TriLensのレビュー(Frii Designs)
レンズ交換がしやすいTriLens(Frii Designs)を買ってみました~。なので、レビューしたいと思います。
さいしょに
写真を撮り初めてから早19年。レンズ交換が面倒です。
バックパックを降ろす
レンズ交換する
バックパックを背負う
肩がけカメラバッグを使ってる時もあったのですが、どうにもこうにも肩が痛くて、長時間の撮影が無理でした。。。慣れるかと思って、痛いながら無理して撮影してたのですが、結局慣れる事はなく限界に逹し、バックパックへ戻りました(笑)
今回のレビューは、27,000歩位使った上でのレビューとなります。
(短期レビューです)
TriLens、各部の名称
(ベルトクリップとハウジングだけ覚えれば大丈夫!)
ベルトクリップ
ベルトを通して保持するもの
ハウジング
レンズを付ける本体。
プロテクション・キャップ
ハウジングのキャップ
キャリング・ポーチ
ハウジングを入れておく袋
結論
とても良いものです。
失礼ながら思ったよりも使い勝手が良いものでした。
下手すると魚眼レンズ等も積極的に使える気がします。
TriLensとは?
レンズを3つ付けられるレンズマウンター。ベルトに付けます。
ごついので、複数人での撮影や旅行には持っていけないかも。。。
TPOは重要(笑)
逆に一人の撮影時は必須になりそう。
対応マウント
以下のどれかを選んで購入できます。自分はFuji X用を購入。
Nikonのレンズはレンズアダプタを介して付けてます。
Canon EF/EF-s
Nikon F
Sony E/FE
Fuji X
Micro 4/3
Pentax K
Canon RF
Nikon Z
レンズキャップを磁石で固定
(レビューは後述)
TriLensの公式スペック
付けられる重さは100kgまで(ただベルトが持たないかもw)
強化繊維ナイロン、高張力鋼
サイズ:160×100×100mm
保証:3年
色:黒
別売り品
(買ってないのでレビューは無いです)
ベルトクリップを固定するベルトを売ってます。
3,200円~5,700円
カメラをマウントできるものも売ってます
8,000円
レンズキャップ用の追加マグネット
(1,800円)
購入方法(重要)
とにかく詐欺が多い!
マイナーな商品ですが油断しないこと!
日本で販売しているショップはほぼ無いと思うので、Frii Designs から直接の購入することをお勧めします(そちらの方が安いですし)
また中古もほとんど出回りません。
以下のFrii Designs 本社から購入可能で、送料無料で日本への発送も行っています。自分も以下のサイトから購入しました。8日間ほどで届きます。
(別料金のDHLを使うともっと速いかも)。通常便の場合は2万円弱で購入できました。
https://www.friidesigns.com/product/trilens/
使い方
装着
ベルトをベルトクリップへ通してベルトをする。
ハウジングをベルトクリップへ付ける。
ハウジングへ交換レンズを付ける。
レンズ交換方法
ハウジングからプロテクション・キャップを外す。
カメラからレンズAを外して、ハウジングの空スロットへレンズをセット
ハウジングからレンズBを外して、カメラへセット
ハウジングの空スロットへプロテクション・キャップを付ける
よって、交換レンズは2つまで付けるのがおすすめです。
3つ付けると交換が大変かも。。。
また、ハウジングのロック機能はもちろん、各レンズマウントにもロック機能があります。
レンズキャップ関連
「FUJIFILM」のロゴが邪魔だったのでヤスリで削りました(笑)
マグネットをレンズキャップへ両面テープで貼り付けます。
使い勝手、感想
良いところ
思ったより使いやすい
弱点という弱点が無いように感じました。
歩きやすさ
思ったより邪魔にならず問題なく歩く事ができました。既に27,000歩くらい歩いてます。
ハウジングの回転方向の抵抗
金属がこすれあってるだけですが、軽すぎず、重すぎず、良い感じです。
カメラ2台体勢でもレンズの交換が容易
カメラA, レンズC <-> カメラB, レンズD
カメラA, レンズD <-> カメラB, レンズC
ポーチが便利
ハウジングを付けっぱなしでは使えません。会社に行ったり、電車に乗ったり、店に入ったり。。。その際はハウジングを外します。ハウジングはバックパックへ入れるのですが、他のカメラやレンズとぶつかって傷付くのを防ぐことができます。
うーん?(短所?)というところ
ジーパンのポケットから物の出し入れがしずらくなります。
(前も後ろも。ベルトクリップごとずらせば取り出せるので、そこまで短所でもないのですが。。。)
自分は会社でベルトクリップを外すのですが、ベルトクリップを右へ付けるか、左へ付けるかによって、ベルトの通す向きが変わるかもしれません。(流石にベルトを全部取ってベルトクリップを外すのは面倒。。。)
Peak Design Capture & カメラに望遠レンズを付けると、TriLensに付けているレンズと干渉する場合があります。
Peak Design Captureは、バックパックの肩紐に取り付け(右など)。同じ方向(右など)にTriLensがある場合です。
自分はPeak Design Captureを両肩紐に付けてるので、干渉したら、望遠レンズが付いているカメラを逆側(左側)にすれば問題ないです。
レンズキャップ・ホルダー関連
この機能はまぁおまけ機能?(笑)
レンズキャップをハウジングに付けたままだと歩けないです。。。レンズキャップが足にぶつかって落ちる。。。なので撮影前に以下の作業をしてます。。。
ハウジングからプロテクション・キャップを外す
レンズキャップをレンズから外し、ハウジングへレンズキャップを付ける
撮影
レンズキャップをレンズへ付ける。
ハウジングへプロテクション・キャップを付ける
気づいたこと、TIPS
TriLensを右と左、どちらに付ける?
Fujifilmのカメラの場合は右側を推奨でございます。
Fujifilmの場合、右手でレンズ取り外しボタンを押すので、必然的に左手でレンズを外す事になります。ハウジングへレンズを付ける際は、ハウジングを付けている方向と逆の手(右に付けてる場合は左手)で、レンズをハウジングへ付けると付けやすいです。よってFujifilmの場合、ハウジングは右側が良いと思います。
(右側にTriLensの状態で右手でレンズを付けると、かなり窮屈です。。。)
あともう1つはハウジングを抜き差しするピンの位置。右手でハウジングを持って、左手でベルトクリップのピンを操作する際、右側にベルト・クリップが付いていた方が操作しやすいです。左側だと、右手でハウジングを持ち、左手でピンを操作する必要があります。
まぁそれでも、TriLensを左側で使用していた時もあり、それでも違和感はあまりなかったので、両方の向きで使用できると思います。
ハウジングをベルト・クリップへセットする際、ベルト・クリップのピンを操作しないと入りません(最初これに気づかないで、どうも入りにくいなぁ、と思ってました(笑)。Peak Designのキャプチャーは外す時のみピン操作なので先入観がありました。
2本レンズを付けている時は、レンズを付ける場所でバランスが変わるので、歩きにくい場合はレンズを付ける位置を変更すると歩きやすいかもしれません。
まとめ
思ったよりは使いやすいですし、想像通りの使い方ができました。失礼ながら、正直もっと癖のある製品かと思ってました(笑)。
見た目がごついので、複数人での撮影や旅行では使いにくいですが、一人で撮影する際は必須なアイテムになりそうです。
ではでは今回は以上でございます~。
(2023/12/20追記)レンズ落としました~(^^;)
ベルトクリップにハウジングがちゃんと嵌まってなかったらしく、歩いてて落ちました(笑)。今後はハウジングがちゃんと嵌まっているか、都度確認するようにします~。
ご覧頂きありがとうございます。今日(明日)も良い1日でありますように(^^)