プロ野球ドラフト会議2023 採点ランキング

先日行われたプロ野球ドラフト会議2023の指名結果を見て自分なりに各球団の採点をし、ランキングを付けさせて頂きました。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです🙏

※このランキングは「どれだけ前評判が高い選手を獲得できたか」ではなく、「どれだけその球団の補強ポイントを補えたか」で考えております。

※育成ドラフトや今後の補強などのことは一切考えてなく、支配下ドラフトのみを見ての評価です。

採点方法

・各球団70点からスタート

〜加点〜
・1位選手が補強ポイントに合っている[+8点]
  合っていなくても[+5点]
・2位以下の選手が補強ポイントに合っている[各+5点]
・補強しなくてもいいポイントの選手[各+1~3点]
(合っていない具合により1~3点の中から決定)

〜減点〜
・補強が必要な所を指名できていない[各-5点]
・補強してもいい所を指名できていない
[各-1~3点]
(補強してもいい具合によって1~3点から決定)

※指名人数が多い方が点数が高くなるような採点方法ですが、自分なりに調整したつもりです。ご了承ください。

以下ランキング―――――――――――――――

12位 中日ドラゴンズ 77点

度会の抽選を外したが、2回目入札で先発に草加勝。2位で成績の悪い二遊間を補強する津田啓史を獲得。不足してる左腕に福田幸之介と中継ぎに土生翔太を補強できた。
しかし、1年目から先発出来そうな投手が草加のみ。ファーストの強打者と岡林より年下の外野手を補強出来なかった。内野手と中継ぎの指名が多い気がした。

《ポイント内訳》
1位 草加勝 [+8点]
2位 津田啓史 [+5点]
3位 辻本倫太郎 [+3点] (津田と合わせて8点)
4位 福田幸之介 [+5点]
5位 土生翔太 [+5点]
6位 加藤竜馬 [+1点] (土生と合わせて6点)

先発投手 [-5点]
先発投手[-5点]
ファースト野手 [-5点]
高校生外野手 [-5点]                  計77点

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同率9位 東北楽天ゴールデンイーグルス 83点

抽選を2度外したが補強ポイントの先発左腕に古謝樹を指名。さらに坂井陽翔や松田啄磨で投手陣の人数を増やし、センターに中島大輔。内野に青野拓海を指名できた。
しかし、リーグ最下位の防御率の投手陣を補強するには即戦力の先発投手が補強したかった。
また支配下捕手の人数も少なかったり、左投手や松井が抜けるリリーフ陣の補強も必要だった。

《ポイント内訳》
1位 古謝樹 [+8点]
2位 坂井陽翔 [+5点]
3位 日當直喜 [+2点]
4位 ワォーターズ 璃海 ジュミル [+2点]
5位 松田啄磨 [+5点]
6位 中島大輔 [+5点]
7位 大内誠弥 [+1点] (坂井・日當と合わせて8点)
8位 青野拓海 [+5点]

即戦力投手 [-5点]
左投手 [-5点]
抑え [-5点]
捕手 [-5点]                      計83点

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同率9位 読売ジャイアンツ 83点

抽選の末、好投手西舘勇陽を獲得。その後も森田駿哉・又木鉄平と投手陣を補強しようとする意図がしっかり見えたドラフトでした。
しかし、リーグ最下位の投手陣を補強するにはもう1人ぐらい指名しても良かったと思った。また支配下捕手も5名と補強が必要だと思った。昨年上位で補強した外野手を指名したのは驚いた。

《ポイント内訳》
1位 西舘勇陽 [+8点]
2位 森田駿哉 [+5点]
3位 佐々木俊輔 [+2点]
4位 泉口友汰 [+3点]
5位 又木鉄平 [+5点]

大学生・社会人投手 [-5点]
捕手 [-5点]                            計83点

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同率9位 千葉ロッテマリーンズ 83点

抽選を全て外してしまったが、打撃陣の強化が期待できる上田希由翔を指名できたので良かった。また、防御率リーグ最下位の中継ぎ投手陣を大谷輝龍で補強したり、木村優人の若い投手、成績・人数ともに寂しい捕手に寺地隆成を指名したなど補強ポイントをしっかり指名できた。
しかし、左投手も大学生・高校生共に補強した方がいいと思った。中継ぎ陣の補強ももう少しした方が良かった。

《ポイント内訳》
1位 上田希由翔 [+8点]
2位 大谷輝龍 [+5点]
3位 木村優人 [+5点]
4位 早坂響 [+3点] (木村と合わせて8点)
5位 寺地隆成 [+5点]

左投手 [-5点]
左の若手 [-3点]
中継ぎ投手 [-5点]                 計83点

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8位 北海道日本ハムファイターズ 86点

2度抽選を外したが、補強ポイントの即戦力左投手の細野晴希を指名できて良かった。その後も捕手の即戦力で進藤勇也、外野手の補強になる宮崎一樹・星野ひのでを指名したのは良かった。
しかし投手が1人のみ。中継ぎの強化と左投手の補強が必要だったのでは無いかと思った。

《ポイント内訳》
1位 細野晴希 [+8点]
2位 進藤勇也 [+5点]
3位 宮崎一樹 [+5点]
4位 明瀬諒介 [+3点]
5位 星野ひので [+5点]

中継ぎ投手[-5点]
左投手[-5点]                       計86点

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7位 阪神タイガース 87点

既に強力な投手陣に下村海翔を補強。また、人数が少ない中継ぎ投手陣に椎葉剛・津田淳哉を補強して良かった。高校生内野手の山田脩也の指名も良かった。
しかし、ファーストの強打者と高校生投手を指名しても良かった。複数の高校生内野手や強力な投手陣をさらに補強するのは驚いた。

《ポイント内訳》
1位 下村海翔 [+5点]
2位 椎葉剛 [+5点]
3位 山田脩也 [+5点]
4位 百崎蒼生 [+2点] (山田と合わせて7点)
5位 石黒佑弥 [+2点]
6位 津田淳哉 [+5点]

ファースト野手 [-5点]
高校生投手 [-2点]                      計87点

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6位 東京ヤクルトスワローズ 88点

武内の抽選を外したが、その後西舘昂汰・松本健吾・石原勇輝と課題の投手陣をしっかり補強できた。また人数が少なかった捕手に鈴木叶、本職はショートだが外野もできる伊藤琉偉の指名も良かった。
しかし、防御率リーグ最下位の投手陣を補強するにはもう1人指名してもいいと思った。また若い外野手もいないので、高校生外野手を指名したかった。

《ポイント内訳》
1位 西舘昂汰 [+8点]
2位 松本健吾 [+5点]
3位 石原勇輝 [+5点]
4位 鈴木叶 [+5点]
5位 伊藤琉偉 [+5点]

投手 [-5点]
高校生外野手 [-5点]                  計88点

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5位 広島東洋カープ 91点

抽選の末、常廣羽也斗を獲得。その後も防御率リーグ5位の先発投手陣の補強のため高太一・滝田一希・赤塚健利を指名できた。高校生ファーストの仲田侑仁を指名したのも良かった。
しかし高校生投手も指名したかった。若いセンターも補強して良かった。

《ポイント内訳》
1位 常廣羽也斗 [+8点]
2位 高太一 [+5点]
3位 滝田一希 [+5点]
4位 仲田侑仁 [+5点]
5位 赤塚健利 [+5点]

高校生投手 [-5点]
若いセンター [-2点]                 計91点

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4位 オリックス・バファローズ 92点

単独で横山聖哉を1位指名。その後も河内康介・東松快征の高校生投手を指名しながら、山本・山崎で空く可能性のある穴を高島泰都・古田島成龍で補強したのは素晴らしかった。人数が少ない捕手も堀柊那で補強して素晴らしかった。
しかし左の中継ぎが少なすぎる。複数補強が必要だった。社会人投手3人も指名したのは驚いた。

《ポイント内訳》
1位 横山聖哉 [+5点]
2位 河内康介 [+5点]
3位 東松快征 [+5点]
4位 堀柊那 [+5点]
5位 高島泰都 [+5点]
6位 古田島成龍 [+5点]
7位権田琉成 [+2点] (高島・古田島と合わせて12点)

左の中継ぎ×2 [-10点]                 計92点

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3位 横浜DeNAベイスターズ 94点

若手が少なかった外野に度会隆輝を指名し、人数が少なかった右の先発に松本凌人・石田裕太郎を指名。今永が抜ける左投手に武田陸玖。外野手だがサードもできる井上絢登を指名するなど、補強ポイントをしっかり埋めていった印象。
左の中継ぎを補強する選手、若いファーストを指名しても良かった。

《ポイント内訳》
1位 度会隆輝 [+8点]
2位 松本凌人 [+5点]
3位 武田陸玖 [+5点]
4位 石上泰輝 [+2点]
5位 石田裕太郎 [+5点]
6位 井上絢登 [+5点]

左の中継ぎ [-3点]
若いファースト [-3点]                 計94点

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２位 埼玉西武ライオンズ 95点

抽選の末、武内夏暉を獲得し左の即戦力投手の補強に成功。その後も高橋で空く可能性のある穴と抑え候補に上田大河・宮澤太成を、左投手の補強に杉山遙希の指名も良かった。課題である打撃陣に村田怜音を指名したのも良かった。
しかし、捕手の補強も必要だったと思う。また人数や若手はいるが、成績の良くない外野手の補強もして良かった。ここまで投手に寄ったドラフトをしたのは驚いた。

《ポイント内訳》
1位 武内夏暉 [+8点]
2位 上田大河 [+5点]
3位 杉山遙希 [+5点]
4位 成田晴風 [+3点]
5位 宮澤太成 [+5点]
6位 村田怜音 [+5点]
7位 糸川亮太 [+2点]

捕手 [-5点]
外野手 [-3点]                         計95点

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1位 福岡ソフトバンクホークス 96点

武内の抽選を外したが、前田悠伍の獲得に成功し補強ポイントの左腕を埋めれた。その後も課題の投手陣補強に岩井俊介・村田賢一・大山凌を指名し、捕手も藤田悠太郎で補強できた。
しかし左投手をもう1人指名したかった。若い二遊間も補強しても良かった。

《ポイント内訳》
1位 前田悠伍 [+8点]
2位 岩井俊介 [+5点]
3位 廣瀬隆太 [+3点]
4位 村田賢一 [+5点]
5位 澤柳亮太郎 [+3位]
6位 大山凌 [+5点]
7位 藤田悠太郎 [+5点]

左投手 [+5点]
若い二遊間 [-3点]                   計96点

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以上が僕が付けたドラフトランキングでした！！
今回は「補強ポイントを埋めれたか」を評価基準にしましたが、ドラフトは弱い所を補うだけではなく強い所をさらに強化する意図もあると思います！
数年後、各球団のドラフトがどのように評価されるか楽しみです！
2023年のドラフトもありがとうございました！