目力先輩と私
絶アレキ攻略した時の思い出。
思えばこの絶パーティが面白かったからこそ絶によく行くようになったのかもしれません。
まだ学生でクッソ暇だったというのもありますが。
漆黒のナギ節のタイミング、暇を持て余していた私はある武器が気になり始めていました。
それが絶アレキ武器でした。
見てくださいよこの歯車のエフェクト!
カッコ良すぎますよ!
とにかく欲しくなったので私は固定に応募、そこで出会ったのが目力先輩でした。
目力先輩は普段はちょっと声がでかいな程度なのですが、ギミック中やバースト中にとんでもない爆音で叫び出す癖がありました。
うわーとかやばい!とかでなく
「ふんっ!うあああああ!!!!」
という結構長めの絶叫のため、ディスコードの音声はほぼ音割れしていました。
あまりにうるさいので音量を20に絞っても音割れの不愉快な音は入ってしまいますしミュートにしようと思っても通常時は普通にコールしたり失敗原因についての調査を積極的にしてくれるのでそれもできず、なかなか悩ましい人でした。
「耳壊れる耳壊れる!」
とよくみんなで叫んでいたのを思い出します。
ディスコードのノイズキャンセラー、本当にありがたかったです。
目力先輩はかなり腕が良かったのですが他にもアル中気味という悪癖がありました。
ただ、アルコール飲んでる時の方が指や腕の震えがなくなるのか動きもミスもなくなるため誰も文句を言いませんでした。
今考えたら手が震えるレベルは止めるべきでした。
そしてとうとう時が訪れます。
目力先輩の声に力がありません。
「き、気持ち悪い…なんかお腹痛い…」
明らかにやばかったので固定全員で病院を提案。
めちゃくちゃ抵抗していましたがどうにか説得して病院に行ってもらいました。
そしてディスコードに書かれた一言。
「医者に膵炎言われました。ちょっと重症かもしれません」
だろうね。
結局目力先輩は入院しましたが先輩の推薦でリューサンが加入しました。
彼は確かに先輩と同じく強い男でしたが重度の淫夢厨だったため、会話の9割が語録というなかなかアクの強い男でした。
そんなリューサンを迎え撃つべく私も封印していたケツピン語録を解放、固定はあっという間にLGBTを超えてGGGGに塗り替えられました。
クリアしたのは一ヶ月半後くらいのことでした。
多分ギミックミスより笑ってしまってミスった回数の方が多い気がします。
それはそれでどうなんだよって話ですが勝てばよかろうなのです。
絶望的に臭い固定でした。
周回も終わった頃に私はある提案をしました。
「そろそろ目力先輩も元気になったでしょ。復帰してたらクリア手伝ってあげようよ。仲間だし」
ディスコードで連絡したところ目力先輩はどうにか退院したようで早速リューサンはコーラー役として9人攻略PTを再開しました。
だって悔しいじゃないですか、断絶終わって後もうちょいだったのに入院で断念なんて。
目力先輩の絶叫癖は断酒後も変わらなかったですがわずか1週間後クリア。
Lハウスの人の家に行ってみんなでアレキ装備抱えて記念写真撮ったりすごく楽しかったです。
絶アレキの話全くしてないですがギミックは楽しいし今は立て直しも割と簡単になったからみんなやろうよ絶アレキ。