八王子プリマプロジェクト引き渡しStory
八王子プリマプロジェクト引き渡しStory
こんにちは、8月5日より八王子市の市民になりました石川龍明です。
八王子に移住し
ウィークデーは賃貸経営に特化した雑文家
ウィークエンドは600坪の畑を相手に農業を営んでいます。
長ネギ
黒枝豆
サツマイモ
よもぎ
空芯菜
きゅうり
と順調に育っていますが、たった一つ
僕が一番大切にしているパクチーが夏の暑さにやられて
育たなくなりました。
秋にパクチーは再度リベンジです。
いくつになってもすべてが勉強ですね。
2年かけて日本一美味しい八王子ブランドのパクチーを作ります。
そんな農業に携わるきっかけをいただいた
今回の八王子プリマプロジェクトのSオーナーからご相談を頂いたのが2年半前でした。
その企画した作品が工事も完成し入居募集の時期を迎える時となりました。
プリマヴィータ
プリマルーチェ八王子
が2024年6月に完成しリーシングの開始です。
そんなプリマ八王子プロジェクト引き渡しStoryを何回かに分けて書いていきます。
賃貸業界に携わって36年
450棟以上のアパートメントのお手伝いをし
お引き渡しをしてきました。
そして、手がけた一つ一つの案件には
土地
建物
オーナー
入居者
そして僕達のそれぞれの物語があります。
特にプリマには
他の物件より数多くの素敵な物語に溢れています。
まくら(前置き)はこの辺にして
プリマ八王子プロジェクトの本題の話をしましょう。
僕の友達から、知人が八王子にある土地の有効活用を考えていると連絡をいただいたのがこのStoryの始まりでした。
八王子駅からバスで11分、そこから徒歩8分というところにその立地はありました。
普通考えると、少し難しい場所かなと思ってしまうのですが、いつものように市場環境リサーチをしてみると、なんとお宝物件を感じさせる立地でした。
大学が2校(創価大学・工学院大学)
総合病院が数ヶ所
そして2025年に関東で一番大きなショッピングモールが完成する
というニュースが飛び込んできました。
そのショッピングモールに向けて大きな配送センターが完成します。
通常であれば、単身のアパートメントを建てるのが
王道のような気がしますが、周りの建物を見るとかなり苦戦していて
学生専用のアパートなどは新築時から苦しんでるような状況でした。
この立地の次の一手を考えると
単身ではなく、40㎡くらいの
・シングルリッチ
・カップル
等が住みたくなるような間取りが良いのかと
何となくイメージできました。
土地の話に戻るのですが
Sオーナーは先代からの農地約500㎡を相続し所有していました。
選択肢としては
・売却をする
・建物を建てる(アパートメント)
・自宅として自分たちが住む
そんなことが考えられます。
そして所有した土地では農業はもうしないので
5年間に分けて段階的に宅地並み課税がかかってくる状況でした。
この3つの選択肢から
当初は農地なので建物の解体がなく
エリアもこれから良くなっていくので売却を
Sオーナーは考えていました。
次回につづく
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