2021/10/03 アマダイ釣行

まだまだ暑いが季節は秋。
秋といえば気難しいピンクのアイツ。
そう、アマダイの季節。


今シーズン初のアマダイ釣行のレポートを備忘録としてnoteに残す。

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船宿:茅ヶ崎港 一俊丸  https://kazutoshimaru.net/

使用タックル
ロッド:アルファタックル フネタツ アマダイ195
リール:シマノ フォースマスター400
ライン太さ:PE1.5号

天秤:セイカイコレクションM 極み
仕掛け:自作

釣行日は台風明け、さらにはアマダイレギュラー船の今シーズン初出船ということもあり、ほぼ満員。
70~90m前後の深場を狙うこともあり、オマツリが少し心配になりながらもいざ出船(実際結構ひどいオマツリを何回かやらかしました…嫌な顔せず助けてくれて周りの方々ありがとうございます)

実釣開始

港から10分程度でポイントに到着。ポイントが近いと釣り時間が長く取れるのでありがたい。

そして緊張の第一投…アタった!
いやいや喜ぶにはまだ早い!アマダイ釣りはとかく外道が多い。
アマダイには3段引きというものがあり、深場、中層、ラスト20m前後に視力を振り絞った強い引きをもたらした後、水圧の変化により力なく上がってくるという特徴がある。

そしてこのアタリはというと…
3段引きだ!!!
水面に浮くは20cm弱の小ぶりなアマダイ。
これは幸先がいいぞ!

その後もポツポツと来るアタリをものに出来ずに時間が過ぎてしまっていたが、次のドラマは9時頃に訪れた。
コツンと竿先に小さなアタリ。最初のアマダイよりも小さく、弱いアタリだ。
一呼吸待ってからゆっくりと巻き合わせると、先ほどの弱いアタリからは全く想像できないほどの強い引き。中々の大きさであると思われる。

そしてここで思い出すは去年の苦い思い出。
昨年のアマダイ釣りでも大きなアタリがあったのだが、電動リールのスイッチを入れた途端にバラしてしまっている。
今年もそんな悲劇を繰り返さないためにも、70mをひたすら手巻きで巻き切り、水面に上がったテンビンの先には大きな魚体が見えた。

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29cmの立派なパールピンクの魚体がそこにあった。
今までアマダイ釣りはそれなりに経験があるが、恥ずかしながら小型しか釣ったことがなく、今回は自己新記録である。

先ほどの大型で満足し、気持ちに余裕が生まれたので改めてここで周りを見る。
どうやら船全体で見るとアタリが少ないようだ。
しかも、アタリがあってもほとんどがキダイ等の外道の様子。
しかし、自分の竿にはアタリが多く、外道が少ない。

とはいえ、外道はゼロではない。

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25cmと小ぶりだが、このマハタは13時ごろに釣れたうれしいゲスト。
ちなみに、全く引かず重みも感じなかった。
何もいないと思って電動の速度MAXで回収していたので結構危うかった。

隣の人とオマツリをほどいている最中に「アマダイ!浮いてる!」と指摘され、初めて自分の仕掛けについていたアマダイに気付く危なっかしい場面もあったが本命はポツポツと釣れた。
沖上がり時には4尾を数え、初のアマダイ船竿頭として終えることができた。

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仕掛け考察

アタリが多い理由は恐らく針ではないかと思われる。
今回、自分はダイワから販売されている今年の新商品の針をメインで使用した。
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/dmax_amadai_kp_ss/index.html(リンク先のロング 13号を使用)
どうやらこの針が抜群に効いたようで、エサを取られるのはこのアマダイロングがほとんどであった。

食いが立つ時間では他の針でも食ったが、アマダイロングのアタリ方はあまりに異常。4尾のうちの3尾はこの針で釣り上げた。

また、本日は若潮のため、潮がほとんど流れないと予想し、フロートビーズで針を浮かせ、自然に漂っているように見せる工夫を行ったのも効果があったと想像する。

後は基本に忠実に、身がきれいでプリプリなオキアミを真っすぐきれいに針に刺し、ゆっくり上下に誘いを入れた。


これから本格化するアマダイシーズン。
今度は活性が高い日に行き、初のツ抜けを目指したい。


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