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方向音痴とGoogleMAP

飲食店だったり、旅先だったり、はたまた仕事で訪れる場所だったりと、地図を頼る機会は多いだろう。特に、GoogleMAPに頼っている人も多いかもしれない。私もそうだ。

パソコンで見る時には本当に使い勝手が良く、直線距離を調べたい時や、経路を調べたい時、様々なシーンで使いやすい。だが、スマホで使う時には異なる点がある。そう、道路が何号線か分からないのだ。

晴れた日中や、市街地なら特に問題は無い。現在地も地図には出るから、太陽の位置から方角を推測して地図の見方を確認出来ることもあれば、建物の配置で地図がどの向きになっているかを知ることができる。だが、曇り空や夜、そして近くに目印も無い初めて訪れた場所ならどうだろう。おにぎり(国道を表すルーローの三角形みたいな形の標識の通称)やヘキサ(都道府県道を表す六角形の標識の通称)があっても、それはGoogleMAPには描かれておらず、地図をどうやって見るかの手助けにならない。
GoogleMAPを開き、行くべき方向が分からず、また少し進んでGoogleMAPを開く。私にはそんなことをした経験が何度もある。だからこそ、私は遠出する時には紙の地図も携行する。「ツーリングマップル」。そう、有料道路やフェリーの料金も二輪車用の情報が記載された、バイク乗り向けの地図だ。GoogleMAPを見ても分からないような時、GoogleMAPで見た場所をこの地図で探して行くべき方向を調べる。そんな補助的な使い方をしている。

情報化が高度に進み、生活はどんどん便利になっている。だが、道具の使い方が分かっていなければ宝の持ち腐れだ。私にはGoogleMAPは高度過ぎて、まだまだ活用し切れそうにない。