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幕末

ここ数カ月、ひたすら幕末と向き合った。自分の中では、描くことは無いと思っていた時代なので、あまりにも知識不足だったからだ。京都、日野と
取材に行ける所には行った。文献をあさり、映像を見た。
無知は怖い…
この幕末全てが、世界大戦へと繋がっていた。
幕末の戦の意味は違っていた。どの志士も、自分の思う祖国日本のために
戦っていた。近代日本の礎になった時代。

私の中で、新選組と、特攻隊は描かないと思っていた。
誰もが描き、悲劇の部分だけ強調される。作家としては
やや反則を感じるのだ。{病気関係も}

私は悲劇ではないドラマを作りたい。
時代に生きた、人間の本質を描きたい。
これは、仕事としての執筆だが、
自分への挑戦でもある。本質をとらえることは出来るか?
時間のある限り、調べ、現場を歩き、感じる。

吉田松陰、井伊直弼、高杉晋作、水戸天狗党
松平容保、芹沢鴨、近藤勇、斎藤一、永倉新八、沖田総司
平山五郎、輪違屋、お梅、佐藤彦五郎 そして  土方歳三

私に、あなた方の生き様は強烈すぎます。
でも、私の筆は必ず、あなた方をとらえます。

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