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アラビカム(+グラキリス)実生チャンレンジ(3)

■2024年7月8日


腰水を止める。
2ヶ月間の予定だった腰水だが、あることがきっかけで止めることに。

それはアラビカムの幼苗のひとつの葉っぱが枯れてきたのである。最初はうっすらと透き通るように茶色になって、あれ?と気づいたのだが、それが広がって2枚の葉っぱが枯れてきてしまった。

うーん。もう1本にももしかしたらという兆候が現れ、11本のうち8本は元気なのだが、今のうちに原因を突き止めなくてはならない。

通な人にアドバイスを求めたところ、腰水のままベランダに出したことが原因では?と。
ここんところの真夏のような猛暑に、ベランダの日影に出していた幼苗たち。日影とはいえ、腰水のまま高温の場所に出すと水が煮えてしまって根がダメになってしまうというのである。
え?そんなに?煮える!?

ところどころに枯れてきた部分が!

しかし夏の注意事項には水やりは朝やってはいけないとある。昼間に鉢の中で蒸れてしまうから、というのを思い出した。
そうだ、腰水もおんなじことだって何故気づかなかったんだろう?頭の回転が鈍ってるのは暑さのせいで自分の脳が煮えたか、、というよりそれはきっと歳のせい。

そんなわけで、腰水は止めることにした。播種から1ヶ月過ぎた頃からは、腰水というより足水くらいに水位は低くしてはいたんだが。

なるべく早く大きく、丈夫な株に成長させるには、長い期間腰水をして成長をブーストさせた方が良いと何かで読んだ気がするが、土に藻がすごく繁殖することもあってここら辺で止めて、水やりを毎日して徐々に減らしていく方法にしようと思う。

腰水は終了しても一気に土を乾かすことにはせず、徐々に水を減らしていく方向へチェンジするのがいいらしい。まずは下に水が漏れてもいいように容器の上に置き水やりすると、乾燥するまでの期間が長くなる。毎日たっぷりと日差しを浴びさせて、土の表面が乾いてきたら、またたっぷり水やりで、1年くらいは水多めの管理を続けるというのがセオリーみたいだ。

大切な3原則、水と光と風。
今は、ベランダに出していても風はあっても日光量が少なく、夜は家の中に取り込んで補光のためにLEDライトを照らし、明け方トイレに起きた時にライトを止めるって感じなのだが、寝る前に少しお水をあげておこう。
もう少しの間、毎日あげて、だんだん乾いたらやる、という風に間隔を開けていくんだけど、その間隔がいまいちよくわかんない。

幼苗の間はまだ水を欲しているので、腰水を止めると、ホント水やりに注意しなくちゃいけない。

■2024年7月13日(アラビカム播種後2ヶ月)


アラビカムの播種からちょうど2ヶ月である。(グラキリスは-6日)
同じ条件で育てているのに11本の葉の大きさがそれぞれでこんなに違う。

葉の大きさが各々で違う
手前の3つはグラキリス

アラビカムで、芽が出た時になかなか殻が取れなくて、思わず手で外したのが早すぎた1つは他に比べてすごく小さくて葉っぱも小さい。(下の段の写真の左上)

パキポディウム・グラキリスは細くて小さいながらもなんとか体裁を保ってるように見える。初めてだからわかんないけど、こんなに弱々しいもの??

気候は梅雨。日光は少なくとにかく蒸し暑くて、水分が必要な幼苗だからジメジメもいいのかなと思ったりもするが、どうなんだろう?
他の塊根や多肉の水やりタイミングにも悩むことが多い。

あと少しで梅雨が明けるので、そうしたら今度は真夏の直射日光に気をつけなくちゃいけない。ベランダの明るい日陰が特等席だと思うのだけど、夜はLED補光を続けたほうがいいのだろうか?休む夜の時間も必要なので、日照時間12〜14時間の確保はいずれにしても難しいんだが。

【日光が少ない時の今までのルーティン】
朝からベランダの日陰⇒夜は水やり&室内でLED補光明け方まで⇒LED止めるそのまま室内で朝まで

【夏からのルーティン】
朝からベランダの日陰⇒夜は水やり&室内でLED補光⇒夜中にベランダに出して朝まで

大人の株たちと同様にお休みのために夜またベランダに出しておいて、朝からはベランダの日陰で自然の風にあたる、というルーティンにするのは早すぎないかなあ?(日光が足りないという意味で)LED補光時間が短くなるのが気になる。
それに、根がしっかりするのに3ヶ月はかかるんじゃなかったっけ?

いいのかなあ、悩むなあ。。

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