう治らないかもしれないと言われましたが、両方治り?ました。
完全に安心できるようになるまで1〜2ヶ月だったかと思います。これ以上大事にならずに本当によかったです。

つぶやき

  • 上記の「治り?ました」というのは、もう三半規管は壊れてしまっているのでそれは治らないそうです。
    治りはしないけど、生き物というのは不思議なもので、体が傾いてる…!と異変を感じ、いろいろと勝手に調整するらしく、3週間くらいしたら傾きに慣れて体のふらつきが改善するとのことでした。

  • 一か月くらい経過後。
    眼振は完全になくなったように感じました。(これは本当に良かったです…。一生目が回ってるなんてつらいですもんね…。)

  • それから一、二年後。(2020年頃)
    起きたばかりのとき、歩き始めのときなどは首を傾げてる感じでした。でも、歩き始める頃には顔の角度は戻って、普通に歩けていました。

  • さらに一、二年経った今。(2022年頃)
    ふらつきも改善しました。(もう老犬で腰が弱っているので、老犬としてのふらつきはありますが…)

当時、気を付けたこと

ごはんとお水をなでなでには気を付けました。

ごはん

栄養とカロリーは摂ってもらわないと生き物はダメです…。
しかし、最初の一週間はご飯をほとんど食べてくれませんでした。
目が回っているようで気持ち悪くなっちゃうのか、食べても戻しそうになる感じ。心配の毎日でした。(薬も飲ませなきゃいけなかったので…)

あんまりに食べてくれないので、3日後にもう一度病院へ。栄養剤を皮下注射していただきました。
(3日経ってもあんまりに食べなかったら来てね、と先生に言われていました)

お水

「一日に最低限飲むべき量」というのがあり、けっこう飲んでもらう必要がありました。
器からだと飲めなかったので、最終的には病院からいただいたシリンジであげるようになりました。
そうすると、ぺろぺろ舐めて一生懸命飲んでくれたのでおすすめです。
介護のためにもシリンジで飲めるようにしておいた方が後々楽かも、とこの時思いました。

なでなで

ネットで調べると、床ずれを避けるための寝がえりとか、筋肉硬直を避けるための手もみとか必要みたいでした。
わたしは一時間半ごとにアラームをかけて、夜中もせっせと寝返りを少しでもさせたり、優しく撫でたりしてました。

当時の奮闘記(時系列)

当時の奮闘記をここに残しておきます!

1日目(2018/9/27)

9/27 10時頃
老犬用のおやつを5つ、いつも美味しそうに食べるものをあげました。

12:30頃
おやつを吐く。(嘔吐物内におやつのかけらが2つ…)
右側に首を傾げ始める。少し気になったけど様子を見る。
 
13:30頃
目が左右に揺れ始め、焦点が定まらないように。(眼振っていうらしいです)
座っていても、右側にふらーっとよろけてしまい、立ち上がれなくなる。
慌ててかかりつけの動物病院に電話。

15時~
病院に診てもらう。(詳細は目次「症状」にて)
とりあえず気長に根気よく傍にいようと思いました。

18時頃
帰ってとりあえずいつものちっちゃい籠に置いてあげると、フラフラしながらもなんだかんだ変な体勢でごろり。
慌てて買ってきたペット用の柔らかいお肉(シーザー)に薬を混ぜ込んで、手で口元に運ぶ。
(本来はまず一口目で普通にごはんを食べさせて、二回目でお薬を混ぜて食べさせた方がいいみたいです。)
食べてくれた~!><と一安心。

22時頃
少しそわそわし始めて、唾液を何度も、ぺろっごくり、ぺろっごくりと飲み込むように。
あ、やばいこれは吐くかも…と思ったら、やはり嘔吐。
その後、目は開いたままだけど少し落ち着いた模様…。

22時半頃
抱っこしてベランダに出て、外の空気を吸わせてみる。
その後、カーペットの上におろしてみると、少しフラフラしながら一歩。その後その場でおねんね。

ネットで調べると、床ずれを避けるための寝がえりとか、筋肉硬直を避けるための手もみとか必要みたいなので傍に寄り添って今日は寝ます。
明日はより良くなってるといいな~~~。とりあえず買ってきたおむつを履かせていますが、排便をしてくれるかが心配。

時間がかかるとは聞いてるので気長に看病するけど、心配だからはよ元気になっておくれ~!><

2日目(9/28)

夜中、様子を見ていると、なんだかんだ自分で睡眠ポジショニングをちょっとずつずらしたりしてるみたい。
たまに血行をよくするために体(特に動かしてない後ろ脚)を撫でてあげるくらいでよさそうでした。

8時頃
散歩というか外に連れて行く。少しうれしそう。

14時前
水飲んだけどご飯食べない。薬を口に突っ込んだけど出しちゃう。

16時
薬の飲ませ方を調べて手で飲ませることに成功。よく頑張った。

17時
起きてたので、散歩に連れて行く。
尻尾が立った!嬉しいのかな~よかった~と思っていたら、少しフラフラと歩きながら、おしっこ完了!
偉い~!よかった・・・!(´;ω;`) 32時間ぶりくらいかな…!
 
その後帰って、指につけたお水を少しぺろっとしてくれました。
うんこしないけどとりあえずもう疲れたみたいだしご飯も食べてないので連れて帰ることに。
ご飯食べないのが問題だなあ…。お水を飲んでくれるのは本当に良かった…。

3日目(9/29)~

ご飯も水も摂取しないので病院へ連れて行く。
ここからはメモを紛失…。

写真

こうして見ると、かなり改善したんだなあ…しみじみ。

2018/9/28頃の首傾げ愛犬
2022/6/4の愛犬(写真がぼけてる…笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?