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【FF14】天獄編も近いので煉獄零式のやらかし4選

初零式の思い出

まもなくパッチ6.4、そして天獄編零式が来るので私の煉獄編を振り返ってみようと思います。
私は煉獄編で初めて現行零式をやりましたが、ヒイヒイ言いながら5週目でなんとかクリアできました。

初めての現行零式クリアだったのでとても嬉しかったです

クリアできた時は嬉しく、全体としてはやってみて良かったのですが、今改めて思い返してみると反省点もあります。

初めてとはいえ5週目というとやや時間がかかっているのも事実です。
時間がかかったからには、自分の技術面や攻略のやり方に問題があったはずです。
来たる天獄編で私や他の人が二の轍を踏まないよう、自分の煉獄編でのやらかしをリストアップしようというのが今回の趣旨です。

主な読者はFF14プレイヤーかもしれませんが、やったことがない人にも雰囲気がある程度わかる程度に説明を補足しながら書いていきます。

前提条件

私は普段GAIA DCでプレイしていて、メインジョブは黒魔道士です。
元々レイドは過去コンテンツや緩和後にやるくらいでしたが、転職して時間に余裕ができたので現行レイドに挑戦してみようというモチベーションで始めました。

自キャラの見た目はこんな感じです(ヒューラン)

PTの形態としては野良でやりました。
固定PTを組んでプレイする人も多いですが、レイド実績のない人間の入れる固定は“未経験歓迎の職場”みたいで怖かったので、野良の方が良いかなという考えです。
その辺りの事情はだいだい想像通りだったように思います。

攻略の状況としては以下のような感じでした。
・初週の水曜に1層クリア
・初週の木曜に2層クリア
・初週の土曜に3層クリア
・3週目に4層前半を初めて突破
・5週目の水曜に4層クリア

4層でめちゃくちゃ詰まりましたが、これは複数のやらかしの影響が合体した結果です。

やらかし① DCトラベルを使ってなかった

私は4週目の途中までDCトラベルを全く使っていませんでした。
今から思うとめちゃくちゃバカですが、そもそも人がMANA DCに移動しているという事実を知らなかったのです。

GAIAで3層あたりからPT募集が減ってきて、PTを探し始めてから実際にコンテンツに入るまでに30分以上かかることがほとんどでした。
「そこで気付けよ」って話なのですが、常識が無さ過ぎて「こんなもんなのかなー」と受け入れてしまいました。

4週目の途中(4層クリ目になった頃)からMANA DCに行くことをようやく覚えました。
GAIAでPT待ちに30分以上かかっていたのがMANAでは2~3分に短縮されました
おかげさまでクリ目になってからは割とサクサク行けました。
最初からそうしておけば……

レイドのPT募集がMANAに一極集中していることについては賛否あるかと思いますが、プレイヤー個人の行動としてはMANA DCに行かずに攻略するのは縛りプレイに近い状況になっていると思います。
天獄編でも同じ状況が続くと思います。
初日くらいはGAIA DCでやると思いますが、あとは基本的にMANA DCでやることになりそうな気がしています。

やらかし② 着替えジョブがなかった

私は黒魔道士を使っていましたが、当時GAIA DCの3層では練習・クリア目的ともに黒で入れないPT(D4が召/赤指定)が多かったです。
私は愚かにも召喚士も赤魔道士もレベルを上げていなかったため、PTに入れないのでそもそも練習できないという事態になりました。

練習PTでは蘇生のある召赤が求められがちなので……

しかも①で書いた通りDCトラベルを使っていなかったので、二重の要因で練習しづらい状況になっていました。
やらかし①と②が合体するとどれくらいヤバいかというと、零式をやっている時間より無人島開拓の時間の方が長い日もありましたね。
何のためにログインしているんだ……?

PT募集を見ながらひたすら採掘ポイントをクリックするスローライフ

特定ジョブのハブについては他にも色々ありましたし、自分のジョブがハブられる可能性は常にあります。
そういったことを踏まえると、同ロール内での着替え先のジョブがないというのは非常に危険です。
同ロールのジョブ2つは出せるようにしておく必要があると思います。

結局、私は召喚士の冒険録を買ってレベル上げすることにしました。
実際にはなぜか友人が私のぶんの冒険録を買って送ってくれたのですが、とにかく召喚士も最初から選択肢に入れていればもっと早くクリアできました。

ギフトという機能があるのをこの時はじめて知りました

ジョブのバランスについては開発の方でも対応したいようですが、それでも完璧なバランスはあり得ません。
1%でも火力に差があれば1%高い方のジョブと組みたいのは人の性だと思います。
火力が同じでも軽減などのコンテンツ相性に差があれば同じことが起きます。
4層のように火力・軽減の要求が厳しいコンテンツであればなおのことです。

やらかし③ 自分の火力が低かった

私は4層前半で火力不足の問題に直面しました
3層までは大きな苦労なくクリアできましたが、4層は全然ダメでしたね。
コンテンツ難易度は火力と軽減のキツさで決まるというのを痛感しました。

3層をクリアした時は「意外と余裕だな」なんて舐めたことを思っていました……

黒魔のスキル回しはやや特殊なのですが、1つ例を挙げてみます。
黒魔には通常回し(6ファイジャ)とトランス回し(ブリザジャ抜き4ファイジャ)があり、適切に運用すれば1:1くらいの比率になるはずですが、私は全然そうじゃなかったです。
具体的には、4層前半の時間切れを見たくらいの私はブリザガを11回打っていましたが、トランス回しを適切に入れればブリザガが6~7回くらいになります。
ブリザガ・ブリザジャが多いということは戦闘時間内に打てるファイジャの回数が減り、通しの火力をロスしていることになります。

……という具合で他にも同じような問題点が複数あり、4層前半をやりながら自分のダメな部分を少しずつ潰していました。
FF14のスキル回しはある程度"正解"があるので、そこに近づけられるかの勝負なんですよね。
当時の自分は言い訳の余地がないくらい下手でしたね。
今も“多少マシ”になったくらいかもですが……

あとは装備のマテリアの挿し方にも問題がありました。
黒魔はILが上がった後はSSDH型のサブステータスになることが多いですが、新式装備の多い攻略時期はCRTの比重が高くなるのでGCD2.30~2.34くらいに留めてCRTを盛る方が良いです。
私はもともとILが上がった後に主にプレイしていたので、後期の基準でSSを調整してしまい新式のCRTが活かせていない残念なサブステになっていました。
4層をやるのに新式装備をフル禁断しないのは罪ですが、変なマテリアの嵌め方をしていた私もほぼ同罪ですね。

黙ってEorzeanのまとめ通りに挿しておけば結果が変わっていた場面もあったかもしれません。
自分のバカさ全開で情けないやら申し訳ないやらですが、FF14において我流は劣化であるという事例でもあります。

当時のEorzeanの推奨装備。SSは脚のマテリア2つと食事で2.32に調整している形。
自分はもっと沢山SS挿していた記憶があります……

3週目で4層のHP修正が入ってようやく前半を超えられましたが、それでも1~2人死者が出ると前半を超えられないことがほとんどでした。
やはり、火力に問題があったのは事実だと思います。
後半練習PTでも前半フェーズを誰もミスしない保証はないし、「前半5滅解散」のように試行回数が限られているので、死者が出てもゴリ押しで前半抜けられるかどうかはクリアまでの効率に直結していました

途中で4層の修正が入って個人的には良かったです……(なかったら辞めていたかも)

要するにクリアできるギリギリの火力を出しているようではダメで、1~2人のリカバーができるくらいの火力を出す必要があるということを実際やって痛感しました。
特に野良はPTごとにプレイヤーも編成も変わってくるので、多少低い時にも先に進むためには自分がその分を補うしかないです。

そういう前提に立てば、スキル回しも装備も当時の自分は足りないところだらけでした。

やらかし④ 途中でモチベーションが落ちた

3週目途中でモチベーションがかなり落ちる問題もありました。
ようやく前半を超えたは良いものの、後半練習の進捗も最悪そのものでした。
一番ひどかった日は、1日6時間くらいPCの前に座って1回しか後半練習が出来ない(しかも最初の術式が越えられず解散)こともありました。
そこで、4層攻略だけの短期集中PTにも入ってみたのですが、そこでもあまり進まなかったので余計にモチベーションが落ちました。

結局のところ、
・自分の火力不足=前半突破率の低さ
・DCトラベルしていない問題=PTが立つまでの時間が長い
・進捗がない状態が続くと精神的に凹む
といった複数の問題が複合しており、そう簡単に解決できるものではありませんでした。

モチベーションの維持って難しいですよね。
一番カンタンな解決方法は短い期間でクリアすることですが、そのためにはある程度のプレイスキルがないと話にならないわけで……

吉田Pは「ゆっくりやれば良いじゃん」というスタンスでよく話しますが、野良PTでやる限りはゆっくり遊ぶのは厳しいのが現実だと思います。
上手いプレイヤーほど先にクリアフラグがついてしまうので、時間が経つとPT内のプレイヤーのスキル面でも厳しくなってきます。
ゆっくりやるなら、ゆっくりやりたい人たちで固定PTを組むのが良いんでしょうか。

良かったこと① 他のプレイヤーとの出会い

良かったことも書いておきます。

一番良かったのは、4層時間切れになった時に「このあともう一回行けませんか?」と言ってくれる人に出会えたことです。
時間が遅かったので翌日また行くことにし、それでクリアできて消化もその人と8週やりました。

他にも、4層前半で時間切れを見た時に一緒にPTにいた人に声をかけてもらって何回か一緒に練習したりもしました。
たまたま出会った人と意気投合するのはとても楽しいです。
しかも、ゲームを通じてそれができたのは嬉しかったですね。

良かったこと② 上達と達成感

もともと「一回くらいやってみよう」で始めた零式でしたが、実際やってみて自分の上達の実感があり、やって良かったと思えるポイントです。

例えばスキル回し一つとっても、過去コンテンツや緩和後だったら通常回しとトランス回しが1:1である必要はそんなにないですし、そういう状況の中では一定のレベル以上の技術を身に着けるのは難しいです。
やはり、上達するためには相応に難しいコンテンツをやるのが一番早いです。
難しいコンテンツをやって自分の足りていない部分を自覚し、それを克服するために知識をつけたり練習したりして、クリアという形で成果が見える、そういうプロセスを楽しめるのが高難易度コンテンツの良さだと思います。

クリア画面を初めて見た時は深夜でしたが、めちゃくちゃ興奮して暫く寝られませんでした

ただし、自分のレベルにあった挑戦をするべきだとも思います。
自分の「一歩上」の挑戦はレベルアップに良いですが、キャパシティを大幅に超えてしまうと辛いだけの時間を味わうことにもなりかねません。
何の下地もない人がいきなり「2週以内クリアしたい」といった無謀な目標を立てて、それで楽しい思い出が出来る確率は0に近いでしょう(たまに見ますね……)。

「ハイキュー!!」という漫画の中に、「勝負事で本当に楽しむためには強さがいる」というセリフがあります。
零式はPvEですが、同じように当てはまる言葉だと思います。
強くならねば……

おわりに

私はFF16を発売日からプレイしたいので、天獄編を4週目の水曜までに終わらせるか、出来なければ最悪そこで攻略をやめるべきかもしれないと思っています。
そのためには前回よりも一週間早くクリアする必要があるので、過去のしくじりを踏まえて上手く攻略を進めたいですね。

蒼天編がメチャクチャ好きなので、空気感の似ている16にもかなり期待しています
(主要スタッフも共通しているっぽいし……)

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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